牛100%ハンバーグ目玉焼きのせ ― 2025年07月25日 16:37
本日の日替わり料理は・・・

牛100%ハンバーグ目玉焼きのせ 400円

らっきょうキムチ 230円

ちくわのからしいそべ焼き 280円

きゅうりの浅漬けサクサク風 230円

ナスのカリカリチーズ焼き 300円

麻婆ナス 450円

あぶら揚げのおつまみに最適焼き 240円

ネギ塩砂肝 330円

舞茸と新玉ねぎのカリカリチーズ焼き 300円

お酒のお供に♪納豆焼きそば(↑塩昆布 or 四川風↓) 500円


長いものホクホクバター醤油焼き 330円

納豆と長いものカリふわお焼き 280円
ここからは『サクシネマ』です。
この映画、最近鑑賞したばかりなんですけど・・・

『ブルーピリオド』(2024年)
初鑑賞したときも、けっこう感動したんですけど・・・

そのあと原作の漫画を読んで、やはり感動したので、また映画を再鑑賞したんです。
そうすると、すでにストーリーがわかっているのと、登場人物のバックグラウンドを熟知していたので、初鑑賞のときよりさらに感動しました!
あらすじをざっと説明すると共に、ちょっと熱く語ります。

高校生の矢口八虎(眞栄田郷敦さん)は、金髪で、仲間と渋谷で夜遊び+飲酒+喫煙なのに、成績優秀な優等生です。

選択科目で美術を選んだ八虎は、早朝のどこかブルーがかった渋谷の街の絵を描いてみると、それを褒められたことで絵を描く歓びに目覚めます。

そこから一心不乱に絵を描き始める八虎なのですが、家の経済的事情で国立大学しか受験できず、そうなると美術系の国立大学は東京藝術大学一択で、そこは東大に受かるよりも倍率的に困難な、日本一受かるのが難しい大学なのでした。

いまから絵を始めて東京藝術大学に受かるのが可能なのかどうか、美術の先生(薬師丸ひろ子さん)に訊くと、
「受かるかどうかはわからないけど、好きなことをする努力家は最強なんですよ!」
という言葉を言い渡されます。
同じ努力をするにしても、好きなことを努力するのと、好きでもないことを努力するのとでは、その(意志や質の)強さが違うということです。たしかにな、です。
八虎の母親(石田ひかりさん)は、経済的な理由もありますが、いまならいい大学に入れて、いい会社へと道がつながりそうなのに、大学に受かるのも困難で、もし受かったとしても絵で食べていけるかどうかわからないという、明らかに不安定な道に息子が進もうとしていることに、どうしても賛成ができないでいます。
一度しかない人生だから、大きな失敗をしてもらいたくないと思うのは、当たり前の親心です。押し付けとは違います。いっときの夢に
現(うつつ)を抜かして、あとで一生の後悔をするようなハメに陥って欲しくないのです。だから、母親は八虎を静かに諭そうとします。
ある晩、八虎が家に帰ると、母親がダイニングテーブルにうつ伏せて
眠ってしまっていました。八虎もがんばっていますが、母親や父親もまたがんばっていて、疲れているのです。
八虎は眠っている母親の絵を描きます。そして目を覚ました母親にその絵を渡し、静かに言うのでした。

