和風ラーメン♪白そば ― 2024年10月18日 15:45
本日から何日間か販売する予定の新作ラーメンです。

和風ラーメン♪白そば 600円
ここからは『サクシネマ』です。
設定と展開に無理があるのですが、そのマイナスを補って余りある熱演を役者たち全員がみせてくれる、韓国の俳優のレベルの高さを思い知らされる作品です!

『ファイ 悪魔に育てられた少年』(2013年)

世間では『白昼鬼』と呼ばれている5人の殺人強盗集団に幼児の頃から育てられたファイ。
子供の頃から、車の運転、銃やナイフの扱い方、ピッキング術etc・・・と、殺人強盗のスキルを学ばされて育ったファイも、いまや高校生になっていました。
あるとき都市開発での立ち退きを拒む夫婦の殺害依頼を受けた『白昼鬼』の5人は、ファイも伴って事に臨むのですが、

5人の父親のうち、ファイが恐れるほどの威厳を放つソクテに命じられ、ファイは初めて人を撃ち殺します。
ソクテはファイに人を殺させることで、教え込んだスキルの最終仕上げにするつもりだったのかもしれませんが、このことが霧がかっていたファイの出自を明白にするきっかけになるのでした。
ファイは知ってしまいます。5人がある夫婦から身代金目的で幼児を誘拐したこと、その幼児こそ自分であること、そしてファイが初めて殺した人こそ自身の本当の父親であったことを(lll ̄□ ̄)

すべてを知ったファイは、心のダムが崩壊してしまいます。
5人の父親は、まともな人間ではないにしろ、自分たちの本当の子供のようにファイを育ててきたのは事実なわけで、ファイもそのことは認めています。けれども、それにしても・・・。
さて、すべてを知ってしまったファイはこのあとどう生きるのでしょうか・・・というのが、この映画のあらすじなのですが、
父親が5人いるなんて世間に怪しまれますし、高校生になるまで自分の出自についてうやむやにしていたのも現実味がなく、それよりもなにより子供の頃から殺人強盗スキルを学ばされている時点でとっくに心のダムが崩壊してもいいはずなのですがとか、まあ、ツッコミどころは満載なのですけど、出演している俳優たちがみんな演技が素晴らしいので、脚本のそういう雑さにシラけません。

とくにソクテ役のキム・ユンソク(右)の凄みのある演技は、背筋がゾクゾクするほど圧倒的です。
興味を覚えた人は、ぜひご覧ください(^o^)