お得情報です♪2020年04月03日 11:17

お得情報です♪

本日は下記の焼きそばメニューを各50円引きで販売します

サクサク焼きそば          500円
キムチ焼きそば           550円
あんかけ焼きそば(醤油・ソース)  600円

サクサク焼きそば定食    700円(餃子セット950円)
キムチ焼きそば定食     750円(餃子セット1000円)

本日は上記のいつもの値段から各50円引きになりますので、この機会に食べてみてください\(^o^)/


       サクサク焼きそば


     あんかけ焼きそば(醤油味)



ここからは『サクシネマ』です。

質素だけれど、じんわりと沁みてくる。そういう映画が好きなんです。こういうような・・・


    『チチを撮りに』(2013年)


事前にストーリーも何も予備知識を得ずに観たんです。

〈『チチを撮りに』って何だ?〉

そう思って観始めると、冒頭で↑の姉妹が自転車で二人乗りをしていて、後ろに乗っていた妹がふざけて姉の胸を触り、

「チチを触るな!」

姉が妹をたしなめるシーンがあり、

〈チチって乳のことなのかな? なら、『チチを撮りに』って、なんかセクシャルな話なのかな・・・?(@_@;)

なんて思ったら、それはひっかけで、まったく乳は関係ありませんでした(^o^;)

では、あらすじを。

母子家庭で、母姉妹の3人で暮らす東村親子。

長女が小学1年生のときに、父親が外で他の女性を作って出奔してしまったのです。姉は父親のことを少しだけ記憶していますが、2歳年下の妹は、ほぼほぼ父親の記憶がありません。

ある日、母親の元に父親の弟から電話があります。兄が末期ガンで余命いくばくもないから会いに来てほしい。そういう電話でした。

母親は複雑な思いでしたが、迷った末に、ふたりの娘を向かわせます。デジカメを渡し、

「お父さんの写真撮ってきて。で、それを見て笑ってやるから」

それを見て笑ってやる、というのは、本意ではありません。母ひとりでふたりの子供を育ててきた強い母を演じているのです。

ということで、これだから『チチを撮りに』なのです。


 姉妹は乗り気じゃないなか、母に頼まれたから・・・
    という感じで父親の見舞いに向かいます。


ですが、向かっている途中に母から電話があり、さっきまた義弟から連絡があって父親が亡くなったということを、姉妹はしらされます。

なわけで、

見舞いのはずがお葬式に参列することになった姉妹なのですが、最寄駅に迎えに来たのは・・・


  異母兄弟の弟でした。


知らなかったのですが、父はいつの間にか再婚し、息子をもうけていたのです。

母と自分たちを捨てて出て行った父は、外で再婚して子供もつくり、私たちのことなどほったらかしで、自分だけしあわせな家庭をつくっていた。そんな人の息子を、弟だなんて思えるわけがない・・・。

そういうセリフはありませんが、そう思っているふうな姉妹(とくに姉。妹は父親の記憶がないので、父に対する恨みも姉より薄弱なのかもしれません)。


複雑な気持ちでお葬式に参列する姉妹。父の再婚相手の妻はおらず、訊くと7年前に夫と子供を置いて行方知らずになっていると言います。それを聞き、さっき恨めしく思った異母の弟を、今度は不憫に思う姉妹。

葬儀は父の弟の、姉妹にとっての叔父が喪主となって行われました。

「よく着てくれたね。兄貴もきっとよろこんでるよ」

姉妹に叔父はやさしい言葉をかけて気づかってくれるのですが、場の空気はアウェーの疎外感がハンパではありませんし、

叔父がいないところで、叔父の妻に、遺産を放棄する旨の念書にサインして欲しいと言われ、そういうつもりで来たわけではないのに、どうしてこんなひどい目にあわなくていけないの!、と頭にきた姉は、

「サインします! 母は離婚したときにも慰謝料を放棄したんです。私たちも何もいりません!」

叔父の妻に挑むような目を向け念書にサインをし、拇印も捺し、妹にもそれを促す姉。

そんななか、お葬式へと向かっていた姉妹の母親の携帯にメールが届きます。それは娘たちからでした。メールには、

《遺産を放棄してやった》

娘たちが窮屈な思いをしているだろうと思い、お葬式に向かっていた母でしたが、そのメールを見て、仕事場へと戻ることにします。たくましい娘たちに育った。誇らしい娘たちだ。そういう思いで。


お葬式が終わり、火葬場へと向かう段になって、自分の妻が姉妹に無情なる行為をしたことを知らない叔父は、

「火葬場にもいっしょに行ってやってくれないか? 兄貴もそうして欲しいだろうから」

「私たちは行きません」

姉が強く言い、隣で黙っている妹。


「兄貴を恨む気持ちはわかるけど、これで最期なんだ。
       どうか行ってやってくれないか?」


再度、懇願する叔父の言葉を振り切り、姉妹は歩いて駅へと向かいます。

決然と歩いているふたりでしたが、いろんな思いが頭をめぐります。

母に見捨てられ、父にも先立たれてしまった異母の弟はこれから・・・とか、

本当にこれでいいのだろうか・・・とか。

そんな複雑な思いでいると、妹の方が言うのです。

「お母さんはさ、私たちがお父さんをいつまでも恨んで生きてるみじめな育ち方はしてないと知ってほしかったから、私たちをお父さんのところに向かわせたんじゃないのかな。だったら私たち、火葬場に行った方がいいんじゃない・・・」

ハッとする姉。そして姉妹は・・・。

ぜひ、このつづきをご覧になってください。


母のもとに戻った姉妹が、3人なりの夫かつ父親との
 別れの儀式をするシーンには、心に灯がともりますから(*´ー`)


ところで、これは・・・


      『チチを採りに』です。


で、これは・・・


     『チチを摂りに』です(^-^)

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