またまたニラ祭り! ― 2026年09月16日 10:49
ニラ料理に力を入れた先週、お客さんのTさんからお会計時に、
「ニラの料理、全部おいしかったです♪」
と言っていただき、
「良かったです。じゃあ、またやりますね(^o^)」
機嫌良くなって、そう返答したので、さっそく・・・

白だしニラうどん or ラーメン 650円
※麺をうどんかラーメンを選べます。画像はラーメン

にんにくニラチャーハン 700円

月見ニラ納豆 330円
ニラ料理3品、用意しております。たぶん、今日明日までかな、金曜日はできるかどうか微妙です。そして、おそらくニラ祭りは、年内はこれが最後になるかと・・・。
秋の長雨に入って以来、店内はいつもより空いております。ぜひ足を運んでいただけると、ありがたいかぎりですm(_ _)m
ここからは『サクシネマ』です。
スティーブン・キング原作のホラー映画だと思って、さあ怖がらせてもらおうじゃないの、って気持ちで見始めたのに、予想を超えた展開に、最後は涙していました。

『ロングウォーク』(2026年)
原作はスティーブン・キングがリチャード・バックマン名義で学生の頃に書いた、事実上の初長編作・・・というのは知ってましたが、その原作は読んだことがありませんでした。
近未来のアメリカ。選ばれた50人の若者が歩き続ける『ロングウォーク』というイベントが毎年行われていて、優勝者には大金が与えられ、願いをなんでもひとつ叶えてもらえるという特典があります。
ただ、
これはとんでもないサバイバル・デスゲームなのでした。
そのルールはというと、
①参加者は一定のペース(時速4.8キロ以上)を守って歩かなければならない。
②歩行停止の警告を3回受けると、その場で射殺される。
③競技は最後の生存者1人になるまで行われる。
つまり、優勝者以外には死が待ち受けているのです。
こういう情報は知っていて、ま、おたがいに妨害したり、騙し合ったり、生存と大金を賭けた血みどろのバトルロイヤル的な展開を予想していたら、全然違ったんです。

出発前は参加者全員で「オーッ!」みたいな、優勝して大金を手に入れるぞー的な雰囲気だったのですが・・・

いざ競技が開始されると・・・

脱落者を射殺する軍人がそばにずっといるし・・・
食事も排泄も歩きながらしなくていけないし・・・

寝ることもできずに、昼夜何日も何百キロと歩きつづけるうちに、体力だけではなく精神も崩壊して死んでいく者が続出します。
参加者はおたがいを妨害するどころか(妨害する者も最初はいましたが)、歩きながら会話をするうちに、それぞれの価値観や事情を共有しては・・・

仲間が脱落しそうになると「あきらめるな。歩くんだ」と力を貸したりするようになります。
でも、その仲間が死なないとこのレースは終わらないのです。ゴールはなく、とにかく最後のひとりになるまで歩かなければいけないのですから。いっしょに生き残ることはできないのに、「まだまだいっしょに歩こう」と言うのです。
さて、この地獄のような《死の行進》の結末はいかに・・・なのですが、
人を欺いて得をしようとすることの浅ましさや、人間は金のために生きているわけではないことや、人間らしさを失ったら生きている意義がないことを、この物語は教えてくれ、ホラー映画だと思っていたのに圧倒的なヒューマンドラマを見せられて、ぼくは気がついたら涙していました(TдT)
ただのホラーではないこんな奥深い物語を十代で書き上げていたスティーブン・キングに、ぼくはあらためて感服しました。
ちなみに・・・

スティーブン・キング原作のこの『スタンド・バイ・ミー』(1987年)をサクサクママと観に行ったのが、お付き合いをするきっかけだったので、スティーブン・キングがこの世にいなければ、ぼくがサクサクママと結婚することも、この『咲々餃子』という餃子屋もなかったでしょう・・・というオチなのであります(*´ω`*)
3種のカリカリチーズ焼き ― 2026年09月12日 10:51
いま、3種のカリカリチーズ焼きやってます。