「母さんの手・・・。食器洗うからささくれてるとか、買い物の荷物は重いからか、意外と腕に筋肉ついてるとか、服・・・、自分だけは何年も同じの着てるから、ほつれてるなとか・・・。絵を描いてなかったら気づけなかった。母さん・・・、母さんの望みどおりに生きられなくてゴメン・・・。でも俺、藝大に行きたい。才能ないかもしれない。だけど俺、絵を描くのが好きなんだ。絵を描くことには夢中になれる。もっともっとうまくなりたい。もっといろんな世界を見たい。だから、どうしても藝大に行きたい・・・」
それを黙って聞いていた母親は、小さく何度も頷いて、
「これ、ありがとう」
息子が描いてくれた自分の絵に、もう一度目を落とすのでした。
絵の話ではないですが、この八虎の母親への言葉は、ぼくの母への想いと重なるところがありました。
大昔の話になりますが、家を出てひとり暮らしを始めると、当たり前のようにごはんが出てくることも、洗濯された清潔な洋服がタンスに入っていることも、布団が湿っぽくないことも、それよりももっと些細な、洗剤やシャンプーやトイレットペーパーがきれることなくあるのも、何もかもすべて母がやってくれていたのだということを、いまさらながら思い知ったとき、ひとり暮らしを始めていなければ、こんなふうに母に感謝をすることはなかったかもなと、ぼくは思ったのです。それは八虎が母親をスケッチして初めて気が付いたそれと同じなのでした。
八虎の母親と同じように、ぼくの母もいかにも安物な洋服を着ていました。自分にかかる出費はおさえて、子供たちのためにお金を使っていたからです。そのことも、ひとり暮らしをして初めて思いました。
さて、八虎が東京藝術大学に受かるのかどうか、映画をご覧ください。そして、身の回りの当たり前のようないろんなこと、いろんな人に、感謝をしましょう(*´ー`)
らっきょうキムチ ― 2025年07月24日 12:06
本日の日替わり料理は・・・

らっきょうキムチ 230円

ちくわのからしいそべ焼き 280円

きゅうりの浅漬けサクサク風 230円

ナスのカリカリチーズ焼き 300円

麻婆ナス 450円

あぶら揚げのおつまみに最適焼き 240円

ネギ塩砂肝 330円

舞茸と新玉ねぎのカリカリチーズ焼き 300円

お酒のお供に♪納豆焼きそば(↑塩昆布 or 四川風↓) 500円


長いものホクホクバター醤油焼き 330円

納豆と長いものカリふわお焼き 280円
ここからは『サクシネマ』です。
山田洋次監督作品です。たぶん若い人が観てもおもしろくないと思います。ですが、ぼく世代より上の人間には完璧なホームドラマです。

『こんにちは、母さん』(2023年)

妻との離婚問題や仕事でのストレスに悩む息子が、久しぶりに下町に暮らす母親を訪ねると、そこには家出中の娘がいて、母親はなぜか生き生きとしているのでした。

というのは、母親は教会の牧師さんに恋をしており、いっしょにホームレスの支援をしたり・・・

デートを楽しんだりしていたのでした(*´ー`)
夫を亡くして、下町の住民との交流はあるにせよ、やはり一抹の淋しさは否めない母親の老いらくの恋に、息子はとまどっているのですが・・・

孫娘は「素敵じゃない♪」と祖母を応援します。

牧師さんと両想いではあったのですが、唐突に別れが訪れ・・・

いろいろあった息子と、しみじみと酒を酌み交わす・・・。
ざっくり言えば、それだけの、どこの家庭にもあるかもしれない出来事なのですが、なんか良かったですねぇ。しんみりしてしまいました。
ぼくにもまだ母が存命で(父も存命ですが)、娘もいて(息子もいますが)、まあ、妻とはなんとか離婚うんぬんにはなっていませんけど、ちょっとこの映画の息子(大泉洋さん)と自分を重ね見てしまいました。
ぼくのように、親も子もいる立場の人間は、子供には笑顔でいて欲しいし、親にも余生を楽しんでいてもらいたいものです。うれしそうに、楽しそうにしている姿を見たいし、そういう姿を垣間見ると、こっちも笑顔になるし、うれしくて泣けてきたりもします(歳をとると、本当に泣き上戸になって困ります)。
だからこの映画も、笑ったり、泣きそうになったりして観ました。最近なんかあんまり悲しい物語を観るのがつらいです。ほんわかしたいんです。だから、こういう映画が沁みました(ノ´Д`)
ぬか漬け3種盛り(きゅうり・大根・にんじん) ― 2025年07月23日 12:04
本日の日替わり料理は・・・

