カレー味焼きそば ― 2024年11月17日 13:20
本日の日替わり料理は・・・

カレー味焼きそば 580円

ちくチリ♪ちくわのチリソース炒め 280円

チリソース水餃子 420円

月見ニラ納豆 320円

ネギ塩砂肝 340円

舞茸のカリカリチーズ焼き 280円

長いものホクホクバター醤油焼き 330円

納豆と長いものカリふわお焼き 280円

辛さが選べる(0~8辛)カレーラーメン 680円
それと、咲々餃子は月曜と火曜がお休みなので・・・

焼餃子・生餃子を買っておくなら今日ですよ~(^з^)-☆
ここからは『サクシネマ』です。
今年の6月に封切りになったアニメ映画です。普段アニメ映画をあまり観ないぼくですが、あまりにも評判がいいので観に行くか迷って行かなかったら、もう配信されたのでさっそく観ました。

『ルックバック』(2024年)
観たら、やはり評判どおりの素晴らしいアニメでした!

学校新聞の4コマ漫画を担当する、学年一の絵ウマを自他ともに認める小学4年生の藤野。
ある日、先生から4コマ漫画をもうひとりも書かせたいと言われます。そのもうひとりが、不登校で引きこもっている京本なのですが、顔すら思い出せないその京本の絵を見て藤野は・・・

愕然とします。京本の4コマは、ストーリー性は皆無に等しかったのですが、画力は藤野より雲泥でうまかったからです。
途中までは顔を合わせたこともない京本と4コマ漫画で競っていた藤野でしたが、途中でそれから降りてしまいます。京本の画力にはかなわないと自覚したからです。
小学校の卒業式のあと、藤野は先生から京本の家に卒業証書を持って行くように頼まれます。気が進まない藤野でしたが、しぶしぶ京本の家に行くと、京本は自室にいるようなのに出て来ません。

ですが、京本がドアの向こうにいる人が藤野だと知ると慌てて出て来て「藤野先生のファンです」と恥ずかしそうに告白するのです。京本はずっと藤野の4コマ漫画のファンで、藤野を天才と言って賞賛するのでした。
このことで、中学生になったふたりの距離は縮まります。ストーリーの天才の藤野と、絵のうまい京本がタッグを組み、長編の漫画を描き始めるのです。

ふたりでの共作の始まりです。
藤野は中学に行きますが、京本は中学には行かずに引きこもったまま。ですが、引きこもって、藤野と決めたコマ割りの背景を一日中描いています。

漫画の新人賞の賞金で、ふたりで街に繰り出します。京本はそれが初めての本格的な外出でした。
「外に出てみて楽しかった。連れ出してくれてありがとう」
藤野に感謝する京本。
ふたりの共作はその後次々に採用されては漫画に掲載されます。そして、高校生になると連載も開始になります。
売れっ子漫画家になるふたりでしたが、京本は美術大学に進学したいから漫画家をつづけることはできないと藤野に告げ、藤野は京本との二人三脚から、数名のアシスタントを使っての漫画製作へとなります。
ここでふたりの道は分かれるのですが、ある事件が起こって、ルックバック(振り返る)すると、いろんなことを思い出すと共に、こうだったかもしれない別の道も見えてきて・・・。
いや~、最高なアニメ映画でした。余計なものが何もない58分は、2時間の映画とくらべても物足りなさはありませんでした。心情を描き過ぎることのない、観る者の想像力に委ねるような演出は、すべてを見せられるより深い余韻を与えてくれました。
じつはサクサク少年も、小学生のとき、せっせと漫画を描いていました。ドラえもんの柄をトラ柄にした『トラえもん』という漫画を、サクサク少年は書いていたのです。
ストーリーはオリジナルでしたが、キャラはドラえもんのパクリだし、トラえもんが出す道具も、漫画のドラえもんが出す道具そのまんまで、サクサク少年の想像力の乏しさがうかがえる漫画でした。
そういったことを思い出させてくれた映画『ルックバック』。じつは《振り返る》という意味だけでない、もうひとつのルックバックが映画には隠されていますので、ぜひご覧くださいナ(^o^)