アスパラシャウエッセン炒め ― 2021年12月02日 15:09
本日の日替わり料理は・・・
アスパラシャウエッセン炒め 250円
かぶと厚揚げの煮物 200円
味付けガツ(豚ホルモン) 230円
特製とり皮ポン酢 230円
味付けガツととり皮ポン酢の合い盛り(ハーフ&ハーフ) 230円もできますので~(^_-)-☆
本日もよろしくお願いいたしますm(_ _)m
ここからは『サクシネマ』です。
虚実入り混じったようなストーリーに、ぐいぐい引き込まれてしまいました。
『ラスト・ムービースター』(2017年)
《バート・レイノルズ、最後の主演作》とありますが、かつては一世を風靡したバート・レイノルズ。わかりやすい娯楽作ばかりに出演していたイメージがありましたが、これは違いました。
ヴィック・エドワーズ(バート・レイノルズ)はかつてのムビー・スターで、年老いたいまは杖をついてひとりで暮らしています。そんな彼にテネシー州ナッシュビルの国際映画祭から『特別功労賞』受賞の招待状が届きます。その国際映画祭がどういうものだかはわかりませんが、クリント・イーストウッドや、アル・パチーノ、デ・ニーロやジャック・ニコルソンも受賞したと書いてあるので、行くことにしたところ・・・
空港でヴィックを待っていたのはパンキッシュなギャルのリルで、
映画祭の会場は町のパブで、ヴィックの宿泊先は安モーテルだしで、
「イーストウッドやニコルソンやデ・ニーロも来たって書いてあったから来たんだぞ!」そう抗議すると、
「《受賞した》って書いてあっただけで、《来た》とは書いてません。彼らには断られました。来てくれたのはあなただけです。ありがとうございます!」
そう言われてしまう始末。だまされた!、と怒り心頭なヴィックでしたが、招待者たちは心からヴィックを尊敬していて、みんなでお金を出し合って少ないなかでもできるかぎりの映画祭を催しており、ヴィックをだますつもりなど毛頭ないのでした。
ですが、ヴィックは怒りが収まりません。そもそもかつては大スターだったわけで、そのときに染みついた傲慢な振る舞いや生き方は、年老いて大スターの面影が薄くなったいまでも抜けてはいなかったのです。
数日間を予定していたヴィックのかつての作品を振り返る映画祭でしたが、ヴィックは怒って途中で帰ることにします。それをリルが引き止めに行きますが、ヴィックはリルに故郷のノックスビルまで乗せるように命じます。ノックスビルへは車で3時間ほどの距離なのです。
ノックスビルで、ヴィックはいまは見知らぬ人が住んでいるかつての生家を訪ねたり、
アメフト選手だった学生の頃の思い出のスタジアムを訪ねたり、
最初の妻のクラウディアに会いに行ったりして、
夢と希望に溢れていた若かりしころの自分を思い出し、自分が何度となくしてきた心無いふるまいを反省しては、自分に敬意を示して呼んでくれた映画祭に戻ることにします。
《人生のあらすじは途中で変えられる》
これは、この映画のキャッチコピーです。そうなのです。どんなに年老いても遅くはないのです。いまからでも、悔い改め、最善を尽くす生き方を試みれば、そこから人生のあらすじは変わっていく・・・かもしれないのです。
・・・なんて、ちょっと熱くなってしまったのも、ぼくもそう共感しているからなんです。
映画では、かつての自身の幻影との共演シーンもあって、レイノルズを知っている世代の人は、絶対におもしろいはずです(^o^)