ひき肉たっぷりチャーハン ― 2024年07月06日 12:24
本日の日替わり料理は・・・

ひき肉たっぷりチャーハン 650円

ネギ塩砂肝 330円

ハンバーグ目玉焼きのせ 350円

ボロネーゼハッシュドビーフ 650円

あんかけニラ焼きそば 680円

あぶら揚げのハム大葉チーズはさみ焼き 250円

長いものホクホクバター醤油焼き 330円

納豆と長いものカリふわお焼き 280円

きゅうりの浅漬けサクサク風 230円

舞茸のカリカリチーズ焼き 280円
ここからは『サクシネマ』です。
いわゆるシチュエーション・スリラーです。シンプルにゾワゾワしました。

『FALL/フォール』(2022年)
《ようこそ、地上600mの絶望へ》
《展望》ではなく《絶望》なこの映画、どういう内容かというと・・・

2人の女性が、いまは使われていない超高層テレビ塔に登ることにします。

「高っ!」
左の女性・ベッキーは、1年前に婚約していた彼氏をフリークライミング中に滑落死で失ってしまい、それ以降ずっとふさぎこんでおり、そんなベッキーを親友のハンターが慰めようとしたのです。その慰め方が、あの高い塔に登って弱い自分から脱却しよう、てっぺんから彼氏の遺灰を撒こう、というのでした。
これ以外に、ハンターはユーチューバーであり、このチャレンジでアクセス数を稼ぎたいという、いまどきな《あるある》な理由なのでした。

2人はいまは使われていない老朽したテレビ塔に登りだします。
半分の高さのところで、ハンターがベッキーに言います。
「この高さで、エッフェル塔の高さと同じよ♪」

とうとう600mの高さの頂上まで登り切り、浮かれる2人でしたが・・・

降りようとしていると、突然はしごが崩れだしますヽ(#゚Д゚)ノ

なんとか引き上げたものの、もう地上に降りるすべがありません。
携帯の電波も圏外だし、使用されていないテレビ塔なので、眼下には人の姿も見当たらず・・・

2人は身動きもままならない狭小な場所で助けを待つこととなるのですが、心身ともに協力してこの窮地を乗り切らなければいけないのに、この場面で、ハンターがベッキーの婚約者と浮気をしていたことが発覚します(lll ̄□ ̄)
さて、2人の運命やいかに・・・なのですが、ラスト10分ほど前に、え!?、そうだったの!ってなります。どうですか、観たくなりましたか?
600mの高さと言えば、東京スカイツリーが634mなのを想起します。ぼくも展望回廊に登ったことがあります。ですが・・・

スカイツリーの展望回廊は450mなんですよね。あそこでも高くてゾワゾワしたのに、600mの高さで、むき出しな・・・

こんな狭い場所に立つなんて、考えるだけで足がすくみます(>_<)
とにかく終始、高所から下を覗き込んだときのように、足に力が入らない状態で観賞することになるこの映画、1度観ればもう充分ですが、ゾワゾワを味わいたければ観て損はありません。
この映画を観て、スカイツリーに登ったときのことの他に、小学生の頃、よく木に登っていたことを思い出しました。
小学生の頃のサクサク少年は、芝生に寝転んで雲を眺めたり、木に登って自分だけの景色を楽しんだりすることが、よくありました。

あるとき、サクサク少年はけっこうな高さまで登りました。
で、そこの木の枝でちょっとゆっくりして、さあ、降りようかと思ったところ、下を見て足がすくみました。めっちゃ高いやん(当時は大阪に住んでいました)って顔が蒼ざめました。
手を伸ばして体を引き上げてなんとか登ったような場所というものは、下りるのは登るよりも難しく、そして勇気がいるものだということを、このときまざまざと思い知りました。
顔面蒼白になりながら、その場所でどれぐらいじっとしていたでしょうか。サクサク少年は意を決して木を降りることにしました。無事に地面に足を着けたとき、すごくホッとしたのを覚えています。
ちなみに、
それ以来、サクサク少年は木登りをすることはありませんでした(*´ω`*)