ブロッコリーと蒸し鶏のゴマ和えサラダ ― 2023年12月10日 15:20
本日の日替わり料理は・・・
ブロッコリーと蒸し鶏のゴマ和えサラダ 280円
ちくわのいそべ焼き 200円
春菊と長ネギのチヂミ 2切れ 380円
きゅうりの浅漬けサクサク風 220円
舞茸とエリンギのカリカリチーズ焼き 280円
あぶら揚げのハム大葉チーズはさみ焼き 250円
上:汁なし担々麵 500円
下: 〃 肉のせ 780円
それと、咲々餃子は月曜と火曜がお休みなので・・・
焼餃子・生餃子を買っておくなら今日ですよ~(^з^)-☆
ここからは『サクシネマ』です。
これは公開当時ぼくは18歳で、この映画は新宿のいまは無きコマ劇場で観た思い出の映画です。
『アンタッチャブル 』(1987年)
この4人のチーム名が『 アンタッチャブル 』。買収されない者たちの意。
ストーリーはいまさらですが、シカゴを牛耳っていたギャングのアル・カポネと、エリオット・ネス率いる『 アンタッチャブル 』との死闘。
ふてぶてしいロバート・デ・ニーロのアル・カポネ。
アカデミー賞最優秀助演賞に輝いたショーン・コネリーの名演。
乳母車が階段を落ちていく例の名シーンと、
このシーンで最高にカッコよかったアンディ・ガルシア。
実際のシカゴのユニオン駅のこの階段。
映画はもう本当に最高で、何度観ても飽きないし、カタルシスがすごいです。名作です。さすがブライアン・デ・パルマ監督!
ただ、この映画、実際とはだいぶ脚色されています。アル・カポネは殺人などの容疑では検挙できず、脱税の容疑で逮捕・投獄に至るのですが、エリオット・ネスは禁酒法時代における酒類取締局の捜査官ですので、カポネを直接検挙したのはネスではありません(追い詰めたのはネスですが)。
そして、『 アンタッチャブル 』のメンバーは映画ではネスがスカウトした3人でしたが、実際はもともと選出されていた11人で、その11人は誰も死んでいませんし、劇中のような銃撃戦すらなかったようです。
さらに、悲しい事実としては、ネスはこの活躍でFBIに入れることを期待し、実際に推薦状も出されていたのですが、当時のFBI長官であるフーバーはこれを無視。FBIが追い詰められなかったカポネを追い詰めたネスをFBI入りさせるのが癪だったというのが、その理由だとか。
失意のネスは、そのあとクリーブランドの公共治安本部長の座に就きますが、強引で乱暴な捜査方法に批判が続出!(lll ̄□ ̄)
しかも、私生活でも2度の離婚を経験し、さらには禁酒法が解除されてからというものネスは酒びたりになっていて、かつて酒を取り締まっていたにもかかわらず、飲酒運転で事故を起こしてしまうのです(>_<)
このため、ネスは職を辞任。民間の警備会社の会長職に天下りしたあと、クリーブランド市長選に立候補しますが、大差で落選(+д+)
さらには警備会社の会長職も解任されてしまい、バーで連日飲んだくれているところを、とあるライターに口説かれるかたちでカポネとの闘いを本にすることになります。その本こそが『 アンタッチャブル 』なのですが、出版前にネスは心臓発作で帰らぬ人となってしまいます。享年54歳。いまのぼくの年齢です。
実際のエリオット・ネス。
ネットという便利なツールのおかげでネスの光と影を知りましたが、人間だれしも光と影、表と裏があります。そういうものだと思って自他を俯瞰しないと、偏った人物像を創りあげてしまいかねません。そんなことを思いました。