玉ねぎステーキ(ガーリック醤油味)2023年04月05日 11:09


本日の日替わり料理は・・・


玉ねぎステーキ(ガーリック醤油味) 230円


大葉チーズのくるくるちくわ巻き 220円


それと・・・


本日から山形の『山田ガーデンファーム』から取り寄せた紅花たまごを使った・・・


紅花たまごの濃厚卵かけごはん 300円
のご提供が開始しますヽ(=´▽`=)ノ


前回も好評でした。濃厚で味わい深いコクのある卵+当店自慢の甘醤油で食べるTKGはおいしいですよ(^-^)



ここからは『サクシネマ』です。

これは仲良し5人組が高校を卒業してそれぞれの道へと歩んでいく、とくに大きな起承転結もない群像物語なのですが、観終わって思ったのは、〈もっとこの5人のその後が見たいなぁ〉なのです。


『子猫をお願い』(2001年)


仲良し5人組は高校を卒業すると、なんとなく疎遠になります。ですが、時々は集まったりもします。


裕福だけれど傲慢な父親に不満を抱えるテヒは、家業のサウナ経営を無償で手伝っています(父親が無償が当然だと決めつけているからです)。


野心家のヘジュは証券会社に入社はしたものの、高卒という学歴の壁に苦心しつつも、出世を夢見ています。


早くに両親を亡くし、祖父母と貧乏な暮らしをしているジヨンは、絵がうまくデザインの勉強をしたいのだけれどお金がありません。しかも無職で、現在求職中。


底抜けに明るい双子のピリュとオンジュは、露店でアクセサリーを売ってはいるけど、売れても売れなくてもいつも陽気でいます。


高校のときには皆同じ高校生でも、社会に出れば立場や収入など、なんとなくのヒエラルキーのような見え隠れし、5人は、とくに貧しく手持ちのお金に余裕がないジヨンはギクシャクし始めます。

〈私はあなたたちと陽気にやっていられる立場じゃないの・・・〉

ジヨンの心の声は、そういったところでしょうか。


高校生のときには明るかったジヨンでしたが、社会に出ると陰気になっていき、仲間とも距離を取るようになっていきます。


ムードメーカーのテヒ(左)は、ジヨンを心配して何かと気にかけるのですが・・・。


若いときのペ・ドゥナの存在感・透明感がハンパなく、彼女がいたからこそ成立した映画と言っても過言ではありません。


ですが、ぼくは貧しさにあえぐジヨンに心を寄せてしまいました。がんばって明るい未来を手にして欲しい、そう思って観ていたのに、そのジヨンにさらに悲しい出来事が起こるのです(lll ̄□ ̄)


何がどうなって5人はどこに向かうのか。ぜひご覧ください(^-^)


ちなみに、猫はあまりストーリーには関係がありません。これは捨て猫なのですが、その存在は若者のよるべない心のメタファーのように思えてなりませんでした。


え~、この子猫↓をお願いします。


だいぶマッチョですけど(*´艸`*)

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