自家製かぼちゃサラダ ― 2020年04月20日 13:31
健康維持も、経営維持も大変な現状ですが、
除菌スプレーを駆使して、
《密》とは程遠い閑散たる毎日のなか、できる範囲で営業をつづけている咲々餃子ですが、
テイクアウトもAM11時半~やっていますので、どうぞご利用くださいm(_ _)m
店内もレギュラーメニューのほかに、いつものように日替わり料理をご用意していて、本日はこれ↓です。
自家製かぼちゃサラダ 230円
クリームチーズが混ぜ込んであるのがポイントです(^_-)-☆
『サクシネマ』ですが、誰もがイライラを募らせているなか、心やさしい気持ちになれる映画を今回はセレクトしてみました。
小説はだいぶ前に読んだのですけど、映画はまだ観てなくて、やっと観たんです。
『東京タワー
オカンとボクと、時々、オトン』(2007年)
マルチな才能を発揮するリリー・フランキーさんの自伝です。
自由奔放すぎるオトンを見限り、オカンはボクを連れ、小倉から故郷の筑豊へ帰ります。
中学生のボクは寂れた筑豊の町から出たくて大分の美術学校に進学します。
高校での下宿生活を経て、ボクは東京の美術大学へ進学します。オカンは女手ひとつで大変ななか、ずっとボクに仕送りをしつづけてくれます。
ですが、ボクはそのありがたみに報いる勤勉さは見せず、遊ぶためにお金を使い果たしては無心をするを繰り返し、あげく大学を留年するのですが、それでもオカンはずっと仕送りをつづけてくれ、ボクはなんとか大学を卒業します。
卒業したからといってボクは真面目になりません。就職もせずにブラブラとし、やはりオカンに金の無心です。オカンはお金を送ることは本人のためにならない・・・とは言うことなく、頼まれれば仕送りをするを繰り返していました。
さすがにこれではいけない・・・とボクはようやく思い、イラストレーター兼コラムニスト、そしてラジオのDJなどをして、やっとオカンにお金をせがまなくても暮せるようになったある日、ボクはオカンがガンで手術をしていたことを知るのでした(lll ̄□ ̄)
自分はさんざん迷惑をかけたくせに、オカンのことはほっぽらかしになっていたことを反省したボクは、オカンに東京でいっしょに暮らすことを提案し、オカンは喜んで上京します。
迎えに行った駅のホームに座り、
「この東京で、今日からずっといっしょに暮らすんよ」
とオカン(樹木希林さん)に言うボク(オダギリジョーさん)。
こうしてオカンとボクは約15年ぶりに、またいっしょに暮らすことになるのです。
愉快で料理が得意なオカンは、
すぐにボクの友人たちの人気者になります。
「仕事が落ち着いたらいっしょに東京タワーに登ってみようね」
そう言っていて、オカンもそれを楽しみにしていたのですが、
オカンのガンが再発し・・・
すぐそばに、窓から見える位置に東京タワーはあるのに、その存在は遠いものになっていきます。
ここからは、もう息苦しく悲しく切ない展開がつづき、そして・・・。
子に対する親の無償の愛。それを再確認してください。これを観たあとは、ソッコーで親孝行したくなりますので(*´ー`)
ところで、
知っていましたか?
東京タワーの開業当時のネーミング公募をしたところ、なんと1位だったのは・・・
昭和塔
だったことを。
じゃあ、2位が東京タワーだったのかというとそうではなく、2位以下は、こんな感じでした。
2位 日本塔
3位 平和塔
4位 富士塔
5位 世紀の塔
6位 富士見塔
7位 エターナルタワー
8位 日本電波塔
9位 東京塔
この東京塔が東京タワーなのではなく、東京タワーという名称は13位でした。
東京タワーより上位の10位にはマンモス塔というのがあり、もしこれに決まっていたら・・・
この映画も『マンモス塔 オカンとボクと、時々、オトン』というタイトルになっていたかもしれませんね(^o^;)