ひき肉入りオムレツ ― 2022年09月10日 12:40
本日の日替わり料理は・・・
ひき肉入りオムレツ 300円
ピーマンの塩昆布炒め 小200円
倍量350円
倍量350円
あぶら揚げのハムチーズはさみ焼き 250円
ぜひぜひ土曜の夜は咲々で~ヽ(=´▽`=)ノ
ここからは『サクシネマ』です。
これは名作です! 何度観ても涙してしまいます(TдT)
『恋するトマト』(2005年)
45歳独身、農家の長男である正男(大地康雄さん)は、なかなか結婚ができずにいます。
結婚がしたい、結婚がしたい、結婚がしたい・・・。
日々、そう願い、見合いなどの婚活もしてみますが、田舎暮らしに憧れていた女性も、農家での生活の実態を間近で見ると、
「すみません。私には農家の暮らしはムリです」
と言われてしまう始末(>_<)
その後、フィリピンパブで知り合った女性と話はトントン拍子に進み、結婚の挨拶をしにフィリピンに行き、《とりあえずの生活費》として女性の貧しい家族に200万円を渡した正男。
朝起きると、家族も女性もどこにもおらず、手持ちのお金はすべて盗られており、無一文だし、親にあわせる顔もないしで、生きる気力をなくし、正男は異国の地フィリピンで・・・
ホームレスになってしまいます(lll ̄□ ̄)
そんな正男を拾ってくれたのが、現地でフィリピン女性をスカウトして日本に斡旋している男で、正男はそのスカウトマンとして雇われてフィリピンで暮すようになります。
まだ十代の娘に甘言をほどこして、半ばだますようにしてスカウトしたり、日本から来るスケベ心満載の日本人旅行客に、現地のフィリピン女性を手配するたびに、正男はむなしい表情を見せます。俺はいったい何をしてるんだ、そんな顔を。
そんな正男が、農家の娘クリスティーナに恋をします。
連日稲刈りを手伝ってやり、クリスティーナやその家族とも仲良くなる正男。
クリスティーナへの恋心は胸の内に秘めて、一生懸命に農家の手伝いをする正男は、すっかり失くしていた農業への情熱も取り戻します。
そして、
貧しい暮らしのクリスティーナ家への未来への希望として、日本のトマトの種を植えることにします。この当時のフィリピンではミニトマトしか栽培されておらず、日本のような大きなトマトは高級品としてお金持ちの口にしか入らない代物なのでした。
貧しくても家族の心がひとつで、おたがいに助け合い、皆で食卓を囲んで笑顔で語り合う・・・。そんなクリスティーナ家の生活に幸福と安らぎを見出す正男。そして懸命に農業を手伝うやさしい正男を、クリスティーナの家族の皆が愛するようになります。
クリスティーナとも恋仲になるのですが、
正男はフィリピンで貿易の手伝いをしていると聞いていたのが、じつは売春ありきのフィリピン女性の斡旋だと知ったクリスティーナは、泣きながら、
「嘘つく人は信じられない。もう二度と私の家には来ないで!」
と、正男に言い放ちます。
失意の正男は、農業の手伝いはつづけるものの、それ以降クリスティーナの家には行かなかったのですけど、
クリスティーナに縁談の話が持ち上がっていると知ると、意を決して久しぶりにクリスティーナの家に行き、
クリスティーナと結婚して日本で農業をやりたいと、クリスティーナの両親に直談判します。
クリスティーナの両親は、正男はいい人だが娘とは年齢が離れているし、フィリピンの人間はフィリピン人と結婚した方が未来がある、と言われてしまい、
クリスティーナ本人にも、フィリピンでは子が親の面倒を看るのが当たり前だから、親を捨てて日本に行くことはできない、と断られます。
両親からも本人からも反対された正男には、もうどうすることもできません。
正男はひとりで日本に帰ることにします。
丹精を込めて作ったトマト畑に実ったトマトにかぶりつき、フィリピンでの暮しとクリスティーナ家との別れに思いを馳せる正男。
日本に戻り、農家を継ぎ、日々の地味な農作業に明け暮れる正男。さて、クリスティーナとはもうこれっきりなのでしょうか?
結末は観てのお楽しみとして、
この映画のタイトルは『恋するトマト』ですが、
コレ↓は・・・
『おしりなトマト』です(*´ω`*)