しいたけの天ぷら ― 2021年02月25日 13:15

※酒類の提供はPM7時までです。

本日の日替わり料理は・・・

揚げたて!しいたけの天ぷら 2個180円
3個240円
本日もPM4時半~PM8時(最終入店はPM7時)までの時短営業です。開けてちょっとしたら閉店という慌ただしさですが、緊急事態宣言も来月7日にはあけそうですので、がまんがまんです(*´ー`)
『サクシネマ』ですが、これはブライアン・デ・パルマ監督らしい、シンプルでわかりやすい、あるある連発のスリラーです。

『パッション』(2012年)
広告代理店のやり手のキャリア・ウーマンであるクリスティーンと、その有能なアシスタントのイザベル。クリスティーンはイザベルを信用し、仕事も任せ、イザベルは上司のクリスティーンの期待に応えようとしてがんばっています。

上司と部下としていいパートナーに見えた
クリスティーン(左)とイザベルでしたが・・・
イザベルが企画したプレゼンが大成功を収め、その手柄をクリスティーンが横取りしたことから、その信頼関係は崩れていきます。
クリスティーンにしてみれば、そんなことは組織の中のあるあるで、まったく悪びれた感じはありません。イザベルにチャンスを与えたのは自分だし、イザベルも自分のポジションになったときに同じことをすればいい、彼女にとってはただそれだけのことなのです。
イザベルはその考え方に納得できません。かといって、イザベルが普通の善人かというとそうでもなく、彼女はクリスティーンの愛人のダークと《いい仲》なのでした。

ダークと情事を重ねるイザベル。
イザベルの案をクリスティーンが横取りし、それに自身の提案を加味したものを新プランとして上層部に上げるということになり・・・

「それって、ひどくないですか?」
イザベルのアシスタントのダニ(右)は言います。
このダニは同性愛者で、ひそかにイザベルを愛しています。ですので、クリスティーンにいいように使われているイザベルを本心から心配しているのでした。
クリスティーンのアイデアが盛り込まれた新プランがあまりにダサかったので、イザベルとダニはそれを反故にして、自分たちで作ったプランをクリスティーンには内緒にして提出します。
すると、それが大好評なうえに、市場調査でもものすごい数字を叩き出し、上層部もクリスティーンではなくイザベルを出世させる方向で動き出します。
となると、クリスティーンは黙ってはいません。イザベルとダークとの情事の隠し撮り映像をイザベルに見せつけ、同僚の前でイザベルに大恥をかかせ、会社の金を横領しているダークの弱みにつけこんで、イザベルと別れさせます。
・・・と、
主な登場人物は、クリスティーン、イザベル、ダーク、ダニのこの4人です。そして、クリスティーンはある晩、何者かに殺害されてしまいます。
犯人はクリスティーン以外の3人のなかにいるのですが、さて、誰が犯人なのでしょう?
あるあるな女性の嫉妬がらみのミステリーで、そんなあるあるだったものが終盤に二転三転します。
飽きずに観れる、まさに老若男女万人向けのミステリーになっているのですが、欠点はというと、この4人の内面描写が薄っぺらいために誰にも同情できず、心がまったく動かされないということです。
とはいえ、
お菓子をつまみながら、ご自宅で楽しむのには向いている映画だと思います。興味のある方はご覧になってみてください。
あるあると言えば、
胸ポケットに入れたスマホは、地面に落ちている物を拾おうとすると・・・

たいてい、こうなります(lll ̄□ ̄)
かといって、そうならないためにズボンのポケットに入れたスマホは、いつか洗濯機の中で見つかります(#´Д`#)
なので、ぼくはできるだけスマホは携帯しないで、固定で机の上に置いてあります(*´ω`*)
「それって携帯の意味なくない?」
(↑アナタのもっともなご指摘)