納豆餃子2022年11月30日 11:15


本日の日替わり料理は・・・


餃子の具に納豆を混ぜ込んだ・・・


納豆餃子 350円


他には・・・


ほうれん草のガーリックバター炒め 250円


ニラともやしのにんにく塩焼きそば 580円


ナポうどん(焼きうどんナポリタン風) 550円



ここからは『サクシネマ』です。

日本でもリメイクされた、俗に言う《入れ替わりもの》の映画なんですけど、韓国製作のこの映画はよくある《入れ替わりもの》より、よく脚本が練れていておもしろかったです。


『僕の中のあいつ』(2018年)


《ある日突然、弱虫高校生と強面エリート社長が入れ替わった!?》とありますが、ま、そういうことなんですけど、


韓国の物語って、不思議な写真館で写真を撮ったら若返ってたとか、不思議な人から昔の硬貨をもらったらその時代にタイムスリップしたとか、そういう《不思議な〇〇》が物事の発端になっている設定がやたらと多いように思うのですが、この映画もそんな感じです(笑)


一流財閥組織の社長であるチャン・パンスは一見はカタギですが、背中は入れ墨でびっしりな、恐喝や暴力行為ありきな《剛》な人間です。


そのチャンが若いころに過ごした貧しい街の貧しい食堂に顔を出します。そこはチャンにとっての聖地なのでした。そこでラーメンを食べて、若いころの野心あふれる自分を取り戻そうとしたチャンでしたが、


店主のおばさんも変わってるし、ラーメンの味も変わってるしで、


ラーメンもちょっとしか口にせずに代金を払って店を出ようとしたチャンでしたが、店に対して失礼なその行為を店主のおばさんに咎められ、

「アンタ、見たところお金持ちそうだから、あの高校生の分も払ってやりなよ」

と、そうするのが当然ないきおいで、ふたり分の料金をチャンは支払いました(ふたり分といっても、その高校生は4杯ラーメンを食べていたので、支払ったのは5杯分です)。


くそ、なんだよこの店、とボヤくチャンに、店主は怪しい笑みを浮かべてこう言いました。

「あとでいい贈り物が届くからね」


その後、チャンは道で上空から降ってきた高校生と激突します。その高校生こそ、この食堂にいた食いしん坊でデブっちょの高校生キム・ドンヒョンでした。ドンヒョンは幼なじみでいじめられっ子のヒョンジョンの靴を、いじめっ子たちから取り返そうとして、屋上から落下したのでした。


病院に運ばれるふたり。先に目を覚ましたのはドンヒョンで、チャンは意識不明の重体のままです。ですが・・・


「これが俺の顔か!?」


ドンヒョンとチャンの心が入れ替わっていたのです! チャンの体に入れかわったドンヒョンは、意識不明のままです。


この手の《入れ替わりもの》は大抵、ふたりがおたがいに協力してそれぞれの生活に支障がでないようにするのが王道で、その場合中身が違うのでドタバタあたふたするコメディになるのですが、この映画は違います。チャンになったドンヒョンは物語の終盤まで意識が戻りません。ですので、ドンヒョンになったチャンがメインで物語は進行します。


ドンヒョンは内気でおどおどした《柔》な人間ですが、いまは《剛》のチャンに入れ替わっていますから、


ヒョンジュンがいじめられているのを見かねたチャン(ドンヒョン)は、「おい、そこの高校生」と割り込んで、いじめを阻止しようとします。自分も高校生なのに、「おい、そこの高校生」だから笑っちゃいます(*´艸`*)


その後、ヒョンジュンにいじめられないようにがんばれ、俺も協力してやるからと、いっしょに体力トレーニングなどをしいていたら、チャン(ドンヒョン)はやせていき・・・


「本当にあのドンヒョン?」と、学校中の女子の羨望の的に!


このあと、ヒョンジュンの母親が、かつて自分が愛し、金持ちのいまの妻と結婚するために捨てた女性ミソンだったことが判明します。チャンと別れたとき、ミソンは身ごもっており、つまりはヒョンジュンは自分の娘だったのです!


ドンヒョンの体だけど、中身はチェンであることを打ち明けると、「そんな話、信じろと言うの?」と、ミソンに一蹴されてしまうのですが、ふたりだけしか知るはずのない思い出の数々をチャンが言うものだから、ミソンも話を信じます。


ですが、ミソンはチェンを簡単には許しませんし、ミソンの娘でありチェンに娘であるヒョンジュがチェン(ドンヒョン)を好きになってしまい・・・と、物語はごちゃごちゃした展開になるし、そこに意識を取り戻したドンヒョン(チャン)が現れ・・・


わちゃわちゃな状態に!ヽ(*´Д`*)ノ


さらにはチャンが敵対するヤクザの仲間も現れ・・・。

このカオスの先には、ステキな結末が待っています。笑って、ちょっと泣きました(T_T)

ということで、ぜひご覧いただきたいのですが、

ドーンとぶつかったり、階段をいっしょに転げ落ちたりしたら、どうして心が入れ替わるのでしょう。いつ、誰が、最初にその設定を考えたんですかね? 世界のどこかで、実際にそういう症例があったのかな?

わからないけど・・・


福山雅治さんが空から降ってきたら、ぼくはすかさずその下に体を滑り込ませますね(笑)


え? どうして福山雅治さんなのかって?

同い年だからですYO!(^-^)

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