納豆オムレツ ― 2019年11月15日 11:29
これ↓、コスパもいいし、おいしいのでオススメだと思うんです♪
納豆オムレツ 250円
それと、納豆つながりで、いま期間限定で販売中の納豆餃子 300円もあります(^-^)
包む前の納豆餃子の具
本日の日替わり料理としましては・・・
エリンギの鉄板焼き 250円
なすピーマン焼き 230円
この他にもあれこれご用意しております(^_^)
最近毎回ですが、『サクシネマ』です。
ネットの評価が良かったので観てみたら、思いのほか良くて、すぐにまた観返してしまいました。
『真白の恋』(2016年公開)
タイトルどおり、真白(佐藤みゆきさん)の恋、それもプラトニックで純潔な初恋を、真白をあたたかく見守る家族や従姉妹とのよもやまをからめて描いています。
舞台は富山県射水市。立山連峰を望める港町です。
主人公の真白は脳に軽度の障害があります。
といっても、見た目からはそれとはわからない、会話をして初めて、ああ、なんかちょっと話し方が幼いなぁ・・・と感じる程度のものです。
そんな真白は、実家の自転車屋の店番をして暮らしているのですが、田舎ですし、そうそうお客さんは来ず、自転車屋としての作業は父親(長谷川初範さん)がするので、実際は、障害のある娘をそばで見守っていたい両親の配慮なわけです。
ぼくの実家も宮崎県の海辺の町で、まあ田舎なんです。だからわかるのですが、田舎で、しかも市街地に働きに出ているわけでもない人の暮らしというのは、毎日毎日とくに変わりばえのしない日々の繰り返しです。悪く言えば退屈。良く言えば平穏です。
そんな平凡たる日常で、家族の愛に見守られて暮らしていた真白にある《変化》があります。それは東京から仕事で富山に来ていたカメラマンの油井との出会いでした。
油井はちょっと変わったところのある真白に興味を持ちます。恋とも愛とも違う、なんともいえない魅力のある女性(ひと)だなといった、カメラマンが被写体として気になるような、まあ、そんなふうな感情です。
いっしょに食事をしたり、真白にカメラを教えたりしながら、油井は真白といっしょに富山の風景を撮ってまわります。
真白にとっては、そんな油井との交流(デート?)は、いままでの平凡な日常にはなかった刺激であり、ドキドキであり、やはりそれは紛れもない初恋なのでした。
二人乗りをしてドキドキ。
カメラを教えてもらってドキドキ。
小さな港町です。真白に障害があることを、たいていの町の住民は知っていますし、そんな真白を両親や真白の兄が、保護するかのように目を配っているのも知っています。
ですので、真白と付き合おうと言い出す男性も現われなければ、真白もまた自分から異性にアプローチするとかもなければ、そういう恋心を持つこともなかったのです。
そんな彼女にとって、この初めて芽生えた恋心というものが、どれほどにせつなく、どれほどにうれしいかは想像に難くありません。
ですが、
最近、よく店番をサボってどこかに行く真白を両親は変に思っており、真白が東京から来ているカメラマンと会っているということは、狭い田舎町ですからね、すぐに両親の耳に入ってしまい、《東京のカメラマン=チャラ男》と勝手に思いこんだ父親は、油井に電話で、
「もう真白とは会わないでくれ」
と冷たく言い、真白にも同様のことを言うのでした。
油井と会えなくなった真白は絶望します。油井はいつまでも富山にいるわけではないのです。生まれて初めてこんなにドキドキし、しあわせな気持ちになれ、毎日がキラキラして見えたのに・・・。
真白の従姉妹は、真白の父親に反論します。
「障害がある人は恋をしちゃいけないの!? 真白だって、普通の女の子なんだよ!」と。
この映画は言ってしまえば、とくに何も起こりません。田舎の日常の出来事なのです。悪意のない人々の、やさしさゆえの意見の相違なのです。ですが、ずっと観ていたい気持ちになります。これはそんな映画なんです。
さて、真白はどんな行動を取ったのでしょう?
油井の真白への思いの行方は・・・。
油井に会うのを反対された真白が、母親に、
「どうしたら普通の人になれるの!?」
と泣きながら声をあげるシーンは涙なしでは見れませんし、富山の美しい景色も旅情をそそられます。
ぜひぜひ観てください。ぼくは、できれば映画館で観たかったなぁ、と思いましたし、そのうちまた観返すと思います。それぐらい良かったので(*´ω`*)
アナタ、普通の人になるのイヤな人でしょ(*´艸`*)
とりあえず、Tシャツ、普通に着ようか(^o^;)