豚汁 ≠ 啄木 ― 2017年03月24日 15:23
今日は風が強く、体感温度も低い感じなので、あったかくて具だくさんの豚汁をご用意しました(●^o^●)
具だくさん豚汁 小200円
中250円
定食のスープをこの豚汁に変更したい方は、50円引きの値段で変更できますよ(^o^)
豚汁かぁ・・・と思ってその2文字を眺めていると、
浮かんできたのは啄木。そう歌人の石川啄木です。
石川啄木と言えば、26歳という若さで散った教科書にも載るほどの有名な歌人で、
代表作には、
たはむれに母を背負ひて
そのあまり軽きに泣きて
三歩あゆまず
はたらけどはたらけど
猶(なほ)わが生活(くらし)楽にならざり
ぢっと手を見る
ふるさとの訛なつかし
停車場のひとごみの中に
そを聴きにゆく
などの、清貧で文学的で孝行者のイメージがありますよね。
きっちりと分けた髪からも、真面目そうな印象です。
ですが、
実際の啄木はというと・・・
学校は中退、仕事はすぐ辞める、妻がいながら女遊びが激しく、嫁姑の諍い(いさかい)も我関せずで、
高校を中退した理由は、カンニングによる退学処分で、しかもカンニングは2回しています(+д+)
とっておきに恥ずかしいのは、
自らの女性遍歴と性体験を赤裸々に書いた日記を、妻にバレないようにとローマ字で書き記していたことです(#´Д`#)
啄木本人は、ローマ字で書いているから妻や他人には読まれないだろうと高をくくっていたようで、
「自分が死んだら燃やしてくれ」
と妻に頼んでいたそうなのですが、
啄木の死後も妻はそれを大事に保管しており、後にその日記が世間に公表されてしまうのです(lll ̄□ ̄)
こんなふうに、ちょっと滅茶苦茶な啄木ですが、
意外に啄木は皆に愛され、そして素行は悪くても、珠玉の短歌をいくつも残したのですから、
人間の魅力って、簡単には言い表せませんね(*´ω`*)