ごぼうのうまみ揚げ ― 2020年04月04日 12:30
本日の日替わり料理は、注文を受けてから揚げ、熱々をご提供する・・・
ごぼうのうまみ揚げ 200円
いま、お店は大変空いております(T_T)
ぜひのご来店を~~~ヽ(;´Д`)ノ
ここからは『サクシネマ』なのですが、
これはプロレス好きの方はもちろん、そうでない方も楽しめる映画です。
『パパはわるものチャンピオン』(2018年)
小学生の祥太(寺田心くん)は父親が何の仕事をしているか知りません。父親の孝志(棚橋弘至さん)に聞いても、
「祥太がもっと大きくなったら教えてやる」
の一点張りなのです。
どうしても父親の仕事が知りたい祥太は、ある日、孝志の車に忍び込みます。着いた先はプロレス会場でした。
プロレス会場に潜り込むと、そこにはクラスメイトで人気者のマナちゃんが、父親といっしょにプロレス観戦に来ていました。マナちゃんのお目当ては、ライオンプロレスというこの団体の若きエースであるドラゴンジョージ(オカダカズチカさん)でした。
ドラゴンジョージの試合が始まると、興奮して応援するマナちゃん。対するは悪役レスラーのゴキブリマスクで、することはというと・・・
急所攻撃などの反則ばかり(>_<)
「ゴキブリマスク最低!」
そう言って怒るマナちゃん。
ゴキブリマスクはどうだとばかりに・・・
お決まりのポーズで観客にアピール。
このポーズを見たとき、祥太はピンと来たのです。マナちゃんが最低だと言ったこのゴキブリマスクが、自分のおとうさんだということに(lll ̄□ ̄)
というのも、祥太はよく孝志と一緒に行く銭湯で、風呂上りに鏡を見ながら・・・
このポーズを取っていたからです。
いろいろあって、
祥太の父親がゴキブリマスクだということが憧れのマナちゃんや、クラスメイトたちにも知られ、祥太はゴキブリ呼ばわりされてはいじめられます。
おとうさんなんかきらいだ・・・
そんなある日、絶対王者のドラゴンジョージは記者から、
「もう無敵状態ですが、まだ闘ってみたい選手はいますか?」
と聞かれ、
「大村孝志選手と闘ってみたいです。もしも彼が昔のような強い大村孝志であるならばですが」
と答えます。
この大村孝志こそが、ゴキブリマスクに扮している孝志で、彼は10年前まではこの団体のエースだったのです。ですが、膝を故障してしまい、いまは悪役(ヒール)レスラーとしてやっているのでした。
孝志は息子の祥太のために、そしてもちろん自分自身のために、ドラゴンジョージに挑むことにするのですが・・・。
この画像を見て・・・
ああ、ゴキブリマスクとしてではなく、大村孝志として奇跡を起こす的な感じでしょ。で、『ロッキー』のラストで、
ロッキーが「エイドリアン!」と叫んだみたいに・・・
「祥太! おとうさんやったぞ!」
みたいに叫んで、感動の渦に・・・的な感じでしょ。
そう思ったアナタは、いい意味で予想を裏切られますよ。
というのも、この映画は父親目線ではなく、子供の祥太目線のお話だからなんです。
そもそもこれは、原作が・・・
児童向けの絵本なんです。
親は人それぞれいろんな仕事をしていて、いかにもカッコいい仕事もあれば、そうでない仕事もある。でも、仕事にはそれぞれに役割があって、自分に与えられた役割をがんばってきちんとこなしている人こそが立派であり、言わばチャンピオンなのです。
・・・とまあ、
この絵本は子供にとっても大事なことを教えてくれる内容であり、その映画化こそが今回紹介した『パパはわるものチャンピオン』なんです(^-^)
ところで、
女性の悪役レスラーで真っ先に思い出すのは、ぼくはこの人↓です。
伝説のヒール女子レスラーだったブル中野さんも、
《役割として》悪役を演じていました。
ブル中野さん・・・現役のときも好きだったし、
いまもステキです(*´ω`*)