しいたけのガーリック焼き ― 2023年02月12日 13:40
本日の日替わり料理は・・・
しいたけのガーリック焼き 280円
水菜とかいわれの塩昆布和え 230円
新玉ねぎのオニオンスライス 250円
厚揚げのえのきあんかけ 300円
魚肉ソーセージと玉ねぎのヤンニョンジャン炒め 300円
新じゃがと塩昆布のバター焼き 300円
特製マカロニ(ファルファッレ)サラダ 300円
舞茸のカリカリ焼き 小230円
※画像は小 中330円
それと、咲々餃子は月曜と火曜がお休みなので・・・
焼餃子・生餃子を買っておくなら今日ですよ~(^з^)-☆
ここからは『サクシネマ』です。
アカデミー賞の最優秀作品賞を獲得したこの作品・・・
『コーダ あいのうた』(2022年)
通常なら劇場公開時に映画館に観に行くのですが、そうせず、その後配信で観れるようになってもなかなか観なかったのは、この映画のオリジナルの・・・
『エール!』(2015年フランス製作)が、完璧の出来だったからです。
フランス語ではなく英語でリメイクするだけのことで、これをどうしたってこのオリジナルを超えることはないだろうと思っていました。
実際、思ったとおりでしたが、ハリウッド版もオリジナルに忠実でなかなか良かったので、ご紹介したいと思います。
《Coda》とはどういう意味かといいますと、《Child of Deaf Adults》の略で、《聞こえない親のもとに生まれた聞こえる子供》の意味です。
それはつまり、主人公ルビーのことです。
ルビー以外の両親と兄は聾者で、ルビーは家族の《声》となって、通訳をして生きてきました。
家族の生業である漁師の仕事にも付き添い、街に出るときも、漁協との交渉のときも、つねにルビーは家族のそばにいなければならず、家族もそれが当然だと思っているのでした。
そんなルビーの唯一の楽しみは歌うことで、ルビーの歌声を家族は聞く由もありませんが、なんだか歌うことが好きそうだなとは認識しています。
ルビーは家を出て都会の音楽系の学校に進学したいと思っていましたが、家族の《声》を失うのがいやな家族は、それを快くは思わず、「バカな夢を抱くな」「ここでずっと家族の声となってくれ」というようなことを言う始末。
いやはや、親が子供の夢を足蹴にするなんて、とんでもない親だなと思うこと然りなのですが、家族が《ある光景》を目の当たりにしたことで、娘を自由にしてやるべきだと改心するのですが、その《ある光景》の見せ方がオリジナル版が秀逸で、リメイク版ではどうするのかと思いきや、まんま同じでしたし、その後の展開まで同じでした。
なんだ、やっぱりこうするのか、だったらオリジナル版で充分だな・・・と思いつつ、しっかりと涙を流しているぼくがおり、この原作を考えた人は天才だなと再認識しました。
ちなみに、この映画の両親と兄役の3人の俳優は実際に聾者で、だからこそ映像に何の違和感もありません。
ルビーが家族に向けて示すこの指型は《I love you》を意味していますが、
まことちゃんの《グワシ!》は似ていても意味は違います(笑)