芥川龍之介を偲んで ― 2016年07月24日 13:23
夏季限定の大人気冷奴・・・

5種薬味やっこ 230円
冷やっこの上にのってるのは、メインのみょうが、大葉、万能ねぎ、しょうが、かいわれの、5種のきざみ薬味たちです♪
夏が終わると、次の夏まで食べられないので、この夏の間に食べに来てくださいネ(^o^)
えっと、
今日7月24日は『河童忌』です。
『河童忌』とは、文豪、芥川龍之介の命日です。彼の作品の『河童』から、命日を『河童忌』と呼んでいます。
意外かもしれませんが、ぼくは少年の頃から読書が大好きで、芥川龍之介は好きな作家ベスト10に入るほどです。
作品も全集でほとんど読みましたが、今回は『杜子春(とししゅん)』について、ちょっと語りたいと思います。
『杜子春』という話は、いままでに何度となく読み返していますが、毎回泣けてしまいます。『杜子春』は中国の唐の時代の古典『杜子春伝』がベースなんですけど、『杜子春』には芥川流の味付けがしてあって、さすがだなぁ・・・と思わされます。
たいていの皆さんは『杜子春』というお話を知っていると思いますが、知らない人のために、簡単にあらすじをご紹介します。
杜子春という青年は、もともとはお金持ちの家の息子だったのですが、いまは落ちぶれて貧乏となっている・・・というのが出だしです。
あるとき、杜子春は路上で仙人から声をかけられ、大金のありかを教えてもらって大金持ちになりますが、豪遊してすぐに使い果たし、またまた貧乏に戻ってしまうのですが、
そうすると、またもやあのときの仙人が現れ、ふたたび大金持ちにヽ(=´▽`=)ノ
ですが、前回同様、またすぐ貧乏になります(杜子春、ほんと、ドラ息子ですね ┐(´~`;)┌ )。
すると、またまた例の仙人が現れ、今度も大金のありかを教えようとするのですが、杜子春はそれを断ります。金持ちになっても、お金があるときだけ皆は集まってきますが、お金がなくなると誰も寄りつかなくなることに、杜子春はうんざりとしていたのです。
お金はいらないから自分に仙術を教えてください、と杜子春は仙人に言います。
仙人は杜子春を高い山の頂上に連れて行き、自分はいまから用事で出かけてくるけど、お前はずっとここで私の帰りを待っていなさい。その間、様々な魔性がお前をたぶらかしに来るだろうが、けっして声をだしてはいけない。ひとことでも声をだしたら、お前は仙人にはなれないぞ、というようなことを言って、どこかに去って行きます。
すると、そのときから、返事をしないなら殺すぞ、みたいな恐ろしい声が聞こえてきたり、虎や蛇が襲ってきたり、雷雨や火柱が降りかかったりしますが、杜子春は必死になって声をださずにいます。
が、とうとう神将に胸を刺され、杜子春は絶命してしまいます(>_<)
あの世に落ちた杜子春は閻魔様に詰問されますが、杜子春はここでも声をださずにいます。すると・・・
剣に体を貫かれるわ、炎に顔を焼かれるわ、舌を抜かれるわ、皮膚をはがされるわ、油の鍋で煮られるわ、毒蛇に脳みそを吸われるわ、鷹に目を食われるわの、拷問のオンパレード!ヽ(;´Д`)ノ
だけども、杜子春は声をだしません。っていうか、こんなに固い意志を持っているなら、二度も大金を使い果たすことなく、もうちょっとまともな生活ができていたはず・・・と思うのはぼくだけでしょうか?(^^;)
強情な杜子春に業を煮やした閻魔様は、畜生界に落ちていた杜子春の両親を連れてきます。杜子春の両親はやせ馬となっていましたが、杜子春にはひと目でそれが両親だとわかりました。
その両親を鬼たちが鞭打ちます。閻魔は杜子春に「口をきかないと、お前の両親は死んでしまうぞ」みたいなことを言うのですが、杜子春は依然として口を開きません。
「お前は自分さえしあわせになれればいいと思っているのか。この親不孝者め」
閻魔は怒り、鬼たちに鞭打たれつづけた杜子春の両親は、肉は裂け、骨は砕け、息も絶え絶えになるのですが、それでも血の涙を流しながら、息子の杜子春にこう言うのです。
「・・・心配しなくていいんだよ。私たちはお前がしあわせになってくれればそれでいいから、言いたくないなら黙っておいで」と。
ここで、初めて杜子春はやせ馬となった両親の元に駆け寄り、その首を抱いて、はらはらと涙を流しながら、
「・・・おかあさん」
と、声を発するのです。
もうね、
毎回、ここでね、ぼく、
涙ドバーッです(TдT)
で、物語はこのあと、衝撃かつステキな展開になります。
ふと気がつくと、杜子春は仙人と出会った路上にいて、そこで仙人は杜子春にこう言います。
「もしお前が(あの両親の前でも)黙っていたら、私はお前を殺すつもりだったのだ」とヽ(#゚Д゚)ノ
このとき杜子春は、金持ちになろうとか、仙人になろうとかいうような考えはなくなっていたので、今後は人間らしい、正直な暮らしをするつもりです、と仙人に言います。
「その言葉忘れるなよ。では、もう今日かぎりで、私がお前に会うことはないぞ」
仙人は杜子春にそう言ってから、ああ、いま思い出したけど、という芝居めいたふうで、
「あそこの山のふもとに私が持っている家があるから、そこに住んでいいぞ。ちょうど今ごろは桃の花が咲いてるんじゃないかな」
みたいなことを言って、ニヤニヤしながら去って行くのです。
ああ・・・
オリエンタルラジオの、

「あっちゃん、かっこいい~」
・・・じゃないけど、
仙人さん、かっこいい~(^з^)-☆
憧れる~~(*´ω`*)
もし、ぼくが仙人になったとしたら・・・
目の前にリストラされたサラリーマンがいます。え? 社長になりたい? OK♪ 社長にしてあげます。
倒産しました。また、社長にしてあげます。
また倒産しました。サラリーマンが言います。
「もう社長はいいです。真面目に地道にコツコツやっていきます」
「よく言いいました。その言葉忘れちゃだめだよ。じゃあ、ぼくはもうアナタの前に二度と現れませんからね」
サク仙人であるぼくは、サラリーマンにそう言ってから、いったん背中を見せて2、3歩あるいてから、首だけ振り返って、えっと・・・みたいな、さり気なさを装って、こう言います。
「そういえば、S市のはずれにぼくがやってる餃子屋があるから、そこで働いたらいいよ。ちょうどいまは餃子とビールがおいしい季節だからさ(*´ー`)」
え? 何?
けっこうです、って?(@_@;)
餃子屋とか、一日中立ち仕事で疲れるから、マジ無理って。そ、そうなの??(lll ̄□ ̄)
・・・やっぱり、
仙人に憧れるのやめます(#´Д`#)