牛豚合いびき肉のハンバーグ風目玉焼きのせ2023年11月22日 13:42




本日の日替わり料理は・・・


牛豚合いびき肉のハンバーグ風目玉焼きのせ 350円


ひき肉と野菜のあんかけごはん 600円


きゅうりの浅漬けサクサク風 220円


にんにく塩ピーマン 180円


ニラ納豆ユッケ風 330円


厚揚げ焼き大根おろしのせ 250円


太麺濃厚ソース焼きそば 580円


あぶら揚げのハム大葉チーズはさみ焼き 250円


上:汁なし担々麵 500円
下: 〃 肉のせ 780円



ここからは『サクシネマ』です。

実話ベースのじゃっかんファンタジーな韓国映画なんですけど、良かったです、これ。素朴というか、いまの日本の映画界ではこういうの作れないかもです。


『手紙と線路と小さな奇跡』(2021年)


韓国で1988年に開設された両元駅という小さな駅舎があるのですが、これは小さな村の人々で私設された民間駅で、この駅の誕生をめぐる奇跡を描いたのがこの映画です。


道路もつながっていない僻地の村があり、その村の住人はどこに行くにも村を通っている線路の上を歩いて行かなければなりません。しかも、隣町までにはトンネルや橋をいくつか越えなければならず、客車は時刻表があるのでその往来がわかるのですが、貨車は時間が判然としないため、過去に何人かが事故で亡くなっているという現状でした。


ヤバい列車が来た!の図。


だというのに、村に駅は作ってもらえません。というのも、現存している駅のいくつかも、赤字のため廃止するかどうかの瀬戸際だったので、わずかな村民のためだけに駅を新設するなんてとてもとてもだったのです。


その村に住む高校生のジョンギュンは、大統領に宛てて52通もの駅新設の嘆願書を出していましたが、その願いはいまだ叶っていませんでした。


このジョンギュンは数学に関して天才的な能力がありましたが、この村から通う学校ではその能力が持ち腐れになってしまいます。ソウルの大学か、もしくはそれ以上のところでジョンギュンの能力は活かされるべきなのですが、自分の村に駅ができないとジョンギュンは自身だけ村を出ることに積極的になれないでいます。


ですが、ようやく国からの許可がおり、村人たちでお金をだしあって私設の両元駅を作ったのですが・・・


鉄道会社は規則違反だからと、この駅を通過してしまいます。ジョンギュンの父親は電車の運転士なのですが、息子がようやく作った駅を泣く泣く通過しなければならず、その気持ちを察するともう泣けてしまいました。


ある晩、ジョンギュンの担任が、「息子さんの数学の能力は天才的です。ソウルで試験を受けさせてあげてください。もしそこで全国一になれば、アメリカに留学できるんです」と父親に直談判に来ましたが、それには両元駅に列車が止まらなければ試験に間に合わず・・・


さあ、映画を観て奇跡を願ってください! 


ジョンギュンを想う父親や姉に、胸アツになりますので(*´ー`)


ジョンギュンの同級生役には少女時代のユナが。ユナ、かわいいですよね(*´ω`*)


列車と言えば・・・


ぼくが高校時代に3年間利用していた宮崎の日南線も、赤字続きで毎年廃線の議論になっています(>_<)


1時間に1本あるかないかの運行で、たった1~2両の車両が住民(とくに車を運転できない住民)の足となってくれています。先月の帰省のときに、何十年ぶりに乗ってみました。懐かしかったです。なんとか存続してもらいたいのですが・・・。