ピーマンと舞茸のカリカリチーズ焼き 330円

ナスのカリカリチーズ焼き 330円

舞茸と玉ねぎのカリカリチーズ焼き 330円
ここからは『サクブック』です。
読みだしたら止まりませんでした。で、2日で読みました。

『PRIZE』村山由佳著
村山由佳さんの本を読むのは20年ぶりぐらいでしょうか。それまではけっこう何冊も読んでいたのですが。
で、本屋大賞にノミネートされた本作で、久しぶりに村山由佳さんの小説を読んでみると、昔より骨太な作風になった印象でした。
主人公は売れっ子女性作家で、ベストセラーを連発しているのですが、大きな賞(ここで言えば直木賞)には毎回ノミネートされるものの、賞は獲れずにいました。
金も地位も手に入れた人間が、最後に望むのは名誉です。作家は直木賞が欲しくて欲しくて欲しくて、出版社、編集員、書店、それらに対して、直木賞獲得に貪欲になっていき、その異常な熱は触れるものすべてを延焼させていき・・・。
直木賞という賞の仕組み。書店の事情。出版社や編集員と作家の関係性。それらの内幕、裏事情が、容赦なく明け透けに描かれています。
この女性作家は売れっ子なために自己中心的で傲慢なのですが、創作に関しては真剣そのもので、我が子同然たる自身の著書を売ってくれる書店や、購入してくれる読者には、ぶれない感謝の気持ちを持ち続けている真摯さも持ち合わせています。
そんな彼女は、作家になる前、書店でそこに並ぶあまたの本を眺め、手に取り、胸を躍らせたときの気持ちをいつまでも忘れておらず、ネットで本を購入することと書店に足を運ぶことの違いをこういうふうに語っています。
ネットで本を買うのは目的の1冊への最短かつ効率的な方法だが、書店で目的の1冊以外の本に目移りするのもいいものだ。まわり道にこそ人生の喜びがあり、余剰が必ずしも無駄とは限らない。
時短と効率を求める前者がまさにぼくで、まわり道を楽しもうとする後者はサクサクママなのです。
例えばAという店に行くとすると、ぼくはそこに行くべき最短で最適な方法や道、定休日じゃないかどうかを調べて行くのですが、サクサクママはざっとだけ場所を確認すると、とりあえず行ってみるか的な感じで出かけるのです。
ですので、サクサクママが実際にAに行ってみると、休みだったり、その時間はやってなかったり、道を間違ってずいぶん時間がかかったりすることもあるのですが、そういうことも含めて楽しみだというのがサクサクママで、ぼくは調べたとおりにいかないと、なんだかすっきりしないタチなのでした。
サクサクママのおおらかさを敬愛すると共に、自身の余裕の無さを大いに反省しました。言い訳になりますが、店を開業してからのこの23年間は、時間に追われてバタバタすることが多く、そのためいい意味での悠長さをなくしていたのです。
《ま、いいか》や《それなら、それでいいか》みたいな、そうなったらそれを楽しむというふうな、気持ちの余裕をなくしてはいけないなと思いました。

