ネギ塩砂肝 ― 2024年09月29日 10:00
本日の日替わり料理は・・・

ネギ塩砂肝 330円

長いものホクホクバター醤油焼き 330円

納豆と長いものカリふわお焼き 280円

カニカマとキャベツのチーズ焼き 280円

味付けカニカマ塩昆布もやし 220円

舞茸のカリカリチーズ焼き 280円

ハムチー 320円

タンメン 600円
※+100円で野菜マシ

辛さが選べる(0~8辛)カレーラーメン 680円
それと、咲々餃子は月曜と火曜がお休みなので・・・

焼餃子・生餃子を買っておくなら今日ですよ~(^з^)-☆
ここからは『サクシネマ』です。
《STOP THE 自殺》がテーマの映画です。賛否ある内容だなと感じましたが、最後まで観賞しました。

『森の中のレストラン』(2022年)
《美しい森の奥に、人生最後の食事を振る舞うシェフがいる。》
さてさて、どういうことなのかというと・・・
森の奥で枝にロープをかけて首吊り自殺をしようとしている男・京一がいます。それを猟師の欣二が見つけます。
それが縁で、京一は欣二がオーナーのもとで、森の中のレストランを始めます。京一は腕利きのシェフだったのです。

何もない森の中のレストランですが、京一の腕がいいのと、山で採れた食材や、欣二が獲った新鮮なジビエのおかげで、店は予約で繁盛します。ま、SNSの時代ですからね、話題になれば場所がどこでもありえます。

寡黙で無表情だけれども腕はピカイチな京一。

京一を救った猟師の欣二。
ですが、そのうちなぜか森で自殺する人が最後の晩餐としてここで食事をするようになります。

この青年は京一に料理がおいしかったことを告げ、「人生最後の食事がコンビニでなくてよかったです」と言って退店していきます。
なのに、京一はこれから自殺しようとしている人を止めません。ただ、他者を巻き添えにしてもらいたくないのだと、それだけ思っているのでした。
というのも、飛び降り自殺をした青年が、下にいた京一の娘を巻き添えにしたという過去があったからです。その悲しみのために、京一は妻ともうまくいかなくなって離婚し、生きる希望を失ってこの森にたどり着いたのでした。

そんななか、またもや自殺目的でこの森に来た少女・沙耶が店にやって来ます。
京一はひと目で、この少女が食事後に自殺を図るであろうことを察しますが、やはり何も訊かず、止めもしません。ですが、京一の愛犬が森の中の沙耶を発見し、すんでのところで自殺を食い止めるのです。そして、京一は沙耶と亡くなった自分の娘を重ね見たのか、自殺を引き延ばす理由を与えます。「うちでアルバイトしてみないか?」と。
沙耶は京一のレストランでアルバイトを始めます。次第に生き生きとした様子を見せるようになる沙耶。だったのですが・・・

村のヤンチャな若者たちが、「おい、自殺をとめろよ! この店のせいで村のイメージが悪くなんだよ!」(それは、その通りです。不良な若者たちが村の評判を気にするというのも、なんか違和感がありましたが 笑)と、京一の最後の晩餐的なレストランに反対し、そして沙耶のことを警察に通報します。
そして、警察と沙耶の両親がやって来ます。父親は、いかにも娘を心配していたふうを装っていますが、この父親こそ沙耶の自殺願望の原因で・・・

沙耶と彼女の母親は、この父親に毎日のようにひどいDVを受けていたのです(lll ̄□ ̄)

母親は夫に心を完全に支配されていて、自分や娘が殴られても何もできない状態なのでした。
ここから胸クソ悪い展開になります。実際にこういうひどい親がいることでしょうし、そのせいで自死を選ぶ人たちもいるのでしょう。だからこそ、このあとの展開をソフトに描かずに、胸クソレベルにまで描いたと思うのですが、まあとにかく、観ていてつらかったです(>_<)
ですが、もちろん最後に光は差しますので、興味ある方はご覧ください。