玉ねぎの巾着焼き2023年04月21日 12:04


本日の日替わり料理は・・・


玉ねぎの巾着焼き 250円


きゅうりの浅漬けサクサク風 230円


ニラ納豆のユッケ風 320円


アボカド増量中!アボカドキムチ 300円


今宵も楽しく営業しますので、よろしくお願いいたします(*´ー`)



ここからは『サクシネマ』です。

お客さんのMKさんからオススメされたのでアマプラで鑑賞。なんか惹きつけられる映画でした。


『still dark』(2019年)


約50分のショートムービーなんですけどね、盲目の青年ユウキが、あるイタリアン・レストランに求職に行くんです。どうしてこの店で働きたいのかというと、数日前に食べたこの店のナポリタンの味に感激したから。


店主は、盲目なのにできるのか、とかは何も聞かずに、1か月は研修期間ということで働いてもらい、1か月後に試験としてパスタを作ってもらう、それで合格だったら正式に雇うという約束で、ユウキを店に迎い入れます。


店主はいい意味で、ユウキを盲者扱いせずに、健常者と同じように指示し、注意し、きびしくもあり、やさしくもあります。


ユウキの面倒は、店の先輩ですが同い年のケンタが、まるで親友のように接してくれます。


こういう映画だとたいてい、盲目のせいで店の足手まといになり、古株の従業員に冷遇されたりするパターンが多いと思うのですが、この映画は違います。底抜けに明るいケンタは、ユウキが試験に合格できるように親身になってくれますし、ユウキが店で何度も失敗しても店主は怒鳴るでもなく、「洗い直しだ」とか「玉ねぎのスライスが厚すぎる!」と、健常者の新入りに言うのと同じ叱責をするだけです。


一ヶ月の研修を通して、店主とも心が通うようになるのですが、


それと試験の合否は別の話。さて、ユウキは試験に合格たるパスタを作れるのでしょうか・・・。


盲目で料理人というのは、実際可能なのだろうか・・・。火の不始末が一番心配なところだけど・・・。


いちおう20年自営で飲食店をしているぼくとしては、そんなことを考えて観てしまいました。たった50分なのに、そこにはユウキのこれまでや今後や、ケンタや店主の人生までもがぼんやりと想像でき、とても深い余韻を残してくれました。


ところで、

ナポリタンを食べるときって、シャツにケチャップが飛ばないか気になりますよね。そういう人にはいいのありますよ・・・


ケチャップの赤が飛んでもだいじょうぶな『ナポリタン専用シャツ』です(^o^)/

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