自家製♪大根のパリポリ漬け ― 2022年11月10日 12:24
本日の日替わり料理は・・・

自家製大根のパリポリ漬け 120円

牛豚合いびき肉のそのまま焼き目玉焼きのせ 350円

おでん大根&玉子 各130円 両方だと250円
その他、あれこれ用意してまーす(●^o^●)
ここからは『サクシネマ』です。
これは想像力をMAXにして観ると、感じ入るところがある映画だと思います。

『隠された時間』(2016年)
小学6年生の少女スリンは2年前に母親が死去し、義父といっしょに離島の小さな町に引っ越してきました。
スリンは義父と折り合いが悪く、離島の町では田舎ならではの噂話のせいでスリンは孤立していました。そんなコリンにできた唯一の友達は同級生のソンミンで、彼は児童養護施設で暮らしており、スリンとは空想好きという共通点があって、気の合うふたりの間には1ヶ月もすると恋心が芽生えていました。

ある日、ソンミンが同級生の男子ふたりと立ち入り禁止区域の森を冒険すると聞き、スリンもついていきます。冒険していると・・・

森の奥に、小さな洞窟があるのを見つけます。
4人でその洞窟に入ると、奥には小さな泉がありその底に光る卵型の石を見つけます。
その石を洞窟の外に持ち出した4人。スリンがヘアピンを落としてきたと言って洞窟に探しに行っている間に、男子3人で石を地面に叩きつけて割ってしまいます。
すると・・・
世界の時間が止まってしまうのです!\(◎o◎)/
動けるのは少年3人だけで、他の何もかも、人間はもちろん、動物も、川も、海も、空気も、すべて止まったままです。

最初こそ、「おもしれ~。俺たちだけの世界じゃん!」な3人でしたが、
結局時間が動きだしたのはそれから16年後で、ソンミン以外のふたりは死んでしまっていて、28歳になったソンミンだけが動き出した時間の中に放り出されたのです。

ソンミンはスリンを見つけますが、スリンは見知らぬ男の人だと思い逃げようとします(当たり前です)。
いろいろあって、スリンはソンミンが大人になってしまった理由を信じます。が、スリン以外の世の中の人々はそれを信じることなどできず、それどころかソンミンがふたりの少年を殺したと疑い・・・。

《君だけは僕を信じてくれる?》
さて、この奇抜な物語の結末はいかに・・・なのですが、
よーく想像してみてください。たったひとりで16年間という孤独を生きた少年の心境を。いかに寂しく、心細く、不安だったことかを。少年少女のときの恋情は、片方がいきなり自分より倍以上の年齢になっていても現存しているのか、そしてその想いの行きつく先は・・・。
主演のふたりの演技がうまくて、かなりファンタジーな設定でも無理なく飲み込めました。良ければご覧ください(*´ω`*)
クリームシチュー ― 2022年11月12日 12:30
本日の日替わり料理は・・・

クリームシチュー 450円

大根キムチ♪カクテキ 230円

厚揚げ焼き大根おろしのせ 250円
ぜひのご来店を~\(^o^)/
ここからは『サクドラマ』です。
この前放送された・・・

『ザ・トラベルナース』第4話と、

『silent』第6話は、
個人的に神回だったと感じています。どちらも大いに泣かされました。ですので、ちょっと紹介したいと思います。
『ザ・トラベルナース』第4話では、末期の大腸がんで入院してきた患者さんが、いまの状況では手術よりも緩和ケアが妥当だと判断されるのですが、患者さんは手術に固執します。そのわけは、絶縁になっていて近くにいるのに会うことのできなくなっているひとり息子に、手術となれば連絡がいくからという理由なのでした。
担当ナースの歩(岡田将生さん)はその息子さんに会いに行き、母親に会って勇気づけて欲しいとお願いするのですが、息子は首を縦に振りません。
そんななか、手術は行われ、術後ベッドで目を覚ました患者の目の前にいたのは・・・。