非効率や悠長を楽しめるようにならないとですネ(*´ω`*)
白だしニラうどん or ラーメン ― 2026年09月10日 13:51
本日の日替わり料理は・・・

白だしニラうどん or ラーメン 650円
※麺をうどんかラーメンを選べます。画像はラーメン

にんにくニラチャーハン 700円

月見ニラ納豆 330円

辛さが選べる麻婆もやし 400円

野菜たっぷりタンメン 680円

焼きそばラーメン 680円

納豆焼きそば(↑塩昆布 or 四川風↓) 500円


ピーマンと舞茸のカリカリチーズ焼き 330円

ナスのカリカリチーズ焼き 330円

きゅうりの浅漬けサクサク風 230円

エリンギのゆずこしょう醤油バター焼き 360円

シャウエッセン(焼き or ボイル) 300円
ここからは完全に雑談なんですけど、
先日、電車に乗っていたときのことです。すぐそばには女子高生のふたり組がいて、ひとりがマシンガントークでひとりは聞き役といった感じでした。
ずーっとマシンガンの方が一瞬たりとの無言もなくしゃべりつづけていて、聞き役は「そうそう」とか「だよね」とか「わかる~」とか、《YES》をいろんな言い方で言っているだけなのでした。
「〇組の〇〇ちゃんのお母さんって、めちゃくちゃ若いよね」とマシンガン。
「なんか33らしいよ」と聞き役が言うと、「え?」とマシンガンは目を丸くして、
「それはないって」と言って、ずっと握りしめていたスマホでサササッと電卓して、その画面にある《17》という数字を聞き役に見せ、
「33だったら○○ちゃんのお母さん17で○○ちゃん産んだことになるから、さすがに33じゃないって。どんなに若くても34か35だよ~
」
そのやりとりを横目で見ていたぼくは心の中でツッコんでました。
〈33-16ぐらい暗算でいけるだろ!〉
いまどきのJKはなんでもすぐにスマホで検索したり、チャッピーことChatGPTに相談したりするクセがついてるのか、考えるより先にスマホ上で指が動いてしまうのかもしれません。
ぼくはスマホを忘れて電車に乗ってしまっても、スマホを取りに戻りはしませんが、JKは絶対に戻るんだろうな、スマホがないともう何をどうしていいかわからなくなりそうだもんな。そんなことを思っていたら、電車は我が町新田駅に到着しました。
下車しようと態勢をドア側に向けたら、マシンガンが聞き役に、「じゃあね~」と言い、ぼくより先に新田駅で下車しました。ぼくはまたまた心の中でツッコミました。
〈同じ町の住人だったんか~い!\(^o^)〉
変わり焼きそば料理2品 ― 2026年09月06日 09:52
あまり他店にはないメニューを考えるのを、当店は大事にしています。

焼きそばラーメン 680円

納豆焼きそば(↑塩昆布 or 四川風↓) 500円

なるたけ安価であることも、当店の大事にしている点です(^o^)
ここからは『サクブック』です。
最近、夢中になって読みふけっている小説家がいます。それは・・・

薬丸岳さんです。調べてみると、ぼくと同い年なんです。
立て続けに5作読みました。

『最後の祈り』

『天使のナイフ』

『告解』

『Aではない君と』

『罪の境界』
すべておもしろかったです(《おもしろい》と形容するには、すべてテーマが重苦しいのですが)。
《罪》《贖罪》《赦し》がこの作家のバックボーンたる柱であり、とくに少年犯罪を掘り下げているようです。
毎回悲しく、痛く、そして感動&落涙させられています(T_T)
裁判のことや、刑務官のことなど、あまりにリアリティがあるので、そういうことに関する仕事の経歴の人かと思って調べてみると・・・
俳優を志して有名な劇団に入団するも役者を断念し、バーテンダーなどを経てシナリオスクールに通って脚本家を目指すも成果が出ず、漫画原作者を目指すも行き詰まり、江戸川乱歩賞を受賞して小説家デビューだそうです。
全然、犯罪関係にまつわる職歴ないんですよね。なのに、読むとわかると思いますが、調べて書いてますというより、経験してきたみたいな圧倒的なリアリティなんです。
登場人物の詳細も緻密で、実際に存在するように思えてならないほどで、そこまで詳しく書く必要あるのかなぁ・・・と、なかなか進まない展開にとまどいつつも、毎回ページをめくる手を止められない自分がいます。
営業中、お客さんが不在のタイミングがあったりすると、すかさずこの薬丸岳さんの小説を読んでいます。そういう姿は、店頭の通りから見えるようで、車で店の前を通ったJちゃん(男性)が、たまにラインを送ってきます。
《いまエロ本を見とったろうが》(Jちゃんは福岡出身です)
《仕事中にエロ本見らんわ! 小説! 読書家やぞ、俺は!》
当店のお客さんで一番声がでかくて特徴的なJちゃんは、来店前にはかならず店に電話をしてきます。
「はい。咲々餃子です」
「木村拓哉やけど、あとで行くから席とっといてくれん?」
こんな感じで、毎回、芸能人の名前を語るのです。ですが、その芸能人に声を似せるでもないし、そもそもキムタクは《とっといてくれん?》とかいう言葉づかいはしません(笑)
こんな豪快なJちゃんですが、エロ本とか雑なことを言うわりに、ぼく以上に読書家で、よく自身が読み終わった本を持ってきてくれます。そんな彼が敬愛する作家は奥田英朗さんです(^o^)
ニラそば ― 2026年09月04日 13:27
もう数日、提供継続してみます!

