厚揚げのタコ焼き風カリカリ焼き ― 2025年08月27日 11:31
本日の日替わり料理は・・・

厚揚げのタコ焼き風カリカリ焼き 280円

月見ニラ納豆 330円

ピーマンと玉ねぎのカリカリチーズ焼き 300円

ナスの塩昆布炒め 300円

ナスのカリカリチーズ焼き 300円

長いものさっぱり塩昆布和え 280円

きゅうりの浅漬けサクサク風 230円

舞茸と新玉ねぎのカリカリチーズ焼き 300円

お酒のお供に♪納豆焼きそば(↑塩昆布 or 四川風↓) 500円


長いものホクホクバター醤油焼き 330円

納豆と長いものカリふわお焼き 280円

シャウエッセン(焼き or ボイル) 300円
実話の映画化ということで、現実の無情さを思い知りました。

『マルティニークからの祈り』(2014年)
《実在する平凡な主婦が突如味わうことになった悪夢のような765日間。言葉も分からない、遠く離れた異国の地で、拘束され続けた彼女の運命は・・・》
どういうことか説明しますが、とにかく無情すぎるんです。

貧しいですが、幸福な韓国人の家族が・・・
夫が友人の借金の保証人になってしまったがばかりに・・・
その友人は自殺して、夫が多額の借金を返さなくていけなくなり・・・
そのせいで家賃も払えなくなって、アパートを追い出され・・・
フランスに金の原石を運んでくれさえすれば多額の報酬を払う、という話を夫の後輩が持ってきて・・・
その仕事は女性でなければならないからと、妻が愛する夫と娘のために引き受けると・・・

フランスの税関で引き止められ・・・
荷物の中身は金の原石ではなく麻薬で・・・

フランス領のマルティニーク島の刑務所に投獄!ヽ(#゚Д゚)ノ

マルティニーク島って、韓国からはもちろん、フランスからとんでもなく離れている・・・

カリブ海に浮かぶ観光地なんです。
刑務所では囚人からのリンチもあれば、刑務官からの暴行もあり・・・
麻薬を運ぶつもりはなく金の原石だと思っていたという記録は韓国の裁判で証拠としてできており、それをフランスの裁判の証拠にすべく、フランスの韓国領事館に郵送してあったのに、フランスの韓国領事の怠慢と不誠実でそれをフランスの裁判所に転送しておらず・・・
そのせいで裁判が受けられないまま756日が過ぎてしまい、あれこれすったもんだしたあげく、ようやく裁判が受けられたら・・・
禁固1年の判決。もうとっくにそれ以上がたっているので、どうぞお国に帰ってください・・・って、

何もかもひどすぎだろっ!
保証人になってくれた人の恩を裏切った友人。ヤバい仕事を紹介する後輩。リンチする刑務所の囚人。当たり前に暴行する刑務官。不親切な韓国のフランス領事。ずっとお役所仕事なフランス裁判所。どいつもこいつも腹立たしいのですが、
この妻も、ヤバい仕事に決まっているのに「私は麻薬だなんて知りませんでした。金の原石だと聞いていたんです」って、なんだか同情しづらいのです(-_-;)
ですけど、現実は小説よりも残酷なり、というか、人間界はあったかくもあり、冷たくもあるので、ぼんやりとせずに気をつけて生きなければならないことを教えられたというか・・・。
さらに、後日談として、
この映画が製作されると、韓国のフランス領事から「どうかその映画を公開しないでほしい」という妨害があったといいます。対応が不誠実だったなんて、反省なんかしてません。保身ばかりです。
このことも含めて、現実は小説よりも残酷なりです。いろいろゾッとする映画であり、実話でした。
ただ、妻役のチョン・ドヨンの演技がうまいので・・・

765日ぶりに娘と再会できたときには、「良かったねぇ~」と思わずつぶやいている自分がいました(*´ω`*)