菜の花のからし和え ― 2020年01月11日 14:47
本日の日替わり料理は、ちょっとほろにがいニクイやつな・・・

菜の花のからし和え 200円
この他にも、期間限定うずら卵餃子 300円もご用意してますので~(^з^)-☆
『サクシネマ』です。大好きなクリント・イーストウッドです。
これはシンプルなストーリーで、ハラハラドキドキなクライム・ストーリー(犯罪劇)です。

『トゥルー・クライム』(1999年)
スティーブ(クリント・イーストウッド)はニューヨークの一流記者だったのですが、酒癖と女癖の悪さが災いして、いまは地方の記者になっていました。
反省してか、禁酒はしたのですが、女癖は相変わらずで、職場の上司の奥さんと不倫をしているうえに・・・

今宵は同僚の記者ミシェルを口説くスケベっぷり(^_^;)
ミシェルにはうまくかわされてしまったのですが(っていうか、年齢がねぇ・・・。おじいちゃんと孫といった感じですよね)、
ミシェルはその帰りに交通事故で死んでしまい、ミシェルが取材していたネタを、スティーブが引き継ぐことになります。
そのネタというのが6年前に起こったエイミー射殺事件で、それはエイミーと彼女のお腹にいた子供を死なせた罪で、死刑判決を言い渡されていた黒人のフランク・ビーチャムへの取材でした。
その死刑執行はもう12時間後に迫っていて、最期の言葉を取材して記事にするというのがスティーブがすべきことでしたが、
事件の資料に目を通し、エイミーが撃たれたコンビニを見に行き、目撃証言をした会計士の男の話を聞きに行ったスティーブは・・・

〈これは冤罪かもしれないぞ・・・〉
そう思い、そして確信します。
となると、ゆっくりはしていられません。もう時間がないのです。でないと無実の男が6年の収監の末に死刑執行(薬物注入)されてしまうのですから。

フランクには奥さんと娘がいます。
想像してみてください。自分が何もしなければ、無実の人が死んでしまうかもしれないのです。そして、何かする時間はたった12時間しかないのです!
スティーブは初めて自身の出世のためではなく、他人の命を助けるためだけに奔走します。

上司に言っても、
「前にも同じようなことを言ってえらいことになったよな!」
みたいなことを言われ、
(スティーブはこの上司の妻と不倫をしています(^_^;))

担当検事に訴えても、
過去の失敗を指摘されて聞き入れてもらえず、

フランクの弁護士にもさじを投げられ、
それでもギリギリまであきらめずに、無実を証明しようとするスティーブですが・・・。
さて、フランクは死なずにすむのでしょうか?
結末については、映画を観てドキドキしてもらいたいのですが、
フランクは過去の悪事のせいで疑われてしまいましたし、
スティーブもまた、過去の失敗や、現在のいいかげんなふるまいのせいで、誰からも信じてもらえず、
つまりは、良くも悪くも自分のしてきた行為というものは、すべて自分という存在に積み重なっていくのだと思い知らされました。
余談ですが、
この映画、
主役がクリント・イーストウッドでは年齢的にムリがあります。劇中でスティーブが、別居している娘を動物園に連れて行くシーンがあるのですが・・・

どう見ても、ひ孫とおじいちゃんです(^^;)
といっても、
これ、クリント・イーストウッドのじつの娘なんですけどね(^o^)
クリント・イーストウッド、映画製作も、子作りも、精力的ですからね~(*´ω`*)