おでん大根&玉子2021年02月11日 13:41


   ※酒類の提供はPM7時までです。




本日は日替わり料理は・・・


    おでん大根&玉子 各120円
    大根と玉子両方だと 220円


   ちりめんじゃこおろし 230円


   大根のパリポリ漬け 100円


和の料理ばかりで、餃子屋さんじゃないみたいですが・・・


もちろん餃子もバッチリ用意してますので(●^o^●)



毎度毎度の『サクシネマ』ですが、

ああ、山田洋次監督の時代劇はどれもこれも最高ですね!


     『武士の一分』(2006年)


最近の物語は複雑なものが多いですが、時代物はわかりやすいからいいです(^^)

下級武士の三村(木村拓哉さん)の仕事はお殿様の毒見係で、つねづねそんなのは武士がする仕事じゃない、恥ずかしい仕事だと思っていました。

武士なのだから剣で飯が食いたい。そう思っては、いまの仕事を辞め、子供相手の剣術道場を開きたいと思っていた三村でしたが、そう思っていた矢先に貝毒にあたり、生死をさまよい、一命はとりとめたものの、視力を完全に失ってしまいます。

そうなる前は、妻の加世(檀れいさん)と幼いころから世話人として三村家に仕えている徳平(笹野高史さん)の3人で、質素ながらも冗談など言いつつ楽しく暮らしていたのですが・・・


 三村が失明してからは、三村の目同様に、
     家の中も光が消えうせてしまいます。


三村家の親族たちは、今後のことが心配でなりません。目が見えないのでは藩の仕事はお役御免になってしまうのではないか、もしそうなら盲目の夫を加世ひとりでどうやって養っていくのだ、三村家の家柄はどうなってしまうのだ、なんとかしてもらえるように、誰かに口添えしてはもらえまいか。


三村のいないところで、三村の体よりも三村家の面目や体裁ばかりを気にする親族たちが、ああだこうだと言うのを、気まずい思いで聞いていた加世でしたが、三村の上司の島田(坂東三津五郎さん)にお家が取り壊しにならないようにお願いに行くように言われ、しぶしぶそうするのですが・・・。


この島田がいかにもな悪者で、美人の加世を以前からどうにかしたいと思っていたところに、加世の方から屋敷にお願いに来たものだから、まさに《鴨ネギ》の状況です。


   困惑気な加世と、ギラついた目の島田。


「口添えをしてやるから、わかっておるな。ただというわけにはいかんぞ」

イヒヒヒヒヒな島田。おやめくださいの加世。ですが手籠めにされてしまいます。

その後も、夫にバラされたくなければ・・・と3度にわたり加世を我が物にした島田。

あれこれあって、そのことを知った三村は、己の武士の一分を守るために、島田に果し合いを挑みます。自身は目が見えず、島田は有名な剣術道場の免状持ちだというのにです。

もちろん、死を覚悟してのことです。三村は加世に離縁を突きつけ、徳平には前もって別れの言葉を伝えて果し合いに臨みます。


 ふたりの果し合いは息を吞む状況になります。


さて、この果し合いの結末やいかに。

そして、三村と加世は不幸なまま終わってしまうのか。

流れる涙を拭わずに、結末を見守ってください(TдT)


ところで、武士の一分(いちぶん)の《一分》とは何なのかと言うと・・・

面目。名誉。対面。

そして、10に分けたうちの1つであることから、わずかな部分という意味にもなります。

ですから、こんな武士のはしくれな自分でも、わずかだとしても守るべき大事なものがある、それこそが武士の一分なわけなのです。

この一分をぼくに例えるなら、

餃子屋の一分はというと・・・

当店の餃子の皮は、香川県の製粉会社から取り寄せたさぬきうどん専用粉を使い、1枚1枚手延ばしで作っています


 当店で使用している小麦粉『讃岐すずらん』


さぬきうどんの粉を使って捏ね、切り分け、一枚一枚手で延ばした皮は、もちもちで、ほのかに小麦粉の甘みが感じられておいしいんです。

この小麦粉、都内のこだわりうどん屋なんかで使われている特級粉なんですよ(*´∀`*)

・・・と、

餃子の皮を、こだわりの小麦粉を使って心を込めて一枚一枚手延ばしで作る・・・というのがぼくの餃子屋の一分です(^_-)-☆

「結局、最後はお店の宣伝じゃん(-_-;)
(↑アナタの呆れツッコミ)