うすあげの玉子きんちゃく ― 2017年10月04日 12:39
今日は中秋の名月の十五夜ですので、玉子をお月様に見立てた・・・
うすあげの玉子きんちゃく 200円
きんちゃくの断面
うすあげがおつゆをたっぷり吸ってくれてるから、おいしい~です(^-^)
あとは、最近のぼくの一押しの・・・
オクラのベーコン巻き(2本) 200円
他にも、いろいろ用意して中秋の名月の今宵も、皆様のご来店をお待ちしております(^_-)-☆
ここからは他愛もない雑談なのですが、
当店の入り口の右脇に、サクサクママが手入れしている小さな花壇があります。
これです。サクサクガーデン♪
ここには1匹のカマキリが住んでいて、ずっとここに居座り、この小さな世界から出て行こうとしません。
夜に激写! お客さんのTさんが『カマ子』と命名。
調べてみると、カマキリが飛ぶことはまれで、移動は地面を歩いてするため、行動範囲はとても狭いとのこと。
だからなのかどうかはわかりませんが、カマ子はいつまでたってもこのサクサクガーデンから出て行こうとせず、まるでこの島の主のように堂々と君臨しています。
カマキリというと、交尾の際にメスがオスを食べてしまう、という話が有名ですが、
ぼくはそれを聞いたとき、オスは自分の身を捧げてまでも次の命のために尽くすのか・・・と、うっすらと感動したものです。
ですが、きちんと調べてみると、ちょっと話が違っていました。
産卵期のメスは猛烈な食欲を欲し、近づくものを片っ端から食べてしまうそうで、
しかもカマキリはあんなに大きい目をしているにも関わらず、思いのほか目が悪く、そのため【動いているもの=虫】と思っており、動くものは何でも食べてしまうようなのです。
オスは交尾はしたいけど、メスに食べられたくはないので、長い時間を(ときには何時間ほども)かけて、慎重に背後からじわじわとメスに近づき、
いまだ!
と思ったら、一気にメスの背に飛び乗り(カマキリはオスよりメスの方が大きいですからね)、前脚のカマでメスを羽交い絞めにして交尾し、それが終わるとさっさと別のメスを探しに行くそうです(^^;)
しかし、
交尾の最中に体勢が崩れたりすると、メスが背後を振り返り、オスを頭から食べてしまうのですが、オスは頭を食べられても腹だけは動かしつづけ、交尾はきちんとすますというから、虫の本能というものは驚きです\(◎o◎)/
ちなみに、交尾の際にオスがメスに食べられる確率は10%~25%ぐらいだといいます。
そして、またちなみに、背後からメスに近づいているときに、メスに見つかってしまったオスはどうするかというと、
《だるまさんがころんだ》のように
ピタッと静止します。すると、メスはオスが動いていないので、
〈あれ? 何かいたように思ったけど、草だったかしら?〉
とか思って、また頭を元戻すと、オスはほっと胸をなでおろし、またじわじわと牛歩作戦でメスに近づくのです。
命がけの《だるまさんがころんだ》をしているカマキリ・・・。
あんなに大きな羽があるのに、移動は徒歩なカマキリ・・・。
成虫になると、冬は越せずに死んでしまうカマキリ・・・。
人もいろいろいろ大変だけど、
カマキリもたいへんだってことが、調べてみたらわかったサクサクマスターでした(*´ー`)
カマ子も今宵はお月見するのかな・・・(*´ー`)