特製マカロニサラダ2019年10月03日 12:31

本日の日替わり料理は・・・


   特製マカロニサラダ 250円


マカロニサラダとうたっていますが、皆さんご存知のマカロニとは真ん中に穴の開いたパスタのことで、これはリボンに似た形のファルファッレというパスタを使っているので、

実際は特製ファルファッレサラダですが、咲々餃子では特製マカロニサラダってことでお願いします(^^)

この他には、

秋なすは夏のなすよりもおいしいですよ、ってことで・・・


     なすピーマン焼き 230円


それと、隠れた人気のこれ↓が今日から復活です。


きゅうりの浅漬けサクサク風 200円


そして、昨日に引き続き、今日もありますよの・・・


    ピリ辛ミニ麻婆豆腐 230円


今宵も、皆様の顔を見るのを楽しみにしておりますので~(^o^)



ここからは『サクシネマ』です。

クリント・イーストウッドは毎回娯楽要素を排除した骨太な映画を作りますが、この映画↓は数多くのクリント・イーストウッド作品の中でも、飛びぬけて骨太な作品だと思います。


    『ミスティック・リバー』


画像右のキャッチコピーに、

《もうひとつの「スタンド・バイ・ミー」を見るために、あなたは大人になった》

とありますが、


   『スタンド・バイ・ミー』のような、


ノスタルジックな雰囲気を期待して観ると、肩透かしを食らうかもしれません。

『スタンド・バイ・ミー』は、少年時代の時間や友情は特別なもので、大人になってからではあのときと同様のものは手に入らない・・・という少年時代を特別なものとして象徴化していましたが、

この『ミスティック・リバー』はけっしてそういう感じではありません。ですが、『スタンド・バイ・ミー』を想起させる部分もあります、たしかに。

前置きが長くなりましたが、あらすじをざっと。

いつもいっしょに遊んでいる仲良し3人組み(デイブ、ジミー、ショーン)がいて、道路のセメント塗りたてのまだ乾いてないところに、自分たちの名前をいたずら書きしていると・・・


     私服警官に見つかり・・・


3人のうちの2人は家がすぐそばでしたが、デイブだけはちょっと離れていたので、警官が、

「家まで送るから車に乗りなさい」

と、デイブだけが連れて行かれます。


  車に乗せられ、不安そうな表情で
      残ったふたりの友達を見るデイブ。


が、しかし、

この私服警官はニセモノで、ふたりは男児性愛者の変態だったのです!(lll ̄□ ̄)

デイブは4日間、森の中の小屋で陵辱されたのちに、自力でそこから脱出し、この事件が露見します。

この事件は3人の友情に亀裂を生じさせます。喧嘩をしたわけではないのですが、なんとなく3人は疎遠になってしまいます。

それはそうでしょう。

デイブにしてみれば、どうしてあのときに自分だけが車に乗せられるのを、ふたりは阻止してくれなかったのだろうと思ったでしょうし、

残されたふたりもまた、だまされたにせよ、デイブだけがあんな目にあったのは自分たちのせいだと思う気持ちがあったに違いありません。

3人は疎遠のまま25年がたち、3人が36歳になったある日に、《事件》が起こります。

ジミーの18歳の娘が、何者かに殺されてしまったのです。


 遺体の発見場所に行こうとするのを
  警官たちに止められるジミー(ショーン・ペン)。


その事件の担当になったのが刑事になっていたショーン(ケビン・ベーコン)で、


 この事件がきっかけでショーンとジミーは
           25年ぶりに接触します。


刑事であるショーンはもちろん、ジミーも独自で犯人を捜索します。ジミーは過去に服役していた経歴もあり、地元ではワルたちのリーダー的存在だったので、手下のような連中を使って、もしも犯人を見つけたら警察に渡す前に自分で殺してやる・・・といった気持ちでいたのです。

そんななか、

犯人の可能性アリとして浮上したのが、まさかのデイブ(ティム・ロビンス)だったのです!ヽ(#゚Д゚)ノ


デイブに聴取するショーン。
25年ぶりの交流がこんなかたちになるなんて・・・。


そして、デイブが犯人かもしれないという情報はジミーも知ることになり・・・。

果たして、真相はどうなのでしょう?

不遇な事件で一瞬にして寸断された3人の友情の行方は、どう帰結するのでしょう・・・。

この物語のすべてを知ったとき、アナタは、

〈あんな事件がなければ3人はずっと親友でいられただろうし、25年後にあんな事件が起こらなければ、3人は疎遠のままでいられたか、もしかしたらまた親友に戻れたか、いったい・・・〉

と、複雑な胸中になるに違いありません。

どうです?

観たくなりましたか?(*´ー`)

主演の3人の演技が、それはそれは素晴らしいです。重いテーマの映画ですが、時間があればご覧になってください。



最後にふたつだけ、劇中で使われていた英語のフレーズを勉強してお別れしたいと思います。

【I was asleep】

「昨晩その時間は何をしてましたか?」

警察にそう聞かれ、

"I was asleep."(寝てました)

《asleep》は《sleep》とは違います。sleep》は《眠る》という動詞ですが、《asleep》は《眠っている》という状態を表す形容詞なんです。

ちなみに、

"I was sleeping."でも、「寝てました」です。



【Take you home】

警察が任意での事情聴取のあとに、

"Take you home."(家まで送りますよ)

と言っていました。

"Take me home."だったら、「家まで送って」だし、

"Take me to the station."なら、「駅まで送って」です。

このフレーズで思い出すのは、80年代にヒットしたこの曲↓です。


 エディ・マネーの『TAKE ME HOME TONIGHT』


当時聴いていたときには歌詞の和訳なんて気にしていなかったけど、いまになって歌詞を見てみると、これは意中の彼女を口説いているロック・ナンバーで、サビでは・・
 
"Take me home tonight. 
 I don't want to let you go 'til you see the light."
(今夜、俺を家まで送ってくれよ。
 朝日の中のお前を見るまで、お前を帰したくないんだ)

・・・と、

オラオラ風に口説いていたわりには、男は車を持っておらず、彼女の車で送ってくれと言っており、

もしかしたら、

アンタ、

車どころか、免許も持ってないんじゃないの!

・・・なんて、思ってしまいました(*´艸`*)

メロディはいかにも80年代ロック風で、いいんですけどね(^^)

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