ししとう串2017年10月18日 13:14

今日の日替わり料理は・・・


     ししとう串焼き 100円


シンプルでおいしいです(^-^)


昨日は定休日だったので、小雨ちらつく中、ここに出かけてきました。


        猿田彦大神


場所は巣鴨で、最寄り駅は都電荒川線の『庚申塚駅』です。

ここは狛犬ではなく・・・


       お猿さんが!


         本殿


ここには《みちひらき》の神がいて、自分が進むべき道をひらいてくれるといいます。

なので、道祖神として旅人が崇めていたそうです。

庚申とは十干十二支でいうことの《かのえさる》のことで申(さる)だから猿なのですが、

室町時代に中国から伝わってきた庚申信仰というのがあり、それは、

人の体内には三尸(さんし)という虫がおり、60日の周期で訪れる庚申の日の夜になると、宿主が寝ているすきにその虫が天に昇り、天帝にその人の日ごろの罪を報告するというもので、

罪の大きな人は300日、罪が小さな人は3日、寿命が縮められてしまうと言われていたそうです(・o・)

この庚申信仰は江戸時代頃になるとすっかり庶民まで浸透し、庚申の夜には虫が体内から出て行かないように、みんなで酒盛りして朝まで寝ずにいるというのがポピュラーになっていたらしいです。

この話は池波正太郎さんの『鬼平犯科帳』を読んで知っていたので、今回その猿田彦大神を参りに行ってみたのです。

でも、

江戸時代の人々は、どんだけ悪さをしていたんですかね、その日は寝ないなんて(笑)

「お前さんなんか悪さばかりしてるから、寝たらきっちり300日寿命を縮められちまうに決まってるからな」

「てめえだって、俺ほどじゃないにしても、150日は縮められるぜ。だから、今宵は寝ないで飲み明かそうじゃないか!」

なんて感じだったんですかね(*´ω`*)

実際は一晩中飲むための口実であって、どれだけその庚申信仰を信奉していたかはわかりませんけどね(*´∀`*)

巣鴨まで来たら、ついでに、《とげぬき地蔵》で有名な、


      高岩寺にも寄ってみました。


とげぬき地蔵の由来は、江戸時代に毛利家の女中が誤って針を飲み込んでしまったので、この地蔵尊の御影のお札を飲んで吐き出したところ、そのお札の地蔵様に針が刺さって出て来た・・・というところから《とげぬき地蔵》となり、いまは、

境内の《洗い観音》の自身が治したい箇所に水をかけてこすると治癒すると言われ、連日《洗い観音》をこすり待ちのご年配の方々の行列ができています。

この日は雨だったので、行列は少なめでしたが、何人かが並んでおりました(ぼくは並びませんでした)。

巣鴨は《お年寄りの原宿》などと呼ばれ、この《とげぬき地蔵》はその中心的なランドマークです。だからなんでしょうけど、


境内にはAEDがあることが明示されていました(^^;)


痛みを消し去ってくれる観音様が見上げる先にAED・・・。

このAEDを使う機会ができるだけ少ないこと=巣鴨の平和、なんだなと思いつつ巣鴨を後にした、サクサクマスタ-の休日でした(*´ー`)

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