ラーメンです♪ニラそば 680円
他の日替わり料理は・・・

本日のサラダ 330円
※内容は店員に訊くか、お楽しみで♪

月見ニラ納豆 330円

きゅうりの浅漬けサクサク風 230円

ナスと厚揚げの甘辛焼き 360円

ナスのカリカリチーズ焼き 330円

ピーマンと舞茸のカリカリチーズ焼き 330円

厚揚げのガーリックバター焼き 330円

タコ焼き風厚揚げ焼き 280円

エリンギのゆずこしょう醤油バター焼き 360円

シャウエッセン(焼き or ボイル) 300円
ここからは『サクシネマ』です。
お約束な展開の映画かと思いきや・・・ヽ(#゚Д゚)ノってなる、まさかまさかな恋愛?映画でした。

『エブリシング』(2017年)
原作は全米ベストセラーだそうです。

《この夏ー”すべて”を懸けて恋をする。》
どういうことかというと、

重度の免疫不全の難病を患っているマディーは、ウィルスに感染すると即《死》に直結してしまうため、無菌&衛生管理された自室から一歩も出れないまま18歳になっていました。
母親は医師で、娘が重度の免疫不全だと気づいたのも母親でした。ですので、初期の段階から自宅での投薬治療と無菌&衛生管理ができたために、本来なら幼いうちに死んでしまう病気なのに、マディーは18歳になっても生きていられる・・・というのです。
マディーの父親と兄は、彼女が幼い頃に交通事故で亡くなっており、それゆえに母親は「なんとしてでも娘だけは死なせない」の気持ちが強く、マディーは母親のそういう深い愛情に感謝しながら生活しています。
といっても、学校も行ったことがなく(授業はオンラインで受けています)、外の世界に触れたことのないマディーの寂しさは、ぼくも
ふたりの子供の親なので想像に難くありません。

そんなマディーの前に、隣人として同じ年頃の青年・オリーが越してきて、ふたりはひと目で恋に落ちるのです。そんなふたりの気持ちを察しても、母親は娘がウィルスに感染することを恐れてオリーと交流させまいとしますが、窓ガラスに携帯の番号を書いてしらせることで、ふたりの交流が始まるのです。

で、母親の目を盗んで会うようになり、外気もだめだし、ましてや他人と触れては絶対にいけないのに、恋するふたりの気持ちは止まりません。
結局母親にバレて、ウィルス感染こそしなかったものの、こんなことを繰り返したら死んでしまうから、もう会ったらダメ!、みたいなことをきつく命じられるマディー。
そんな折り、オリー一家が遠く離れたニューヨークに越してしまうことになり、そうするともう二度と会えなくなってしまうと思ったマディーはネットで飛行機のチケットを取り・・・

オリーと、一度は行ってみたかったハワイに逃避行するのです!
見たこともなかった海で泳いだり、ふたりでベッドを共にしたり、生まれて初めての恋と青春を謳歌していたマディーでしたが、やはりのごとく、体調を崩して救急車で搬送されてしまいます(lll ̄□ ̄)
ここまでの展開で、ああ、こういうやつの定番のパターンだなと思ったでしょ。ぼくもそうだと思って観ていたんです。

セカチューこと、『世界の中心で、愛をさけぶ』的な展開ね。
親の気持ちになって、娘にはできるだけ生きて欲しいけど、ずっと自室だけの世界で何年か長生きするより、短命に終わってしまうかもしれなくても、恋をして、生きている歓びを知った方がしあわせかも・・・って思っては、うっすら涙していたんです。
ですが、このあとのまさかまさかの真相の発覚に、大げさじゃなく本当に・・・

「えっ!?」って声をだしてしまい、腕には鳥肌も立ってしまったんです。
何がどうなったのか知りたい人は、映画を観るか(アマプラで配信中です)、お店でサクサクマスターに
「あれ、あのあとどうなったの?」
って、訊いてください(^o^)