今回のゲスト俳優の岸本加世子さんの演技が素晴らしかったですし、やはりぼくが大好きな岡田将生さんの演技が秀逸でした。このドラマでの岡田さんの役どころはちょっと難しいですが、見事に演じてらっしゃいます。
脚本も演出も、このドラマ完璧ですね。1話完結型のストーリー展開ですが、つづきが楽しみです。
そして『silent』第6話は、夏帆さんの見応えのある演技、脚本のセリフの良さが顕著でした。
大学時代から想(目黒連さん)と一番近しい聾者友達でありつづけてきた奈々(夏帆さん)でしたが、想が紬(川口春奈さん)と会う回数が増えていくにつれ、感情が抑えられなくなり・・・

いきなり話がしたいと紬に(手話で)お願いし、喫茶店で会話(手話)することに。
そこで奈々は想にもまだ伝えていない彼への想いを紬に伝えるのですが、紬は何も悪くはないのは承知のうえで、でも彼女を非難せずにはいられない自身の感情の行き場のなさ、そのやるせなさ、なさけなさを、夏帆さんはアカデミー賞ものの名演技で表現していました。
あなたは彼の声を聞いたことも、話したこともあるんでしょ、私もそんなことをしてみたい、できるはずもないけど、でもそれができたらと想像してしまう、だからあなたがうらやましいし、憎らしい・・・。
たまらなくなって店を飛び出すと、その直後に想から電話があり・・・

おたがいに何も話せないのですが、必死にスマホを耳に押しあてるその奈々の姿にもう涙が止まらなくなりました(TдT)
夏帆さんは今回聾者の役ですが、映画『箱入り息子の恋』では盲者の役を演じていて、それも本当に素晴らしく、そしてやはりめちゃめちゃ泣かされます。

『箱入り息子の恋』(2013年)
この映画も超オススメですので、まだご覧になっていない方はぜひです(*´ー`)
レタスとのりのサクサク風サラダ ― 2022年11月13日 11:45
本日の日替わり料理は・・・

レタスとのりのサクサク風サラダ 250円

焼きナス 200円

クリームシチュー 450円

長いものホクホクバター醬油焼き 300円
それと、咲々餃子は月曜と火曜がお休みなので・・・

焼餃子・生餃子を買っておくなら今日ですよ~(^з^)-☆
ここからは『サクシネマ』です。
原作者の実体験が基になっているというのですが、これが実体験ならまさに現実はドラマより奇なりです。

『ミケランジェロの暗号』(2011年)
舞台はナチス・ドイツ圧政時代のオーストリア。ユダヤ人画商カウフマン家はいずれナチスに絵を没収されてしまうと考え、所有していたミケランジェロの絵の贋作を作り、本物は隠しておきます。

かつてカウフマン家の使用人の息子で、長男のヴィクトルとは幼なじみのルディ・スメカルが現れ、カウフマン家はスメカルを歓待します。
ヴィクトルはスメカルにミケランジェロの絵のことを話します。スメカルを信頼していたからです。だというのに・・・

ルディ・スメカルはSS(ナチス親衛隊)に入隊し、ミケランジェロの絵のこともナチスに話していたのですヽ(#゚Д゚)ノ
で、ミケランジェロの絵をめぐっての駆け引きやだまし合いが始まるのですが、両親は収容所に送られてしまいますし、裏切ったルディはヴィクトルの婚約者のレナを自分の妻にしてしまうしで、腹立たしいことしかりなのですけど、この先も実話なのかどうかはわかりませんが、溜飲が下がる展開が用意されているので、スリリングな展開を楽しみつつ悪事に天罰が下るさまを見届けてください。
ところで、
ミケランジェロの代表作といえば、ダビデ像の彫刻や、やはりこの・・・

『最後の審判』ですが、
この『最後の審判』は描かれている人物すべて裸だったのですが、全員裸ってどうなん?ということになり、後々別の画家たちに腰布などが加筆されたそうです。
ミケランジェロにしてみれば「裸こそ美じゃん!ヽ(#`Д´#)ノ」だったかもしれませんね。

ミケランジェロの自画像とダビデ像。
韓国風ホルモン(白モツ)の鉄板焼き ― 2022年11月16日 08:15
本日の日替わり料理は、Uさんお待ちかねの・・・

韓国風ホルモン(白モツ)の鉄板焼き 580円
MKさんお待ちかねのコシが強い・・・

2度蒸し麺使用の特製ソース焼きそば 580円

味付けガツ(豚ホルモン) 小250円
倍量480円
この他にも、あれこれ用意しておりますので~(^o^)
ここからは『サク銭湯』です。
月火で、ちょっと前までは毎週のように通っていた銭湯に久しぶりに行って来ました。1件目は・・・