ぬか漬け3種盛り 250円
(きゅうり・大根・にんじん)

きゅうりの浅漬けサクサク風 230円

ナスのカリカリチーズ焼き 300円

麻婆ナス 450円

あぶら揚げのおつまみに最適焼き 240円

ネギ塩砂肝 330円

舞茸と新玉ねぎのカリカリチーズ焼き 300円

お酒のお供に♪納豆焼きそば(↑塩昆布 or 四川風↓) 500円


長いものホクホクバター醤油焼き 330円

納豆と長いものカリふわお焼き 280円
ここからは雑談というか、お客さんとの交流の話なんですけど、
先日の月曜日には、十数年、ちょいちょい通っている馴染みのカラオケ飲み屋さんに行きました。店のママさんとも仲良しで、時々うちの店にも来てくれます。
歌いたくなった・・・からではありません。10年以上前にこの店で知り合って友達になったYが6月に急逝したからです。まだ50歳でした。
遺体の前でお別れもさせてもらったのですが、魂がこの世にある49日を迎える前に、Yと知り合ったその店で、カラオケがうまかったYの好きな歌をうたって追悼しようと思ったのです。
Yのお兄さんのSにそのことを伝えると、「俺も行きたいな」と言うので、いっしょに行きました。
Yは歌がうまく、しかもモノマネも得意でした。得意にしていたのは、サザン、チューブ、松山千春、etc・・・でした。
ですので、Sもサザンの歌を数曲うたい、ぼくも・・・

TUBE『ガラスのメモリーズ』

松山千春『長い夜』

桑田佳祐『君にサヨナラを』を、うたいました♪
その店の常連だったYは、お店の人やお客さんとも馴染みだったので、みんなでYのことを悼んでうたったり、語ったりしました。
Yのこともあったし、他にもいろいろあり、2025年は例年より特別な1年になりそうです。いまある《当たり前》はじつは特別な幸せなのだと、自分に言い聞かせつつ、Yを悼んだ夜でした。
厚揚げのタコ焼き風カリカリ焼き ― 2025年07月20日 14:27
本日の日替わり料理は・・・

厚揚げのタコ焼き風カリカリ焼き 280円

ナスのカリカリチーズ焼き 300円

麻婆ナス 450円

オクラのおひたし 200円

2代目天津飯 600円

あぶら揚げのおつまみに最適焼き 240円

ネギ塩砂肝 330円

和風カレーうどん 650円

舞茸と新玉ねぎのカリカリチーズ焼き 280円

お酒のお供に♪納豆焼きそば(↑塩昆布 or 四川風↓) 500円


長いものホクホクバター醤油焼き 330円

納豆と長いものカリふわお焼き 280円
ここからは『サクシネマ』です。
これは山好きな人なら楽しめる映画です。そうでない人は、退屈に感じる人もいそうです。ぼくは楽しめました。

『帰れない山』(2023年)

都会育ちのピエトロは、山好きな両親に連れられて夏の間だけ山麓の小さな村で過ごすことになるのですが、そこで生涯の友となる少年ブルーノと知り合います。

ピエトロの父親と3人で、山を満喫するようになります。

「気をつけろよ」とピエトロの父親。地元のブルーノは慣れたものですが、ピエトロは怖がってしまいます。
毎年恒例の山での夏の暮らしだったのですが、ハイティーンになったピエトロは反抗期になり、父親を疎んじるようになって、山にも行かなくなってしまいます。なので、ブルーノとも疎遠になってしまうんんです。
そのまま父親とは距離を取ったまま30代になったピエトロに、突然父の訃報が届きます。そのことを機に、久しぶりに山の別荘に行き・・・

