自家製とり皮ポン酢2024年07月24日 14:59


本日の日替わり料理は・・・


自家製とり皮ポン酢 230円
          350円


枝豆とコーンのおやき 300円


にんにく塩ピーマン 180円


ボロネーゼハッシュドビーフ(ライス or 麺) 650円


酢豚玉(すぶたま) 580円
※豚肉と玉ねぎだけのシンプル酢豚です。


ハムチー 320円


辛さが選べる(0~8辛)カレーラーメン 680円


長いものホクホクバター醤油焼き 330円


納豆と長いものカリふわお焼き 280円


舞茸のカリカリチーズ焼き 280円



ここからは『サクシネマ』です。

月曜日に池袋の映画館で観て来ました。


『大いなる不在』


幼い頃に自分と母を捨てて去って行った父親が警察沙汰を起こし、連絡を受けて何十年ぶりに父に会いに行くと、年老いた父は認知症で別人のようになっていました。そして、父と暮らしていたはずの再婚相手の義母は行方知らずになっていたのです。


父はいつから認知症になり、義母はどうしていなくなり、そしていまどこでどうしているのか。息子は、ずっと疎遠であった父の足跡をたどり始めるのですが・・・。


息子役は森山未來さん。ストイックな俳優さんです。そして認知症になる父親は藤竜也さん。認知症の無情さ、寂しさを見事に演じられていました。


映画好きのお客さんのSさんや、ネットでの口コミでは藤竜也さんの演技が絶賛されていました。たしかに素晴らしかったです。ですけど、ぼくが気持ちを持って行かれたのは・・・


義母役の原日出子さんの演技でした。


自分の愛する人が、他人へと変わっていく悲しみ、寂しさ、悔しさ、そして諦めが、観ていてひしひしと伝わりました。認知症を自覚し、自分が自分でなくなっていく恐怖や悲しみを抱えながら生きて行かねばならない本人のつらさと、それを見守る近親者のつらさは、どちらの方がつらく苦しいかは、当事者になってみないとわからないだろうなと思いました。


『長いお別れ』(2019年)も、認知症がテーマの映画です。


認知症はゆるゆると進行し、いずれ自分や他人を明確には認知できなくなります。ちょっとずつ去って行く・・・。ですから《長いお別れ》なのです。外国では認知症のことを《Long Goodbye》と呼んだりもするそうです。


もしいつか、自分も認知症になるようなことがあったら、そのときはどういう気構えでいればいいのだろう。そんな暗然とした思いを抱きながら、映画観賞後にいま一番好きな銭湯サウナである『五色湯』へと向かいました。


で、『五色湯』でのことは、次回に書きますね(^o^)