『南柏天然温泉 すみれ』です。


久しぶりでしたが、控えめに言って最高でした。12時から17時半まで滞在してサウナ9セット入りました(*´ω`*)

休憩時にマンガコーナーでハンモックにくるまれながら・・・

このマンガを4巻まで読みました。これ、おもしろいのでオススメです(^-^)
2件目は・・・

三ノ輪駅から徒歩約10分『天然温泉 湯どんぶり栄湯』です。
すべての湯水が天然温泉です。でも、料金は銭湯価格!

広々浴室に、

広々露天風呂。
この店の近くには、14時から開いている超人気の居酒屋があります。一度行ってみたいと思っていて、今日こそは風呂上りの一杯はそこにしようと、風呂に行く前に寄って席の予約をしておこうと思ったら、臨時休業の貼り紙が(+д+)
ぼく、けっこうお店の臨時休業に当たる確率が高くて、《雨男》とか《雨女》とか言われている人が時々いますが、ぼくはさながら《臨時休業男》なんですよね(#´Д`#)
2度蒸し麺使用の特製ソース焼きそば ― 2022年11月18日 14:18
本日の日替わり料理は、コシが強い・・・

2度蒸し麺使用の特製ソース焼きそば 580円
大人気の・・・

韓国風ホルモン(白モツ)の鉄板焼き 580円
ダシのきいた・・・

おでん大根&玉子 各120円 両方だと220円
お客さんから大絶賛の・・・

自家製大根のパリポリ漬け 120円
などをご用意して、今宵も咲々餃子営業でーす(^o^)
ここからは『サクシネマ』です。
ステキなクリスマス映画と言えば、ぼくはこれです。

『天使のくれた時間』(2000年)
《あの時「YES」とこたえていたら、ふたりは、どこにいたのだろう。》
そんなコピーが書いてあるこの作品、誰しもがある人生の分かれ道で、実際に選んだ方ではないもう一方の道に進んでいたら、どうなっていたかをこの映画は見せてくれます。

結婚の約束をしている恋人同士のふたりは、空港で人生の岐路に立っていました。
ジャック(ニコラス・ケイジ)はロンドンの一流銀行に1年間の研修に旅立とうとしており、それに賛成していた恋人のケイト(ティア・レオーニ)はここにきて、
「ロンドンに行くのはやめて、ふたりでここ(アメリカ)で暮らしましょう。大事なのは仕事じゃなくて、ふたりがいっしょにいることだわ」
そう言うのですが、大きなステップアップのチャンスだと思っているジャックは、
「たった1年離れるだけだよ。ぼくらの愛は永遠に変わらない」
ジャックはロンドンに旅立っていくのでした。
で、13年後。ジャックはニューヨークの投資会社の社長になっており、マンハッタンの高級タワマンで暮らし、フェラーリに乗るような超リッチな独身生活を送っていました。ケイトとは・・・あれっきりになったままでした。
クリスマス・イブの夜、ジャックはふらっと立ち寄った店で、銃を振りかざし店員に難癖をつけるいかにもお金に困っていそうな黒人男性と遭遇し、それを持前の機転で事件にならずに済ませます。
「このお金で納得してくれないか。そうずれば誰も傷つかずにすむ」
「お前、それで俺を救うつもりか?」
「できればそうありたい」
「ハハン。笑えるぜ。ああ神様、こいつ・・・

俺を救うつもりだってさ」
テンション高めの黒人の男はジャックにこう告げます。
「お前にクリスマス・プレゼントをやる。いいか、これから起こることは、自分で招いたことだからな」
おかしな男だったな、そう思いつつ自宅の高級マンションのベッドで眠りについたジャック。目覚めるとそこは郊外の見知らぬ家で、ベッドにはケイトとふたりの小さな子供がいます。
な、なんだ、これは!、なジャックに、ケイトは・・・