十数年ぶりにブルーノと再会するんです。
ブルーノはあのあとも、毎年ピエトロの父親と山で交流をしていました。ブルーノもまた自分の父親とうまくいかずにいたのですが、そのことなど人生のいろいろをピエトロの父親に相談に乗ってもらっていたのです。
そして、ピエトロとブルーノは毎年6~10月を山の別荘でいっしょに過ごすようになります。



「人生は挑戦だ!」
ピエトロはブルーノに励まされ、山を降りて都会に戻ってもがんばっていました。
それぞれ結婚しても、ふたりの交流は続いていたのですが、ブルーノは仕事につまづき、家族とも別れることになり・・・

今度はピエトロがブルーノを励ますのですが、ブルーノは頑なに自身の殻に閉じこもったままでいます。
さて、ピエトロとブルーノの友情の行方は・・・なのですが、ピエトロはブルーノの奥さんに頑迷になっている彼のことを相談します。
ブルーノの奥さんは、私も彼に新たな道を提案したんだけど、と前置いたあとで、ピエトロにこう言います。
「拒む人を助けるのは無理よ」
これは真理だと、ぼくは思います。拒む人を助けるためには、まず、拒む心を解かなければならず、それは本人にしかできないのです。
《人生にはときに帰れない山がある》
映画は最後にこう告げます。あのとき、あそこで、ああしてしまうと、あの山(あの状況)には二度と帰れなく(戻れなく)なってしまうことが人生にはあるのです。
人生の岐路・・・。山で遭難したら、とにかく来た道を戻ることが最善だと言います。ですが、人生では来た道を戻れない選択を迫られる機会が、誰しもに訪れます。右の道も左の道も、どちらも困難であることが予想されたとしても、帰路で立ち止まってはいられない、どちらかの道を進まねばならないときが、人生にはあります。
人生の後半に入っているぼくには、実感と共にいろいろ考えさせられる映画でした。皆さんにはどう響くか、観た人には聞いてみたいなぁ。
ナスが旬ですよ♪ ― 2025年07月19日 15:32
本日の日替わり料理は・・・

ナスのカリカリチーズ焼き 300円

麻婆ナス 450円

麻婆ナス焼きそば 650円

オクラのおひたし 200円

2代目天津飯 600円

あぶら揚げのおつまみに最適焼き 240円

ネギ塩砂肝 330円

舞茸と新玉ねぎのカリカリチーズ焼き 280円

お酒のお供に♪納豆焼きそば(↑塩昆布 or 四川風↓) 500円


長いものホクホクバター醤油焼き 330円

納豆と長いものカリふわお焼き 280円
ここからは雑談なんですけど、
いつまでたっても詐欺の被害額が右肩上がりです。
そうだと思います。ぼくにも毎日詐欺メールが来ますし、詐欺及び勧誘電話も毎日のように来ますし、先日にいたっては詐欺営業も来ました。
電気メーターの交換の際の場合のお知らせだとかなんだかで、「お知らせの書面に返信がなかった人のところに訪問しております」とか言うのでした。
30代らしき若い男性のふたり組です。ひとりは新人なのか、うしろでやりとりを見ているだけです。
「え? 電気メーター? それ、何ですか? あなたたち、どこの人?」
「どこの人というか、電気メーターの交換の場合はこうしますのでお願いしますという告知なんです」
男は慌てる様子もなく、堂々と、淀みなく言います。
「あ、そうなんですか。とにかくね、毎日詐欺っぽいのが多いから、警戒しちゃうんですよ」
「毎日ありますか?」
「あるよ。メール、電話、訪問」
「でしたら、再度書面を送付した方がいいですかね?」
「そうしてください。目を通しときますから」
「わかりました」
このやりとり、1ヶ月ぐらい前です。もちろん、それっぽい書面は未だに届きません。
詐欺、さぎ、サギ・・・って、この二文字のひびきが悪どく聞こえるので・・・

鷺(さぎ)たちは、日本では肩身が狭そうですよね(^_^;)