ナス焼き ― 2024年06月22日 12:14
本日の日替わり料理は・・・

ナス焼き 200円

ハンバーグ目玉焼きのせ 350円

長いものホクホクバター醤油焼き 330円

納豆と長いものカリふわお焼き 280円

塩昆布チャーハン 650円

あぶら揚げのハム大葉チーズはさみ焼き 250円

きゅうりの浅漬けサクサク風 230円

舞茸のカリカリチーズ焼き 280円
ここからは『サクシネマ』です。
これは《6月民主化抗争》と呼ばれる韓国の民主化闘争の映画で、まるでドキュメントのようなリアル感漂う名作です。

『1987、ある闘いの真実』(2017年)
1945年の終戦以降、北朝鮮と韓国に分裂した朝鮮ですが、現在、北朝鮮は独裁国家でありつづけ、対して韓国は民主主義国家であるのは、1987年に韓国国民が民主化闘争で勝ち得た結果であり、もし国民が立ち上がらなかったら、いまの韓国は北朝鮮に似た状態だったかもしれません。そのことを思い知らされる映画です。
韓国の初代大統領は不正で成し得た大統領で、自分に都合のいいように憲法を改正して18年間、その座に居続けました。民主主義とは程遠い独裁政権です。
ひどい独裁政権に不満があふれ、内部分裂の結果、初代大統領は暗殺されます。そして軍部がクーデターを起こして、新たな政権、新たな指導者(のちに大統領になる)のですが、これまた軍部中心の独裁政権で、国民はまたまた不満を募らせます。真の民主化を切望するわけです。
1980年5月、民主化を求める学生や市民のデモ隊を軍が武力で鎮圧した『光州事件(5・18民主化運動)』が起こります。

光州事件では見せしめに多くの市民が殺されてしまいました。
この光州事件は世界に知られるところとなりますが、民主化には至りませんでした。
1987年1月、民主化デモを行って逮捕された学生が、拷問の末に死亡してしまいます。警察はこの事実を隠蔽しようとします。このときのことから、6月29日の民主化宣言に至るまでの闘いと、その真実がこの映画では描かれています。

多くの犠牲を経て、国民にいまこそ民主化をと訴えるデモ隊たち。(劇中の画像)

実際の様子
この韓国の民主化の結果、1番はっきりと変わったのは、大統領を国民が直接選挙で選べるようになったことです。国の舵(かじ)を取るリーダーを自分たちが選挙で選べること、選んだからには自分たちにも責任が生じるということ、それらはとても大事なことです。
日本も、与党が派閥のむにゃむにゃで国民の意見不在で総理大臣を選ぶのではなく、国民の直接選挙で選ばせてもらいたいなと思います。そして組閣も、忖度だらけの年功序列式ではなく、実力主義で大臣を抜擢してもらいたいです。
まあね、昔から《政治の世界には魑魅魍魎(ちみもうりょう)がいる》と言われていますから、当たり前の正論で事が進む世界ではないことは、なんとなく想像がつきます。

この世界なら、じつに明快なんですけどねぇ(*´ー`)