わかめと玉子のガーリック炒め2024年09月26日 13:38


本日の日替わり料理は・・・


わかめと玉子のガーリック炒め 300円


月見ニラ納豆 330円


ネギ塩砂肝 330円


長いものホクホクバター醤油焼き 330円


納豆と長いものカリふわお焼き 280円


カニカマとキャベツのチーズ焼き 280円


味付けカニカマ塩昆布もやし 220円


きゅうりの浅漬けサクサク風 230円


舞茸のカリカリチーズ焼き 280円


あぶら揚げのハム大葉チーズはさみ焼き 250円


ハムチー 320円



ここからは『サクシネマ』です。

火曜日は久しぶりに映画館をはしごして、2本の映画を観たのですが、めずらしく2本とも自分的にはホームラン級な満足度を得られました。


1本目は新宿の映画館で・・・


『ぼくのお日さま』を観ました。


90分の短い映画です。ですが、まるで連続ドラマぐらいの長い内容の、その一部だけを切り取ったかのような奥行を感じさせる映画でした。


映画は背景も、各々の心情も、あまり詳細には描いていません。その雰囲気から、観客に想像してもらうような感じになっています。


少女さくらにフィギュアスケートを教えている荒川(池松壮亮さん)は、元プロのフィギュアスケーター。


荒川は丁寧に指導はしているものの、そこに笑顔はありませんでした。そして、さくらもまた、真面目に荒川の指導を実践しているものの、表情に子供らしい明るさはありません。


きつ音で、言葉の出だしをどもってしまう暗い少年タクヤは、フィギュアスケートを練習するさくらをよく眺めていました。そうです。さくらはタクヤにとっての《ぼくのお日さま》だったのです(*´ー`)


タクヤは同じリンクでアイスホッケーを習っていますが、あまりホッケーへの情熱もなく、うまくもありません。練習中も、さくらを見つめてばかりいます。


荒川はそんなタクヤに気がついていて、練習後に誰もいないリンクでタクヤがフィギュアスケートのスピンの真似事をしているのを見て、


フィギュアスケート用の靴を貸してやり、フィギュアスケートを教えてやるようになります。


恋心を秘めて、その相手がやっているフィギュアスケートを練習するタクヤは、なんだか微笑ましい、陰鬱だった荒川にとっての《ぼくのお日さま》だったのです。


シングルにもプラスになるからと、荒川はふたりでアイスダンスを練習させ始めます。このことが功を奏して・・・


3人はそれぞれ心からの笑顔を取り戻します。


・・・だったのですが、ある日、さくらは見てしまうのです。


荒川が男と親密そうにしている様子を。


そうなのです。荒川は同性愛者なのでした。そして、荒川はさくらにとっての《わたしのお日さま》だったのです。


それぞれがそれぞれの《お日さま》であることで成立していた奇妙なトライアングルは、このときを境に瓦解してしまいます。


さて、3人のその後は・・・。


少年少女の恋心。自分にもあんな少年時代を過ごせたのかもという、自己投影。思春期の複雑な心境。いろいろな思いがあるはずなのに、映画はそのどれも詳しくは描きません。ですが、なんか、心をつかまれました。深い余韻が残りました。


サクサクママも満足したようで、新宿で映画を観た直後は毎回のように行く・・・


伊勢丹B1にある『マリオジェラテリア』で、ジェラートを食べながら、たったいま観た『ぼくのお日さま』の感想を語り合いました。


で、この1時間後に上映予定の映画を観るために、池袋の映画館へと移動しました。2本目は何を観たのかは、次回のこのHP&ブログでご紹介しますね(^o^)

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