数量限定!麻婆メンチ ― 2025年08月31日 11:05
本日の日替わり料理は・・・

数量限定!麻婆メンチ 460円
麻婆餡の下にはメンチカツが隠れています♪

アスパラシャウエッセン炒め 330円

らっきょうキムチ 230円

厚揚げのタコ焼き風カリカリ焼き 280円

月見ニラ納豆 330円

ピーマンと玉ねぎのカリカリチーズ焼き 300円

ナスのカリカリチーズ焼き 300円

長いものさっぱり塩昆布和え 280円

きゅうりの浅漬けサクサク風 230円

お酒のお供に♪納豆焼きそば(↑塩昆布 or 四川風↓) 500円


長いものホクホクバター醤油焼き 330円

シャウエッセン(焼き or ボイル) 300円
あと、咲々餃子は月曜と火曜がお休みなので・・・

焼餃子・生餃子を買っておくなら今日ですよ~(^з^)-☆
ここからは『サクシネマ』です。
新海誠監督作品。10月にこのアニメの実写版の公開が控えていますが、この青い世界観が再現できているのかどうか・・・。

『秒速5センチメートル』(2007年)
これは「桜花抄」「コスモナウト」「秒速5センチメートル」という3つの連作短編作品なんですけど、ぼくも含め、これを観た人のほとんどは第1話の「桜花抄」が珠玉だと思っているのです。

東京に住む小学生の貴樹と明里は、おたがいに転校生で、おたがいに読書好きということで、ふたりは惹かれ合います。ふたりにとっての正真正銘の初恋でした。

クラスで冷やかされるようになっても、ふたりの気持ちは離れることはなかったのに・・・
親の都合で、明里は小学校を卒業と同時に栃木に引っ越していきます。同じ中学に行けると思っていたのに、ショックなふたり(T_T)
中学生になっても文通で、ふたりはつながっていました。そして、13歳中学1年の冬に、貴樹は明里に会いに行く約束をします。

《私の駅まで来てくれるのはとて助かるのですけれど、遠いのでどうか気をつけてきて下さい。
新宿→大宮→小山→岩舟
約束の夜7時に駅の待合室で待っています。》
貴樹は住んでいる世田谷の豪徳寺から栃木県の岩舟まで、約2時間10分の電車移動を決行します。

豪徳寺から小田急線に乗って新宿に出て、埼京線で大宮に行き・・・

大宮から宇都宮線で小山に行き、両毛線に乗り換えて岩舟駅に。

中学1年生には、ちょっとした冒険だと思われます。で、行くのですが、両毛線は豪雪で動かなくなり、岩舟駅に着いたのは予定を4時間以上過ぎた11時オーバーだったのです。
中学生の女子ですからね、親には《ちゃんと戻って来るから心配しないでください》みたいな書き置きをして家を出て来て、夜中の11時を過ぎても家に戻ってなければ両親が心配するに違いないのです。なのに・・・

明里は貴樹を待っていたのです。

駅舎で明里が作ってくれたお弁当を食べるふたり。
ですが、時間的にずっと駅舎にいることもできず、東京に戻る電車もなく・・・。
このあと、ふたりは一生の思い出になる中学1年にはふさわしくない行動をします。ふたりの両親の心配は描かれませんが、想像に難くありません。
その後、文通は途絶えてしまいます。どうして途絶えたのかは描かれませんが、これまた、想像に難くありません。まだ中1なのに、あのふたり、好きすぎやしないか。あんまり、年相応の恋愛じゃないと思うけど・・・。両親の心配と不安もわかります。
第2話の「コスモナウト」は、その後、種子島に転校した高校生の貴樹の話で、第3話の「秒速5センチメートル」は大人になった明里と貴樹のことを少しだけ。
小・中学生のとき、アナタはこのふたりのような熱烈な初恋をしましたか? ぼくも初恋はありましたが、こんな一生の思い出になるような恋はしていません。成就しようがしまいが、こんな特別な思い出のあった人はしあわせだと思います。青春時代の不器用な恋愛は、老成すればするほど、それを思い出すと気恥ずかしくもあり、まぶしくもあるからです。
ちなみに、「秒速5センチメートル」とは桜の花が落ちるときの速度だそうです。そんなにゆっくりですかね? 次回の春に、検証してみようかな(*´ー`)