ピーマンと玉ねぎのカリカリチーズ焼き ― 2025年08月23日 09:42
本日の日替わり料理は・・・

ピーマンと玉ねぎのカリカリチーズ焼き 300円

ブロッコリーとシャウエッセンのマヨネーズオーブン焼き 300円

生でポリポリ♪ガリ味噌きゅうり 280円

きゅうりの浅漬けサクサク風 230円

ナスの塩昆布炒め 300円

ナスのカリカリチーズ焼き 300円

舞茸と新玉ねぎのカリカリチーズ焼き 300円

お酒のお供に♪納豆焼きそば(↑塩昆布 or 四川風↓) 500円


長いものホクホクバター醤油焼き 330円
ここからは『サクシネマ』です。
大いに泣いてしまいました(TдT)

『明日の記憶』(2006年)
若年性アルツハイマー病がテーマのお話です。

49歳の佐伯(渡辺謙さん)は、広告代理店の営業部長。ノリが体育会系の、精力的な、熱いタイプの人間です。
ですが、最近いろいろと忘れっぽくなっていて、病院で検査を受けると若年性アルツハイマー病だと診断されてしまうのです。
そんなはずは・・・な佐伯なのですが、さらに忘れっぽくなっていき、仕事仲間の名前もあいまいになっていき、外出すれば帰り道がわからなくなりと、もう若年性アルツハイマー病なのは疑いようもなく、しかもそれはガンと同じで若年性であるがゆえに進行も早いのでした(lll ̄□ ̄)
焦りと不安から、別人のように弱気になっていく佐伯を、渡辺謙さんが見事に演じていました。渡辺謙さんって、強気で威厳のある役どころが思い浮かぶのですが、泣いたり、わめいたり、うずくまったりする渡辺謙さんの演技に、年齢的にも自分と重ねてしまい、とても泣かされました(ノдヽ)

「もうだめだ・・・」な佐伯を、妻の枝実子(樋口可南子さん)は懸命に支えます。
ぼくはね、常々、一番の財産は《自分にとってのいい思い出》だと思っているんです。それだけが、死んでも持っていける唯一の財産だからです。
なのにね、アルツハイマー病は、それがどんどんなくなっていくんです。それどころか、最愛の家族のことも誰だかわからなくなっていくなんて、想像しただけで悲しすぎますヽ(;´Д`)ノ

娘の結婚式でシメのスピーチを頼まれた佐伯でしたが、アルツハイマー病のことは娘たちには知らせておらず、いざスピーチとなると何も頭に浮かんでこなくなります。そのときに隣の妻が、小さな声で、
「何でもいいから話して」
佐伯は、ひとことひとこと、絞り出すように、つまりながらも、来客の皆様に謝意を述べ、娘夫婦たちに言葉を贈るのですが、佐伯は泣きながらしゃべる感じになってしまい、それは事情を知らない来賓たちには感極まってのことのように見えているでしょうが、もうね、想像するだけで万感の思いなわけですよ。
そう遠くないうちに、自分は言葉がいまより出てこなくなる、この素晴らしい結婚式の思い出もなくしてしまう、さらにはここの人のことも誰だかわからなくなる、こうしてみんなの前でスピーチするなんてことはこれが最後に違いない・・・。

いや~、泣いたわ~(TдT)
「なんで、このオッサンなのよ!」(←アナタのツッコミ)