自家製ミルクプリン(自家製黒みつ付) ― 2022年10月21日 11:29
本日の日替わり料理は・・・

自家製ミルクプリン(自家製黒みつ付) 200円

アスパラ丸ごと肉巻き焼き 1本 230円
2本 440円
2本 440円

韓国風ホルモンの鉄板焼き 580円

パリパリにんにく塩ピーマン 150円

長いものホクホクバター醬油焼き 300円

わさび香るアボカド白だし漬け 200円
今宵もどんなお客様と出会えるのか楽しみでーすヽ(=´▽`=)ノ
ここからは『サクシネマ』です。
過去に戻れるとしたら、そして過去で何かをしたら現在に影響が出てしまうとしても、アナタは過去で行動を起こしますか?
この映画はそれについて、ちょっと考えさせられてしまう韓国映画です。

『あなた、そこにいてくれますか』(2016年)
上の画像下の男性ハン・スヒョンは小児科医で、カンボジアで赤ん坊を助けた際に、そのお礼として盲目の老人からどんな願いも叶えてくれる丸薬を10粒もらいます。
じつはスヒョンは末期のガンを患っていて、余命いくばくもない状態でした。父子家庭で育てた娘のスアは大学生になっていて、心残りはひとつだけでした。それはかつて愛し、結婚と仕事で迷った末に仕事を選び、その後すぐに事故で死んでしまった恋人のヨナのことでした。

若かりし頃のスヒョンと最愛のヨナ。
どんな願いも叶えてくれる・・・なんて、そんなことあるわけもないだろうけど、もしできるのならヨナにもう一度会いたいものだと願い、その丸薬を飲んでみると、眠ってしまい、目を覚ますとそこは30年前なのでした。
スヒョンは30歳若い自分に会いに行きます。ヨナに会う前にスヒョンは若き日の自分に、ヨナが事故死しないように忠告をしようとしたのです。

いきなり俺は未来のお前だとか、ヨナを大事にしろとか言われ、若いスヒョンは「お前は何者だ! ヨナをなぜ知ってる?」と男がヨナのストーカーかと怪しみます。
薬の効果でタイムスリップしていられるのは20分間しかなく、スヒョンは何度かタイムスリップして若い自分と接触します。
未来の自分だなんて・・・と疑っていた若いスヒョンも、その真偽を確かめるために腕にタトゥーをいれてみると、次にスヒョンが現れたときに、

「お前、ここにタトゥー入れただろ。もう銭湯に行けないじゃないか」
同じ個所に同じタトゥーができていたことで、若いスヒョンは男が未来の自分であることを認めます。
若いスヒョンが仕事よりヨナを優先して死亡事故を防げば、スヒョンとヨナはしあわせな結婚の未来が描けるのですが、そうすると、ヨナの死亡後に知り合った女性と結婚して生まれた現在の娘のスアの存在の消滅を意味します。
ですので、スヒョンは若い自分にこう命じるのです。ヨナの死亡事故を防ぎ、だけれどもヨナとは別れ、その後どこどこで知り合うことになる女性と仲良くなれ、と。
若いスヒョンにしてみれば、どちらを選んでも悲劇です。ヨナが死ぬのはいやだけれども、命を助けてもヨナと別れなければならないのですから。
さて、スヒョンの選択の行方は・・・なスリリングな映画だったのですが、いろいろ???なところが多い映画でもありました。
10粒の丸薬。1回たった20分間のタイムスリップでできることって限られてると思うのですが、毎回20分でしたとは思えない行動なのです。ですが、主演のふたりの演技がうまいのでひきこまれました。
ただ、10回分の願い事を叶えられるなら、毎回20分のタイムスリップを10回ではなく、「ヨナが死んでない未来を!」だったり、「自分の末期ガンを治してくれ!」とか言えば良かったのでは・・・と思ってしまうぼくは、
「あんた、ロマンチックじゃないね!」
と、ツッコまれちゃう感じですかねぇ(^o^;)