ぶり大根2022年04月20日 12:20




本日の日替わり料理は・・・


ぶり大根 300円


あぶら揚げの坦々ねぎ味噌焼き 200円


特製とり皮ポン酢 230円
         330円


その他、いろいろご用意しておりますので~(^-^)



ここからは『サクシネマ』です。

これは、もう説明するまでもないアカデミー作品賞を初めて英語作品以外で受賞した、韓国が誇る名監督のポン・ジュノのコメディ・サスペンスです。


『パラサイト 半地下の家族』(2019年)


半地下のボロアパートで暮らすキム一家は、ピザの箱を組み立てる内職で、なんとかのその日暮らし生活です。


そんなキム一家は、なんとかしてもっと生活費が欲しいのですが、あるとき金運が舞い込みます。それは息子のギウが、


こんな大豪邸に住む、IT社長のパク家の娘の英語の家庭教師の職を得たのです。


パク家には11歳の息子がいて、その息子の美術の家庭教師を探していることを知ったギウは、自分の姉のギジョンを姉としてではなく《知り合いの美術療法士》と称してパク家に潜り込ませます。


ここからは悪辣な方法で、すでにいるお抱え運転手を自分の父のギデクに交替させ、長年仕えている家政婦も母親のチュンスクに交替させます。

ということで、パク家にはそれぞれが他人としてキム一家全員が寄生(パラサイト)することになるのです。


パク一家は、キム一家と同じく父母姉弟の家族構成で、お金持ちなのに偉ぶるでもなく、物腰もていねいで、キム家の長であるギデクは、

「本当にパク家の人々は皆やさしいいい人たちだ。我々4人がパク家からもらう給料はたいへんなものだ。なんとかこれをずっと続けていかないと」

などと言っていたのですが・・・。


コメディ・サスペンスと称しましたが、そのふたつが混ざり合っているのではなく、前半はコメディタッチで、あることをきっかけに一気にサスペンスに、それも物語も心理的にも超サスペンスになっていきます。


ポン・ジュノ監督は、他の作品を観てもメッセージをきっちり内包させた作品を作る監督です。この映画で監督が伝えたかったものは何なのか、そのゾッとする心理描写に鳥肌を立ててください。


映画の中で、ちょっと異様だったのは、キム家のボロ具合ではなく、トイレの構造です。それは・・・


こんなんなんです。


ユニットバスなのですが、トイレの位置が高い!

このトイレも、映画の後半でこの映画を象徴するような活躍?をしますので~(^o^)

コメント

トラックバック