『奇跡のシンフォニー』 ― 2017年06月28日 12:35
本日の日替わり料理を、3品ほどご紹介します。
冷製ラタトゥイユ 250円
なすピーマン焼き 230円
コーンとパセリの
ハニーマスタードサラダ 200円
さ、ここからは雑談です。
いつもながら、長めの雑談です(笑)
昨日、ネットの動画配信で、なかなかステキな映画を観ました。
その映画は・・・
『奇跡のシンフォニー』です。
この写真の少年(役名:エヴァン)は、孤児院で暮しています。
いつか両親が迎えに来ると信じていましたが、11歳になったいまも両親は迎えに来ません。
それには理由があります。
母親は新進チェリストのライラ、父親はロック・ミュージシャンのルイスなのですが、
このふたりは運命的な出会いで恋に落ち、そしてライラは妊娠します。
ですが、ふたりは娘のチェリストとしての将来を案じた父親によって引き離されたうえに、
ライラが体調を崩して意識を失ったときに、じつはそのときに子供をお腹から取り出していたのですが、父親は死産したと嘘を告げ、こっそりとその赤ん坊を孤児院に預けてしまうのです。
だから、エヴァンの両親は自分たちの子供がいまも生きていることも知らなければ、そもそもこのふたりも離れ離れで、おたがいにいまは居場所もわからない状態なのでした。
説明が長くなるのではしょりますが、
両親が音楽家だからなのか、エヴァンくんは天才的な音楽の才能を持っていました。
耳に入ってくるすべての音という音が、まるでメロディのように聞こえ、それを頭の中で素晴らしい音楽に構築することができるうえに、練習もしていないのに、ギターやオルガンを、信じられないほど感動的に演奏することができるのです。
両親に再会するためには、自分が音楽家として有名になるしかない・・・
そう信じ、音楽をつづけるエヴァンくん。
父親から事の真相を告げられ、必死になって息子を探す母親のライラ。
ライラのことが忘れられず、ライラを追って奔走するルイス。
果たしてこの3人の運命の道が、一箇所で交差するときが来るのかどうか・・・。
鳥肌ものなのは、エヴァンくんがギターやオルガンに出会い、それを
天才的に奏でるシーンです。
そんなことありえないわぁ・・・とか思わずに観ることが大前提なのですが、
ぼくは鳥肌が立ちました。
路上でギターを弾いていたエヴァンくんと、その少年が自分の息子だとは知らずに遭遇したルイスが、
即興でセッションして
心を通わせるところも、鳥肌が立ちました。
そして、
ライラ役のケリー・ラッセルの、
美しさにも鳥肌が(*´ω`*)
この3人の運命にかけて言うのは多少強引なのですが、
最近ぼくは《運命》というものについて思うことがよくあります。
自身の境遇や、人との出会いと別れ、そのすべてに偶然はなく、そこには必然的な運命が介在していると、事あるごとに感じるのです。
昨日の定休日に、ぼくは最近知り合ったお客さん(Yさん)が働くヘアカラーのお店で髪を染め、そしてもう10数年のお付き合いをしているお客さん(Aさん)と、ふたりでお酒を飲みました。
飲んだお店では、最近仲良くしてもらっているお客さん(Sくん)がバイトをしています。
Aさんは当店の近所にアパートを借りて暮していますが、結婚をし、来月には越してしまいます。
二度と会えないわけではありませんが、いままでのように頻繁には顔を見れなくなります。
とてつもなくさびしいですが、これも運命なのだろうと思います。
運命というものは、導かれるものなのか、切りひらくものなのか・・・
ぼくはその両方だと思います。
切りひらこうとすることで導かれるのが、自身の《運命》なのだと思います。
だから、
切りひらこうとして行動した結果という《運命》は、納得がいかなくても受け入れなくてはならないのだと、
ぼくは自身に言い聞かせるのですが、
未熟者のぼくには、それがなかなか難しくて、
ときには嬉しく、
ときには悲しく、
ときには切なく、
ときには・・・
なんて、
いろいろ思うことが多い最近なのです(*´ー`)
アナタがこのHP&ブログを覗いたのも、そして咲々餃子にご来店したのも、
もしかしたら、
ちょっとした《運命》の一端なのかもしれないし、
ぼくもそれを肝に銘じて、調理&接客に励みたいと思いますので、
今後とも咲々餃子をよろしくお願いしますm(_ _)m