炙り明太子2020年07月29日 12:56

本日の日替わり料理は焼き物たくさんです。


      炙り明太子 300円


     ゴーヤチャンプルー 450円


この2品↓も引き続きやっております。


  オクラの肉巻き焼き 2本で 260円
            3本だと360円


   アスパラの肉巻き焼き 2本300円


さあさあ、今宵も咲々餃子に直行しましょうYO♪



私事ですが、

定休日の昨日は、久しぶりに映画館で映画を観に出かけました。

西新井のTOHOシネマズ。12時10分の回で、お客さんはぼくを含めて8名だけでした。

映画館はいま、最大でも客席の半分しか入場できませんし、映画館という場所は強力な換気設備が法令で定められておりますし、天井が高いので密ではありません。

このままでは映画館の存続が危ういので、今後どんどん映画館を応援していくつもりです。

で、何を観てきたのかというと・・・


         『ステップ』


重松清さんの原作の映画化なので、ああ、もうこれは感動的な感じだな・・・とご想像はつくかと思いますが、

結婚3年目、30歳という若さで突然妻を亡くした健一(山田孝之さん)が、2歳の娘の美紀を男手ひとつで育てた10年間の月日の物語です。




その10年間では、シングルの親ならなおさら、そうでなくても親である人なら誰でもが共感できる、いわゆる普通の喜怒哀楽の日々が展開されます。

そこにわざとらしい劇的な何かはなく、だからこそノスタルジーを覚えつつ、シラけることなく、気がつくと何度も涙していました。

10年間で、重要な意味を持つ女性が3人登場します。


    ①保育士の先生(伊藤沙莉さん)。


伊藤沙莉さんの演技は子役のときからそうでしたが、毎回素晴らしく、今回も名演でした。泣かされました。


②亡き妻と似ているカフェの店員(川栄李奈ちゃん)。


川栄ちゃんの自然な演技には、女優としての明るい未来を感じさせました。短い出番だったのに、光ってました。


   ③職場の同僚の奈々恵(広末涼子さん)


後に健一の再婚相手となる女性を演じた広末さんは、『おくりびと』での名演を彷彿とさせるいい演技でした。

男手ひとつで・・・とさきほど書きましたが、美紀は健一の義父母たちにずっと見守られて育ちました。




義父を演じた日本映画界の大御所たる國村隼さんの演技は、さすが・・・としか言いようがないほどでした。


人は、たくさんの人のやさしさや思いやりに助けられて生きている・・・。それは子供にかぎらず、大人になっても、死ぬ間際までそうなのだ・・・。

この映画を観て、ぼくはそういう思いを抱きましたし、実際、いまそうです。

コロナで商売が思うようにはいかないなか、たくさんのお客さんの思いやりのおかげでなんとかやれているからです。

人は幼児のときの記憶の大部分を忘れてしまいます。ですが、自分の親以外にも、こんなにいろんな人に、やさしく大切にされて育ったのだということを思わなければいけません。それを知るいい機会になる映画でした。

ステップ・・・。

リズミカルに跳ぶように歩くのは・・・


     スキップです(*´∀`*)