「どうしたのよ。13年ぶりに会ったみたいな目をしてるわよ」
そうです。あの黒人の男は天使で、ジャックに13年前に別の選択をしたときの人生を与えたのです\(◎o◎)/
慌てふためくジャック。ケイトはともかくふたりの子供には見覚えがありません。ですが、近隣の住民も、家を訪ねてくる人々も「やあ、ジャック」と、彼をよく知っているふうです。
自分が住んでいたマンハッタンのタワマンに車を走らせますが、

顔見知りのはずの警備員や住人もジャックを知らず、「中に入れるわけにはいきません」の一点張り。
もちろん自分の会社に行っても社内には入れず、会社の社長の名前は自分ではありませんでした。
そこにジャックの物だったフェラーリに乗ったあの黒人が現れます。
「なんなんだ、これは! 元の生活に戻せ!」
そう詰め寄るジャックに黒人は、

「答えは自分で見つけろ」とだけ言い残して立ち去ってしまいます。
しかたなくケイトの元に戻って、わけがわからないけどもう一方の自分の人生を過ごしだしたジャック。昨日までは世界一になろうとしている投資会社の社長だったのに、いまはタイヤのセールスマンなのでした。
なんだ、この貧乏な生活・・・なジャックでしたが、ケイトの愛情の深さや、ふたりの子供たちの愛くるしさ、それにリッチではないにしてもまわりの人々のやさしさに、無機質な仕事人間だった自分にはなかった喜びを見出します。
ですが、そもそも有能なジャックです。一介のセールスマンで納得はできません。元々自分の会社であったはずの社長とコネクトすることに成功したジャックは、投資への知識と先見の明を買われてその会社の役員になることに成功します。

これこれこうすれば、この会社はもっと大きくなります、と熱弁するジャック。
そして、郊外の辺鄙な家ではなく、マンハッタンに住んで子供たちにも私立の学校に通わせて、一流のいい暮らしをしようとケイトに言うのですが・・・。

話しの流れで、いままでの不思議ないきさつをケイトに説明するジャック。
ですが、ケイトはリッチな暮らしを歓迎しはしません。私はあの家が好き、子供たちもいまの学校が気に入っている、家族がいっしょに笑顔で暮らせるいまの生活を手放してマンハッタンに暮らすことなどできない、ケイトはそう言うのでした。
いまのジャックにはもうケイトとふたりの子供たちを手放す選択肢はありませんでした。13年前の自身の出世のことしか考えていなかったジャックはもういません。ですが、翌朝目覚めてみるとそこは元通りの世界で、あのクリスマス・イブの翌朝なのでした。
ジャックは会社の秘書に頼んでいまのケイトの住所を探させ、急いでそこを訪ねます。すると・・・

ケイトは荷造りの真っ最中でした。
ケイトは弁護士として成功していて、明日パリに引っ越すと言います。
「(13年前の)あのときはすまなかった」
謝るジャックにケイトは、
「そんなこと謝るために来たの? もう怒ってなんかないわよ。忘れたわ。あの頃はおたがい若かったし」
さらりと言うのでした。
さて、ジャックはどうするのでしょう?・・・って、もうなんとなくおわかりでしょうが、ここからが大ロマンティック展開になりますので、ハートウォーミング希望の方はぜひご覧くださーい(*´ω`*)
人生の岐路・・・。
ぼくの場合は餃子屋になるために5年間、毎晩餃子を改良しつづけてきたのに、ちょっと開業は難しいなとあきらめかけ、東証一部上場の会社に就活したら受かったのですが、サクサクママが、
「あんなにがんばって餃子作ってきたのに、あきらめてまた会社員やるの!?」
と渇を入れてくれたときだと思います。
ぼくはその会社にすぐさま入社辞退の連絡を入れ、開業のための努力をつづけていまなんとか19年間餃子屋をしています。
海外にも支店があったその会社。そこに入社していた方が良かったと思ったことはありませんが、入社していたら海外で働いていた自分がいた・・・のかもしれません。
とかく人生というのは選択の連続ですので、あのときあそこでと考えるのは愚問です。いろんな選択をし、いまそこにいる意味と縁があったからこそ、いまの自分の人生があるのですから。いまを愛せないと、愛する未来もないと思うのですが、アナタはどう思いますか?(*´ー`)