セロリのさっぱり塩昆布和え ― 2025年05月16日 12:35
本日の日替わり料理は・・・

セロリのさっぱり塩昆布和え 230円

新じゃがの塩昆布バター焼き 330円

ナスの煮びたし 250円

ピーマンと玉ねぎのカリカリチーズ焼き 280円

にんにく塩ピーマン 180円

月見ニラ納豆 330円

きゅうりの浅漬けサクサク風 230円

お酒のお供に♪納豆焼きそば(↑塩昆布 or 四川風↓) 500円


長いものホクホクバター醤油焼き 330円

納豆と長いものカリふわお焼き 280円
ここからは『サクシネマ』です。
実話がベースの映画です。名匠ピーター・ウィアー監督らしい、誠実で無駄のない演出の映画でした。

『ウェイバック -脱出6500km-』(2010年)
1941年、当時ソ連のシベリア強制収容所から逃亡し、6500キロを歩いてインドまで逃げ切った元捕虜の方々の、ドキュメントのようなお話。

6500キロって、こんな距離。

日本の青森から鹿児島までが約2000キロですからね、6500キロがどれほどとてつもない距離かわかるでしょ。
しかも、
途中には砂漠やヒマラヤ山脈も越えて進んだんですよ\(◎o◎)/

極寒のシベリア強制収容所。看守は捕虜たちにこう言います。
「いいか。シベリアそのものが収容所だからな。逃げ出したって、それは死を意味しているんだぞ」
装備も食料もないまま、ここから逃げ出してもシベリアから生きて脱け出すなんて不可能に近いのです。
ですが7人で収容所を抜け出し、飢えや渇き、寒さ、疲労に耐え抜いて、全員ではありませんが、シベリアを抜け・・・

途中で、隷属させられていた農場から逃亡してきた17歳の少女も合流して・・・

皆で助け合い、励まし合い、方角も不確かなまま、重たい足をひきずって先に進むのですが・・・。

ヤヌシュには何がなんでも生還するという強い意志がありました。
というのも、映画冒頭で、ヤヌシュは妻に自身が共産党を批判していたことを証言され、そのため25年の強制労働を言いつけられるのですが、妻はひどい拷問の末にその証言をさせられたのであり、だといえ、自身が助かるために夫の地獄行きの証言をしたことを、彼女は一生悔いて生きていかなければならず、その苦しみから妻を救ってやるためにも、ヤヌシュは生きて妻の元に還ろうとしているのでした。
逃亡者の皆んなの生還を祈りつつ映画を観ている自分がそこにいたのですが、もちろんそんなオールオッケーな結末ではなく・・・。
極寒のシベリアやヒマラヤを抜ける過酷さは想像を絶すると思うのですが・・・


『八甲田山』(1977年)がいかに地獄だったのか、《極寒》という恐怖だけをくらべると、こちらの方が恐ろしかったなと、再認識しました。
どちらの映画もオススメですので、ぜひご覧ください(^o^)