水菜とカリカリじゃこのサラダ ― 2020年04月25日 12:56
ご自宅でもやってるとは思いますが・・・
お店ではさらに念入りに除菌しています。
テイクアウトはAM11時半~やっています。どうぞご利用ください。
お客さんはわずかな状態ですが、店内の営業もやっております。
本日の日替わり料理は・・・
水菜とカリカリじゃこのサラダ 230円
それと、おつゆをたっぷり吸った・・・
うすあげの野菜玉子きんちゃく 180円
ご来店いただけるとうれしいかぎりですm(_ _)m
いつものように『サクシネマ』なのですが、
ちょっと意表を突かれたというか、気がつくと涙を流していました。
『ガチ☆ボーイ』(2008年)
ある大学の学生プロレス研究会。かつては部員も多く、人気もあったのですが、いまでは無料の観覧試合でも足を止める人はまばらです。
そこにプロレス未経験の良一(佐藤隆太さん)が入部希望者としてやってきます。
冒頭からだいぶコメディ調な描写で、この時点で、
〈ああ、この良一がプロレス研究会の救世主になる話だな、きっと。スポコンなんだな>
そう思って観ていました。
じつは良一は司法試験の一次試験に受かるほどの秀才で、どうしてそんな秀才がプロレスなんか・・・?だし、なぜかプロレスで行うお約束の演技を教えても、およそ秀才とは思えないほど物覚えが悪いのでした。
〈でも、そういうダメダメな人が、持ち前の努力で強くなって・・・的な話でしょ〉
そう思いつつ、だとしたらずいぶん陳腐だな、と眉をしめつつ観ていたら・・・、
良一が事故で記憶障害になっていることが明かされます。良一は事故以前の記憶はきちんとあるのですが、事故後は眠ってしまうとその日の記憶は消え去ってしまうのです。なのでプロレスのことも、なかなか覚えられないのでした。
だから良一はその日の出来事をノートにつけ、
翌朝はそのノートを確認するようにしていました。
マリリン仮面というリングネームで
試合をするようになった良一は、
そのがむしゃらぶりに人気が出てきます。
でも、良一の父親や妹は(母は良一が幼い頃に亡くなっています)、事故で記憶障害を負ってしまったのに、プロレスなんてしたらいっそう・・・と、良一がプロレスをすることを反対します。
良一は偶然見かけた学生プロレスに魅了されたこと以外に、どうしてプロレスをつづけたいのかを、父親にこう話します。
「ぼくは毎日記憶がなくなってしまう。それはつまり、生きていないのと同じだ。毎日死んでいるのと同じなんだ。だけど、プロレスをして、こうして体にアザが残っているのを見ると、自分がたしかに生きていることを実感できるし、この体の痛みを感じていればいつか記憶を思い出せるかもしれないって思えるんだ」
人の人生は普通何十年という単位で、何十年あるからこそ、ダラダラととくに何でもなく過ごす日があってもいいのでしょうが、良一のように人生が一日単位で毎回リセットされるようなら、その日に、自分が本当にやりたいことをしたいと思うのは必然です。
良一の障害のことを知ったプロレス研究会の仲間との友情や、良一の父妹の複雑な思いをのせて、良一は学生プロレス連合のチャンピオンチームである・・・
シーラカンズと闘うことになるのですが・・・。
どんなに攻められてもギブアップしない良一のがんばりを、仲間たちが涙顔で応援する姿に心を打たれました。
とくに良一の妹役の
仲里依紗さんの泣き演技はぐっときました。
感動的なラストをぜひご覧ください。《真の勝者》とは何なのかを知り得ますから(*´ー`)
ところで、
《ガチ》とは《ガチンコ》の略で、《ガチンコ》とは《真剣勝負》のことです。
この《ガチンコ》という言葉の語源は、力士同士が激しく立ち合いを行ったときに「ガチン!」と音がするところから、真剣勝負の隠語として《ガチンコ》という言葉が使われるようになったそうです。
ふ~ん、そうなのかぁ(・o・)
力士同士がぶつかるときの音って、「ガチン!」じゃなくて「ゴン!」だと思うのはぼくだけですかね?(^o^;)