厚揚げの塩昆布バター焼き2025年04月20日 15:22


本日の日替わり料理は・・・


厚揚げの塩昆布バター焼き 300円


新玉ねぎの塩昆布チーズ焼き 280円


にんにく塩ピーマン 180円


きゅうりの浅漬けサクサク風 230円


お酒のお供に♪納豆焼きそば(↑塩昆布 or 四川風↓) 500円


長いものホクホクバター醤油焼き 330円


納豆と長いものカリふわお焼き 280円


それと、咲々餃子は月曜と火曜がお休みなので・・・


焼餃子・生餃子を買っておくなら今日ですよ~(^з^)-☆



ここからは雑文なのですが、

え~、こんなことあったんですけど、

朝、お店に降りてきて、お店のトイレを使い、洗面台で手を洗おうとして、ギョッとしました。
  

洗面台に長い黒髪が1本、洗面台のカーブを横切るかたちで横たわっていたのです。


前日のお客さんの髪の毛でしょ、ってアナタは思うことでしょう。それならもちろんギョッとはしないのですが、前日の閉店後にお店のトイレを使ったぼくは、洗面台で手を洗ったのです。間違いなく!


そのときに、こんな髪の毛はありませんでした。あれば気づかないわけがありません。


髪の毛は艶々とした黒髪で、かなり長めでした。サクサクママの髪の毛より明らかに長いですし、そもそもサクサクママの髪の色は明るい茶色です。洗面台に横たわるこの髪の毛とは、まったくの別物なのです。


誰かが夜中にお店に忍び込んだ・・・というのも考えにくく、

〈どこからこんな髪の毛が・・・〉

ぼくは思わず天井を見上げました。


そこには貞子的なことは、もちろんなく・・・


ですが、ぼくはちょっと鳥肌が立ってしまい、なんだか空恐ろしくなってしまったのです(;´Д`)


艶々とした長めの黒髪を見て、ぼくはまるで何かの力に導かれるかのように、ひとりの女性を思い出しました。それは高校1年のときに好きだったNさんでした。Nさんは艶のあるきれいな黒髪が印象的な人だったからです。


Nさんどうしてるかな。そう思いつつ、洗面所からお店の客席に移動すると・・・


そこには、Nさんがいました!ヽ(#゚Д゚)ノ


「Nさんだよね!? あれ? なんで、ここにいるの?」

まだシャッターも開けてないはずなのに・・・と思って店の入口を見ると、シャッターは半分あがっていました。あれ? 開けてたっけ?

「Hくんから聞いて、来てみたの」

Hとは、高校時代のぼくの親友でした。


ここにNさんがいることもびっくりでしたが、それよりも何よりもNさんが若いことに驚きました。同級生なのに、ぼくより20歳ほど若く見えました。長く美しい黒髪は高校生のときのままで、流れた前髪で顔の左側は隠れています。


Nさんのことで覚えているというか、気になっていたことがぼくにはありました。Nさんとは高校1年から3年まで同じクラスだったのですが、ぼくは高校2年になるとKさんという別の女子を好きになり、けっきょく高校を卒業するまで、一途にKさんが好きだったのです。


なのに、高校3年生のときには、ぼくとNさんが付き合っているとか、いたとかという噂を耳にするようになりました。ぼくはNさんに告白をしたこともなければ、だれかにNさんへの恋心を話したこともなく、誤解されるような出来事もなかったはずなのに、なぜかそんな噂が小さくですが出回るようになったのです。


そんな噂があったことをNさんが知っていたのか、高校を卒業して40年近く経っているのに、いまさらながら聞いてみると、

「知ってるよ。あの噂は私が流したんだから」

Nさんは悪戯っぽく笑って答え、

「サクちゃん、高校1年のとき私のこと好きだったでしょ」

「バレてたのか」

苦笑いのぼくにNさんは、

「それなのに、2年になったらKさんばっかし見てるんだもん。だから意地悪な気持ちになったの

「Nさん、俺のこと好きだったわけじゃないよね?」

「そうね。でも、なんかKさんに負けたみたいで悔しかったんだと思う。たぶん」


なんだか理不尽な気もしましたが、大昔のことなので、もうどうでもいいことです。もうちょっと話をした後、Nさんは店を去って行きました。


その後、Hにラインをしました。Nさんがいきなり来たことを報告したのです。お前が教えたんだろ、と。そうしたら、それへのラインの返信は想像を絶するものでした。


《Nさん、20年ぐらい前に交通事故で亡くなったって聞いてるけど、それ、本当にNさんだったのか?》


ラインの返信をする手が震えました。Nさんは交通事故で死んだそうです。顔面の左側が大きく損傷していたいいます(lll ̄□ ̄)


Hとのラインを終えたぼくは洗面台に行き、洗面台の下に置いてあるゴミ箱を覗きました。そこに捨てたはずのあの黒髪は、忽然と消えていました。


ぼくは洗面所の床に崩れるようにして腰を下ろし、呆けたように天井を見上げました。



・・・って、

もうお気づきでしょうが、黒字のところは事実で、青字のところはちょっと実話も混じった創作です(*´艸`*)


朝、洗面台の黒髪を見てゾッとして、想像をふくらませてちょっとホラーめいた創作してみました(*´ω`*)

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