まいたけのチーズ焼き ― 2020年09月05日 14:21
本日の日替わり料理は・・・
まいたけのチーズ焼き 280円
まいたけ+トロトロカリカリのチーズ・・・おいしいに決まってますよね(^_-)-☆
そのまま食べてもGOOD。ちょっとだけ醤油をたらしてもGOODです。
ここからは『サクシネマ』です。
これは笑えて、そしていまの自分の思考回路について、ちょっと考えさせられる映画です。
『イエスマン "YES"は人生のパスワード』(2008年)
何事においてもめんどくさがり「ノー」と答えるのがデフォルトになっているカール(ジム・キャリー)は、親友の大事なパーティですらすっぽかしてしまうほどでした。
毎度毎度そうなので、さすがの親友もブチ切れてしまい、このままではこいつはダメ人間になると案じた親友は、カールを、
何事にも「イエス」と答えて生きると人生が好転する
・・・という趣旨のセミナーに参加させます。
セミナー主催者は「イエス」ではなく「ノー」を口にするカールに・・・
「ノーはいらない、何事もイエスだ! イエス!」
と、力技込みこみでプレッシャーをかけます。
このセミナーの帰りから、カールは《イエスマン》に変貌します。
「乗せて行ってくれよ」
浮浪者にそう言われれば「イエス」で、
「ちょっと金を貸してくれないか」
浮浪者のこの頼みにも「イ、イエス」です(^_^;)
イエスと言ったばかりに・・・というようなことも当然ありますが、イエスのおかげで・・・
魅力的な女性、アリソンとも知り合えたり、
仕事で昇進したり、
自殺をしようとしている人を救えたり、
そしてアリソンとも恋人同士になれたりするのですが、
「私のこと好き? いっしょに暮さない?」
アリソンのその問いかけにも、もちろんイエスなカールだったのですが、アリソンにイエスのセミナーの一件がバレてしまい、
「私のこと好き?って訊いたときにも、いっしょに暮さない?って訊いたときにもイエスだったのは、自分の気持ちじゃなくそれだからだったのね!( ̄へ ̄井)」
それは違うよ、というカールの言葉を信じることもなく、アリソンはカールの元を去ってしまいます。
さあ、
カールとアリソンはこれで終わりなのでしょうか?
イエス効果もこれまでなのでしょうか??
ジム・キャリーに大いに笑わせてもらいつつ、
「イエス」の行き着く先を見てもらいたいのですが、
この映画の原作者のダニー・ウォレスは、
自身も「イエス」と言い続けて人生が変わったそうです。
彼は7ヶ月もの間、とにかく「イエス」と言い続け、そのせいでたくさんの散財と災難にも出くわしたそうですが、普段の自分なら絶対にやらないようなことにも「イエス」と返答していたら、自分とは違う生き方をしているポジティブな女性と親しくなれたんですって。
劇中でも言っているのですが、
「イエス」と言うことが大事なのではなく、とりあえず「ノー」なのがダメなのです。「ノー」と断るなら、そうである確固たる理由が必要で、それがないなら「イエス」と言うポジティブさが、人生を豊かで未知なる場所へ連れて行ってくれるのです。
かく言うぼくも、かつてはカールやダニーと同じでした。
いかにも乗り気なこと以外は、「ノー」と言っていたのです。時間もお金もないし、疲れるし、めんどくさいし・・・なんて思いつつ。
でも、いまは違います。
もう約10年ものお付き合いになる、仲良しのお客さんのKさんが、たいがいの誘いに対して「ええで」と即答しているのを見て感心し、あるときからぼくも真似しだしたのです。
誘われたら即答で「いいよ」と答えているうちに、人生がおもしろくなってきました。交友関係も広がりましたし、既定路線ではなく、どう転がっていくかわからないワクワク感がでてきたのです。
大事なのは、即答で「いいよ」と言うことです。相手の立場になればすぐわかるのですが、誘って即答で「イエス」と言われるとうれしいものです。逆に、迷ったあげくの「イエス」では、
〈いやならムリしなくてもいいんだけどなぁ・・・〉
というもやもやとした思いは払拭できず、なんとなくテンションも上がりません。
「行けたら行くよ」とか、
「考えさせて」なんていうのは、
もっての他です。だったら即答で「ノー」の方が全然いいです。そもそも、こういう言い方はほぼ「ノー」を意味していますしね。
前述した、ぼくが思う《すごい人》なKさんですが、たいていのことに「ええで」なのに、唯一即答で「あかん」と断る誘いがあります。それは何かと言うとカラオケで、本人曰く、
「どうしてもわしに歌わせたいなら、4万人ぐらい観客がおるなら歌ったる」
だそうです(*´艸`*)