生き様 ― 2018年07月04日 12:49
今日はこれあります。

ブロッコリーのミモザサラダ 230円
なぜミモザサラダかというと、真ん中のゆで卵の黄色い部分がミモザの花に似ているからです。

ミモザの花
ブロッコリーは意外にビタミンCが豊富でグラムあたりで言うとレモンよりも多いです。
・・・って、
ビタミンCの量を説明するときにレモンより多いとか、レモンの何倍とか、よく言いますよね(笑)
広さを説明するときに東京ドーム何個分とか言うのと同じ感じでしょうか(*^^*)
え~、
ここからは今日のブログタイトルに関する雑談なのですが、
先日、劇的な敗北を喫したロシアW杯、日本VSベルギー戦の数時間前に、びっくりする速報が流れました。
落語家の桂歌丸さんが逝去されたのです(享年81歳)。
きっと、やさしい人だったんでしょうね・・・。
生前、笑点のメンバーが、遠慮なく歌丸さんの容姿から病状からをネタにしてました。よほどの信頼関係と、歌丸さんのやさしさがなければ、落語界の生きる伝説みたいなお方をネタにはできなかったと思います。
以前にラジオでこんな話を聞きました。
入院中、見舞いに来た弟子(何というお弟子さんだったかは覚えていません)に、お茶を買ってきてくれと頼んだら、そのお弟子さんが天然系の方で、コンビニで体脂肪を減らす特保のお茶を買ってきたらしく、

こういうのをね
歌丸さんそのお弟子に、
「俺はいまこんなにガリガリなのに、お前はまだ体脂肪を減らさせるつもりなのか!」
って、笑いながら叱ったそうです(*´艸`*)
そのお弟子さんにしてみれば、普通のお茶よりも特保のお茶の方が体にいいだろうと思って、体脂肪うんぬんは考えずに買ってきたんでしょうけどね(笑)
生涯現役を口にしていた歌丸さんは、ギリギリまで高座にあがっていました。ですが、楽屋から舞台までは車椅子で、舞台上でも、

こうして酸素チューブをつけて
命がけで高座にあがっていました。
酸素チューブをつけて高座なんてみっともない・・・ではなく、痛々しさでお客さんが笑いづらくなるのを気づかって、落語の前のマクラでは、
「酸素がない苦しさは、お金がない苦しさより苦しいものです」
と言っては、お客さんを笑わせていた歌丸さん・・・。
その立派な生き様に、感動と尊敬を覚えずにはいれません。
人は何かにつけて結果を求めたがりますが、
結果がすべてではありません。
必死で生きたという《生き様》が何よりも大事だと、ぼくは思います。
サッカーも、惜しくも負けはしましたが、2点先制したからあとは逃げ切ろう・・・とはせずに、最後まで攻めて敗れたサムライブルーの選手たちの生き様は、日本のみならず、世界中から賞賛の声があがっています。
サッカー日本代表の選手たちとその関係者の皆さん、お疲れさまでした。感動をありがとうございました。
そして、
歌丸さん、本当に本当にお疲れさまでした。ご冥福をお祈りさせていただくと共に、今後はぜひ天国という寄席で、そちらの皆さんを大いに笑わせてあげてください(*´ー`)