豚汁(かぼちゃ入り) ― 2020年04月08日 12:21
いまは通常の半分以下の来客数になり、まったく《密》ではない状態で、粛々と営業している咲々餃子ですが、
いつものように本日の日替わり料理をご紹介します。
豚汁(かぼちゃ入り) 280円
ダシとかぼちゃの甘味が合い重なって、心も体も満たされますよ♪
餃子のテイクアウトは昼も承っていますので、ぜひご利用ください。
さて、
今回も映画をご紹介したいのですが、
現代社会の問題をあぶりだすドキュメントにドラマを融合させたかのような映画でした。
『東京難民』(2014年)
ネットカフェで寝泊りして生活している人を《ネカフェ難民》と呼んだりしますが、この映画では、父親が失踪したことで学費の納付が滞ったことから、
ある日突然大学を除籍になり、
契約していたアパートから閉め出され、
住みかもお金もなくなった時枝修(中村蒼くん)が《東京難民》となってあちこちをさまよいます。
通路でカップラーメンをすすり・・・
ネットカフェで寝泊りしつつ、
ティッシュ配りや、新薬の治験などのバイトを転々としながら、ギリギリの生活をするうちに、
いままで大学も行ったり行かなかったりで、親の仕送りの金で合コンしたりしていた自分の自堕落さに気がつきます。
修はちょっとした成り行きでホストになり・・・
自分を贔屓にしてくれるお客さんもつくのですが、
難民となったことで我を取り戻した修は、《金がすべて》のこの世界に違和感を覚えずにいれません。
で、いろいろあって、
裏の世界とつながっている店のオーナーから逃げるのですが、
ずっと逃げ切れるほど甘くはなく、
浮浪者に成り果ててしまうのですが、
修はホームレスの鈴木(井上順さん)から、
《生きる力》を与えてもらいます。
鈴木は何をして《生きる力》を修に与えたのか・・・。
それをご覧になってください(^-^)
いま世界はとてつもない不安な状況に追い込まれていますが、いつもの生活ができなくなったことで修が《真の人間らしさ》に気がついたように、私たちもまた、この経験で稀有な何かを得られるように、心を磨きながら眼前の困難・混沌に立ち向かおうではありませんか!