切り干し大根の中華風サラダ ― 2024年04月13日 11:52
本日の日替わり料理は・・・
切り干し大根の中華風サラダ 280円
長いものホクホクバター醤油焼き 330円
春ピーマンのにんにく塩ピーマン 180円
厚揚げ焼き大根おろしのせ 260円
きゅうりの浅漬けサクサク風 230円
舞茸としめじのカリカリチーズ焼き 280円
新玉ねぎと塩昆布のチーズ焼き 280円
それと、本日もまだ提供中ですの・・・
納豆餃子 340円
包む前の納豆餃子の具
ここからは『サクシネマ』です。
これはシンガポールの映画で、心情の機微を描いた秀作です。
『イロイロ ぬくもりの記憶』(2013年)
シンガポールで中流の生活をしている中国系の家族。夫と共働きをしている母親はふたり目の子供を宿しており、小学生の息子ジャールーの世話にまで手が回らないので、フィリピン人のハウスメイドであるテレサを雇うことにします。
このジャールーがまあクソガキで、親の言うこともききませんし、ましてやメイドのテレサのことなどきくわけもなく、それどころか嫌がらせをします。
でも、テレサは母国に自身の子供を残して出稼ぎに来ている身なので、簡単にやめるわけにもいかず、親身になってジャールーの世話をするのです。
ときにはまるで母親のようにジャールーの頬を平手打ちすると、ジャールーの心境が変わります。この人は真剣にぼくのことを思ってくれている・・・。
ジャールーは相変わらず両親には反抗的でしたが、テレサにはやたらと甘えるようになります。すると、母親がテレサに嫉妬をします。
「あの子の母親は私よ。あなたではない」
その後、ジャールーの家にいくつもの不幸・不運が重なって、テレサを雇っていられなくなり、ジャールーは唯一心をゆるしていたテレサと離れ離れを余儀なくされるのですが・・・。
父親、母親、ジャールー、テレサ、それぞれの心境の変化が見事に描かれている映画でした。サスペンス的なことも、トリッキーな何かもなく、淡々と日常を描いているのに、飽きずに観れるのはすごいなぁと思いました。
タイトルのイロイロとはフィリピンの地名で、テレサの故郷であるとともに、実際にこの映画のアンソニー・チェン監督が子供のころに住み込みで働いていたフィリピン人メイドの出身地でもあるそうです。
パナイ島の州都であるイロイロは開発の進む地方都市です。