なめこと豆腐のお味噌汁 ― 2020年09月16日 12:08
本日の日替わり料理はダシの効いた・・・
なめこと豆腐のお味噌汁 小230円
中280円
このほかには・・・
アスパラの肉巻き焼き 2本300円
この2品↓もまだ提供中です♪
シャキシャキレタスの生春巻き 250円
レタスチャーハン 650円
『サクシネマ』ですが、これは前人未踏の《壁》に挑んだ3人のクライマーたちのドキュメンタリー映画です。
『MERU/メルー』(2015年)
ヒマラヤにその形状がサメのヒレに似ていることから《シャークスフィン》と呼ばれているメルーという峻峰があります。
↓これがそのメルー峰
世界中のクライマーがここを攻略しようとしましたが、20回以上に渡り失敗に終わってきました。
その後、初登頂は2001年に達成されましたが、
シャークスフィンを直上するダイレクトラインは
未だ未踏のままだったのです。
この前人未踏の挑戦に命を賭けた3人のプロクライマーの、夢と意地と友情の記録、それがこの映画なのですが、
2008年に3人はこれに初挑戦します。ですが、天候が荒れたせいで途中で何日も足止めをくらい、8日間分の食料で17日間粘り、残り100mの地点までたどり着きながらも、泣く泣く撤退をしたという悔しい過去があります。
こんな岩壁にテントを設営し、
4日間もこのままだったりします。
何かあればまさに《必死》な状態ですが、
だからこその絶景がそこにはあります。
無理をして粘った3人の足は凍傷になっており(なにしろ夜にはー29℃になってしまうのですから)、戻っても1週間は車椅子で生活しなければならないほどにダメージを受けていました(lll ̄□ ̄)
だというのに、3人はそれぞれの仕事をしながらも、頭の中はいつもメルーのことでいっぱいでした。
絶対に再チャレンジする。3人の気持ちは同じでしたが、2011年に3人のなかのレナンが山で事故に遭い、頭蓋骨骨折・頚椎損傷という重傷を負ってしまいます。
「一生歩けなくなるかもしれないほどの重傷です」
医者にそう宣告されるレナン。しかも脳の血管に詰まりがあって、いつ脳しんとうになってもおかしくない状態だというのです。そんな状態の人間が、エベレストの、まだ誰も登れていない山壁に挑戦できるわけがありません。
ですが、
レナンはあきらめませんでした。懸命のリハビリと過酷なトレーニングに励み、そして3人はまたあのメルーに挑むことになるのです!
レナン以外のコンラッドとジミーにしてみれば、脳しんとうが発病すればそこで挑戦は終了になってしまうレナンとチームを組むのはリスクが大きすぎるはずです。でも、ふたりはこの3人でメルーに挑戦する、他のメンバーでなど考えられない、そういう共通の気持ちだったのです。
3人のチャレンジは前回同様に様々な困難に見舞われます。それに恐れていたことも起こります。レナンの言葉づかいが怪しくなり、脳に異常が現われているのが見てとれだしたのです( ̄□ ̄;)
3人の揺るぎない友情。山への愛情と情熱。不屈の精神。それを感じながら・・・
この最高の結末まで
固唾を飲んで見守ってください(*´ー`)
夢にまでだ見たこの頂でレナンが、
「ぼくもこのメンバーの一員だー!」
と叫ぶところは涙があふれましたし、しばらくの間、狭いその頂で3人でそこからの景色を眺めて無言になっているシーンにも、胸が熱くなりました。でもこれを見ても、
よし、俺も雪山に・・・
とは絶対に思えません。怖いですからね(^_^;)
ですけど、この3人を羨望の眼差しで見てしまいました。いいなぁこういうの・・・って(*´ー`)
3人のうちのひとり、この映画の監督であり、プロの山岳カメラマンのジミーはこう言います。
「山に登らない人生なんて、僕には想像できない」
なんか、カッコいいですよね(●^o^●)
ぼくも言ってみようかな。
「餃子を作らない人生なんて、僕には想像できない」
・・・・・・なんか、あんまりカッコ良くないですね(#´Д`#)