チャプチェ(韓国風春雨炒め) ― 2022年06月23日 11:09
本日の日替わり料理は・・・
チャプチェ(韓国風春雨炒め)350円
ししとう串焼き 1本 100円
2本 180円
豚ひき肉のそのまま焼き 280円
3種キムチのユッケ風 260円
(白菜・大根・長いも)
(白菜・大根・長いも)
ここからは『サクシネマ』です。
現在公開中のこの映画は、予想外にいい映画でした。
『メタモルフォーゼの縁側』
自己嫌悪だらけで自分の殻に閉じこもっている女子高生・うらら(芦田愛菜ちゃん)と、ひとり暮らしの75歳の老婆・雪(宮本信子さん)との心の交流を描いたほのぼの系映画なんですけど、クスッと笑わされて、じわっと泣かされました。ぼくの隣に座っていた40歳ぐらいの男性は、鼻をグスグス鳴らして泣いていました(T_T)
あらすじはというと、
雪が書店で絵がきれいだからと購入したマンガがまさかのBL(ボーイズ・ラブ)物で、うわっと思い読んでみたものの、これがドハマりしてしまい、つづきの巻を買いに行ったところ、
BL物が好きなアルバイト店員のうららと話が合い、
そのうち雪の家の縁側でBLマンガ話をし合う、歳の離れた友人となるのです。
この交流を通じて、うららは見失っていた自身の朝=希望を取り戻し、雪は人生の晩年に孫のような友人ができたことで、あとはただただ死を待つのみ的だった考えをあらため、新たな人生のステージを考えるようになります。
この心の遷移の過程が、岡田惠和さんの見事な脚本と、宮本信子さんの素晴らしい演技で、観ている人の心にすっと入ってきます。うららと雪のやりとりがあまりにおもしろく、あたたかいので、ずっとずっと観ていたい気持ちになりました。
いまのところ、2022年の邦画ではこれが1番良かったです。ぼく的にはですけど(*´ω`*)
ちなみに《メタモルフォーゼ》とはドイツ語で《変化・変形・変身》を意味します。
ですので、この映画は縁側での交流で、心のありようが変化・変容していったことからの『メタモルフォーゼの縁側』なわけです。
ですので、いいですよ。使っても。
「俺、明日からメタモルフォーゼするから」みたいに(笑)
で、それ聞いたらこう言い返してください。
「お、マイ・イノベーション(革新)だな」なんて(笑)
インテリジェンスな会話っぽく聞こえますよ(*´艸`*)