大葉チーズのくるくるちくわ巻き ― 2023年12月17日 12:05
本日の日替わり料理は・・・
大葉チーズのくるくるちくわ巻き 230円
にんにく塩ピーマン 180円
牛豚合いびき肉のハンバーグ風目玉焼きのせ 350円
ひき肉チャーハン 650円
半チャーハンは400円
きゅうりの浅漬けサクサク風 220円
舞茸とエリンギのカリカリチーズ焼き 280円
あぶら揚げのハム大葉チーズはさみ焼き 250円
上:汁なし担々麵 500円
下: 〃 肉のせ 780円
塩焼きそば 550円
それと、咲々餃子は月曜と火曜がお休みなので・・・
焼餃子・生餃子を買っておくなら今日ですよ~(^з^)-☆
ここからは『サクシネマ』です。
大いに腹立たしく、大いに泣かされました。
『ひとくず』(2019年)
《少女を地獄から救った男は 人間のくずだったー》
《児童相談所に30年以上勤務する精神科医をはじめ、現場の実態を取材して製作した、感動作ー。》
そう、児童虐待の映画なんです、これ。しかも実態を踏まえているからこそ、見ていてつらくなります。
監督・脚本・主演の上西雄大さんは、この脚本を一晩で書き上げた・・・って、もしそれが事実なら驚愕です\(◎o◎)/
窃盗犯の金田(上西雄大さん)は、とある家に盗みに入ります。すると、そこにはまだ幼い少女がガスも電気も止められた家に置き去りにされていました。もちろんろくなものは食べておらず、腹ペコです。しかも少女には明らかな虐待の痕がありました。
金田の脳裏に自身の少年時代がフラッシュバックします。金田もひどい虐待を受けて育ち、それゆえに殺人事件を起こし、出所後もさまざまな犯罪を起こして刑務所を出たり入ったりしてきたひどい人生だったのです。
金田は少女を自分なりの方法(それもまともではないひどい方法ですが)で救おうとします。
「お前、この子の母親だろうが!」
少女の母親を怒鳴りつける金田でしたが、この母親もまた、自分の親から愛情を受けずに大人になった母親なのでした。
負の連鎖・・・・。
虐待を受けて育ったのなら、自分の子供にはあんなひどい思いはさせるまいと思うはずですが、なかなかそうはいかないのが現実なのか、そのへんはぼくにはちょっとわかりませんが、もしそれが多くの現実なら本当に悲しいことです。
金田はずっと小学校に行っていなかった少女を通学させ、母親にも怒号と同じだけのいたわりを見せます。
そして3人は、いままでなかった家族愛のようなものを手にしようとするのですが・・・。
バッドエンドになるのか、ハッピーエンド?になるのか、エンディングロールのあとにも、さらにその後のストーリーがあるので、ぜひ最後まで観てください。いまならアマプラで観れますので(^o^)
親が子に注ぐ愛というのは、親からしてみれば当たり前のものであり、子供に感謝されたいが故ではありません。ですけど、大人になって、自身が子の親になってみて初めて思うのです。あれもこれもどれもこれも親の愛情そのものだったな、と。
当たり前のように愛情を注いでくれた両親にあらためて感謝すると共に、どこかにいるであろう虐待を受けて育った人や、いままさに虐待を受けている子供を想いました。
ネットで虐待の実情を調べてみました。それがこれ↓です。
『こども家庭庁は9月7日、令和4年度の児童相談所による児童虐待相談対応件数(速報値)を公表しました。 件数は21万9,170件で、前年度より11,510件(+5.5%)増え、過去最多を更新しました』
把握しているだけでこの数字です。実態はもっと多いのでしょう、きっと。日本はいまのところ戦争もなく、他国とくらべれば飢えている者もほとんどいないのに、こういう実情を鑑みると、豊かな国だと心から思えません。経済的に豊かではなく、心が豊かな国になればいいのに・・・。そう思えてなりません。