運命のボタン2017年04月30日 13:00

いつものように、最初は今日の日替わり料理の紹介です。

餃子の他にもう1、2品、こんなのどうですか?


   いんげんのゴマ和え 180円


 国産ブロッコリーのミモザサラダ 230円


で、

今日のブログタイトルの『運命のボタン』の話になるのですが、

『運命のボタン』とは、キャメロン・ディアス主演の、


 映画のタイトルです(原題『THE BOX』)。


ぼくは映画を観る前には、かならずネットの評判を確認します。みんながみんな《つまらなかった》と言っているもののために貴重な時間を浪費したくはないからです。

それで、この映画の評判を確認すると、好き嫌いがはっきりと分かれていて、逆に興味をそそられて観てみたのですが、

観終わったら、自分自身もこの映画を好きか嫌いかが判然としないというか、そういうちょっと複雑な映画なんです。

簡単にストーリーを紹介しますと、

ある日、キャメロン・ディアス(役名はノーマ)のもとに、↑の画像にあるボタン装置が送られてきます。

同封の手紙には、こんな内容が記してあります。

このボタンを押せば100万ドル(約1億円)もらえるが、その代わりにあなたの知らない誰かが死ぬことになる。

この選択をし、100万ドルを得るためには3つの条件があります。それは、

①雇い主についての情報はいっさい提供しないし、詮索もしてはならない

②夫以外にはこの提案を他言しない

③選択の期限は24時間

というもので、《午後5時に伺います》と書いてあるとおりに、その時間に現れたのが、画像右下の、顔の左半分が焼けただれた紳士で、

彼はアタッシュケースに入った現金100万ドルを見せ、これが冗談でも何でもないことを示したあと、

「期限が来たら、このチャンスは別の人に移ることになります」

というようなことを言って、家を去って行くのです。

ノーマと夫のアーサーの間にはひとり息子がおり、家は裕福でも貧乏でもありませんが、それなりにお金の心配をしながら生活しています。

このあと、ノーマはアーサーと話し合います。期限は24時間しかないので、選択の猶予はありません。

気味の悪い話に懐疑的なアーサーは、こう言います。

「その100万ドルがなければ、ぼくらはしあわせになれないのかい? ぼくはいまでもしあわせだよ」と。

ですがノーマは、

「しあわせだけど、100万ドルあれば生活が楽になるわ。お金の心配をしなくていいのよ」

「だけど、そのお金のために誰かが死ぬことになるんだぞ」

「囚人とか、悪人が死ぬのかもしれないわ」

・・・と、

さあ、

このあと、自分たちの利益のためにボタンを押してしまうのか、やはりお金には不自由しても、心を汚すことなく生きることが本当のしあわせだと気づいて、ボタンを押さずに期限が来るのか・・・

その心の葛藤と、夫婦や家族の絆みたいなものを、感動的に描いた映画なんだろうなと勝手に思っていました。

映画の尺のぎりぎりまで、ボタンを押すか押すまいかじらすんだろうなと思っていたら、

物語の3分の1ぐらいの時間帯で、ノーマがボタンを押してしまいます(・o・)

そうすると、例の怪しげな紳士が約束通りに100万ドルをくれ、ボタンを回収して帰ります。

その際、アーサーは我に返り、紳士にお金を返そうとするのですが、紳士は金を受け取らず、

「もう遅い。君たちはボタンを押してしまったんだから」

と言い残します。

ここから、物語はヒューマンドラマの色はなくなり、ミステリー&サスペンス色一色になっていきます。

紳士が乗っていた車のナンバーを調べると、それはNASAの車であったり、

ノーマがボタンを押した同時刻に、理由のない殺人事件が起こっていることを知ったり、

約束を破ってボタンの主のことを詮索するアーサーの前に、鼻血を流す不気味な人々が現れたり・・・

う~ん、

どうですか? この映画、観てみたくなりましたか?

物語のラストに、ノーマとアーサーの夫妻は、ボタンを押すか押さないかより、もっと苦しく悲しい選択を迫られます。そして、その選択をした瞬間に・・・・

ちょっと長くなってしまいましたが、

この話のミソは、その怪しい紳士は何者で、そもそも誰が何のためにこんなことをやっていて、そしてどうしてボタンを押したら誰かが死ぬのか、というところで、

それがわかったときに、シラけるのか、これはあくまでも人類の利己主義に警鐘を鳴らす映画なのだと考え、

ああ、たしかに人間というものは・・・とか、

ああ、しあわせというものは・・・とか、

いろいろ自問自答するのか、

それによって、この映画の好き嫌いが分かれるのだろうなと、

個人的にそう思いました。

ぼくが映画監督なら、ボタンを送った夫婦がちゃらい若夫婦で、紳士が説明し終わってもないのに、まるで


   早押しクイズのボタン


でも押すかのように、「ピンポーン!」なんて言いながらボタンを押してしまい、怪しげで物静かな紳士がキレ気味に、


      ・・・なんて叫ぶ


映画にしますね、きっと(*´艸`*)

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