枝豆(『湯あがり娘』)2022年08月14日 10:45


本日の日替わり料理は・・・


『湯あがり娘』という品種の枝豆 250円


なすとひき肉とトマトのスパイスカレー 700円
 ※ルーのみは500円


特製とり皮ポン酢 200円
         300円


ピリ辛ビビンそうめん目玉焼きのせ 400円


それと、咲々餃子は月曜と火曜がお休みなので・・・


焼餃子・生餃子を買っておくなら今日ですよ~(^з^)-☆



ここからは『サクシネマ』なのですが、暑いから海水浴にお出かけする方も多いと思いますけど、海の恐怖映画と言えばサメ映画で、ぼくのオススメはこの3作↓です。


『ジョーズ』(1975年)と、


『ロスト・バケーション』(2016年)と、


今回ご紹介する・・・


『ディープ・ブルー』(1999年)です。


『ジョーズ』はヒッチコック映画を彷彿とさせるような心理的な怖さが秀逸で、若きスピルバーグ監督のアイデアと才能がほとばしっている作品でした。


『ロスト・バケーション』はシンプルな展開で、いかにもありえそうな絵空事とは思えない恐怖感がありました。


『ディープ・ブルー』はというと、『ジョーズ』のサメがまだ当時の技術的に張りぼて感があったのに対し、これはサメの動きがかなりリアルになっていて、そのうえ展開も凝っています。


海上に作られた研究施設で、サメを実験台にしてアルツハイマーの治療薬を治験しているという設定です。


その研究所のサメは脳を大きくするために遺伝子操作で巨大化されていて、そんなサメにアルツハイマーの治験薬を投与したせいで、お利口さんになった巨大ザメが研究所の人間たちに襲いかかってきます。

・・・と、

この設定自体が、サメのパニック映画を作りたいがためのいかにもな設定で、ちょっと陳腐ではあります。サメで実験をするって、猿の代わりにゴリラを、犬や猫の代わりにライオンを使うようなものです。リスクばかりが高く、そうしなければいけない理由がよくわかりません。


しかも、サメの脳じゃ小さいからって、わざわざ遺伝子操作までして巨大化したサメを作り、陸上の施設よりもはるかに費用がかかるであろう海上に研究所を作っています。


ですが、ここまで文句を言っておきながら、どうしてぼくがこの映画をサメ映画3選のひとつに挙げるのかというと、それは展開の意外性です。


サメ映画というと、観ていて、ああ、このイチャついている若者たちはさっくり食われてしまうなとか、この俳優は途中で殺られるだろうし、この俳優とこのヒロインは生き残って、この化け物ザメにトドメをさすに違いないなとか、なんとなく予想がつきますよね。ですが、この映画はそんな予想どおりには進みません。


あるときはあっさり、またあるときは不必要なまで無残に、登場人物の重要度とは無関係な展開でサメの餌食になりますし、いかにも殺られそうなキャラが予想外な活躍を見せたりもします。


どうしてそうなったのかというと、監督のレニー・ハーリンが制作の途中で柔軟に脚本を変更したり、試写の反応を見ては、急遽生き残る人物を変えたりしたからです。


何がどう予想外なのかは観てもらいたいのですが、

じつは、実際は映画の印象ほどサメは人間を襲いません。世界で年間に数人しかサメに襲われて命をなくす人はいませんし、わずかな数滴の血の匂いを何百メートル先から嗅ぎ分けて襲ってくるということもないようです。


ただ、サーファーがよくシャーク・アタックに遭遇してしまうのは、水中から見上げたサーファーの姿がサメには、


カメに見えてしまうからです。


ですので、サメは人間を食料とは考えておらず、むしろフカヒレやかまぼこなどの食用にするためや、定置網にひっかかって死んじゃうサメなど、人間のせいで死亡するサメの数は年間なんと・・・

約1億匹!\(◎o◎)/


サメにしてみれば、こんな気持ちでしょうね(^_^;)