厚揚げのタコ焼き風カリカリ焼き ― 2025年08月10日 11:58
本日の日替わり料理は・・・

厚揚げのタコ焼き風カリカリ焼き 280円

白だしうどん 550円

長いものさっぱり塩昆布和え 280円

ゴーヤチャンプルー 500円

辛さが選べるカレーうどん 650円

ナスの塩昆布炒め 280円

きゅうりの浅漬けサクサク風 230円

ナスのカリカリチーズ焼き 300円

舞茸と新玉ねぎのカリカリチーズ焼き 300円

お酒のお供に♪納豆焼きそば(↑塩昆布 or 四川風↓) 500円


長いものホクホクバター醤油焼き 330円
あと、咲々餃子は月曜と火曜がお休みなので・・・

焼餃子・生餃子を買っておくなら今日ですよ~(^з^)-☆
ここからは『サクシネマ』です。
この映画はこれで3度目の鑑賞です。すごい好きなシーンがあって、そこをまた観たくなったんです(^o^)

『箱入り息子の恋』(2013年)

彼女いない歴35年35歳の健太郎(星野源さん)は、両親のごり押しでお見合いをします。

お相手の奈緒子(夏帆さん)は、盲目でした。
盲目であることを隠してお見合いをセッティングしておきながら、奈緒子の父親は、役所の記録課勤務で勤続15年であるにもかかわらず一度も昇進をしていない健太郎を初対面でなじります。
「そんな野心も覇気もない男に、障害を持っているパートナーをしあわせにできる能力などあるはずはない」というのです。
いきなり息子を《うだつがあがらない無能な男》呼ばわりされたことで、健太郎の両親(とくに母親)が気分を害し、いきなりお見合いは破談となります。
「あんな男じゃダメだ。二度と会うな」
奈緒子の父親は健太郎を一刀両断するのですが、母親はひそかに健太郎を気に入っていました。おどおどとした男性ではあるものの、健太郎の心根のやさしさを母親は見抜いていたのです。

その後、奈緒子の父親にはないしょで、母親は奈緒子を昼間に健太郎に会わせに連れ出すようになります。ふたりは役所の昼休憩のときだけ、いっしょにお昼を食べたり、話をしたりという、小さなデートを毎日交わすようになるのです。

ランチはこのように牛丼屋や立ち食い蕎麦といった、普段健太郎が食べに行っているところばかり。それでも奈緒子はそのすべてが初体験だし、健太郎といっしょだと何を食べてもおいしく、楽しいのでした。

ですが、その秘密のデートも奈緒子の父親にバレてしまい、暴力をふるわれ、強引にふたりは離れさせられてしまいます。

失意の健太郎と奈緒子。そんなある日、健太郎は目の前を奈緒子が歩いているのを見つけ、そっとあとを尾けていくと・・・
そこは、ふたりで行った牛丼屋で、奈緒子は牛丼を注文して、健太郎といっしょに食べた思い出の牛丼を涙しながら食すのでした。その姿をコの字カウンターの対面で見ていた健太郎は・・・。
この牛丼屋のシーンが、それはそれは泣けてしまうのです(TдT) ぼくはこの映画を観て以来、ずっと女優としての夏帆さんが大好きです。
ただ、このシーンのあと、物語はいきなりエキセントリックになります。それはこれまでずっと安全運転をしていたドライバーがスピード狂に豹変するかのごとくで、正直これについていけない人は多いと思います。ぼくも困惑しましたから。
ですが、前述の牛丼屋のシーンまでは、最高の映画なんです。良かったら観て欲しいのですが、ぼくがこの映画を観て毎回思うのは、好きな人と食べれば、どんなチープなものでもおいしく楽しいのだということで、嫌いな人との食事は、どんな高価な食べ物でもおいしく感じないであろうことです。
遠くに旅行しなくても、好きな人となら近所の公園のベンチでも楽しいし、つまりは、何もかも心の持ちようというか、気持ち次第で人生は楽しくもつらくもなるということです。
いつも休日はサクサクママとサウナ&外食をしていますが、ふたりだからサウナも楽しく、外食もおいしいのであり、ひとりだと、ま、サウナは気持ちいいし、外食もそれなりにおいしいですが、きっとふたりのときほどではないと思います。
健太郎は奈緒子が盲目なので手をつなぎ、その手を引きますが、ぼくらのようないい歳をした夫婦は、手をつなぐことは吊り橋などの危険な場所でないかぎりありません。ですが、心の中ではいつも手をつないでいます。そうして、いつでも相手を導いているつもり・・・なのですが、ちょっとメロウすぎますかね(*´ω`*)